北海道遺産「積丹半島と神威岬」
神威岬 2004年に「積丹半島と神威岬」が北海道遺産52件の内の1件に認定され、次の世代に引き継ぎたい北海道の大切な宝物であると認められました。 積丹半島開発の歴史は古く、江戸時代からのニシン漁などにより北海道の中では早くから開け、明治期には商業活動で発展し、その遺構である番屋、揚場跡、袋澗、トンネル、旧街道などが保存されています。さらに、ニシン漁から生まれたソーラン節の発祥の地でもあり、2008年には、実際に鰊場へ働きに出かけた人達が中心となり、保存会を立ち上げています。 半島部はおよそ北西の日本海に向かって約50km突き出した半島で、地形は平野部が少なく急峻で、半島先端部の余別岳、積丹岳を…
2023/07/29 17:30