Plus One 7
大学に着いて1限目の講義の教室に向かえば、一番隅っこの角の席に座るキュヒョンが見えた。最後に出席票さえ提出すればいいような講義だから、誰にも邪魔されず静かに寝るために毎回キュヒョンが自分のために席を確保しているのだ。近付く僕にキュヒョンが気が付いて携帯から顔を上げ、ぎょっと目を見開いたかと思えばすぐにその表情が変わり、ゲラゲラと笑い始めた。「え、何その眼鏡。ギャグ?」「違うし!これしかなかったんだ...
2019/11/29 11:00
2019年11月 (1件〜100件)
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