like a fate ❤be reunited with❤
一泊の旅行の準備をして来てください、とメールが入る。 LAXを発つ前に送られたメールだった。 「断られることを想定してないのね...。 迷ってもしょうがないし、神様の話は長そうだし、一泊してみるか。」 和織は一泊する準備を整え、空港へと向かった。 到着ロビーに着くと、Flight Infomationで到着時間を確認した。 「Delayかぁ...」 和織は鞄から本を取り出し、到着ロビーにある椅子に腰かけた。 半分程読み進んだところで声を掛けられた。 「お元気でしたか?」 見上げると老紳士が、柔らかな笑みで立っていた。 「着いたら電話してくださればよかったのに。 すぐに私が判りましたか?」 「す…
2018/04/26 00:00