大悪性ロスタイム
もう5年くらい共に過ごしているカビゴンの腹を揉みしだくことで暇を潰している。カビゴンはおおらかなポケモンなので、人間がお腹を揉んでいてもそんなことは気にも留めず居眠りこいている。 中学生二年生の時にヨコハマのポケモンセンターからしょっ引いてきたコイツはクッションにしても良し、眺めても良しと、自慢の相棒である。 今の日常もカビゴンのお腹のようにのっぺりしている。大学の授業開始日程は2回ほど順延されたのち、皆科目おんらいん化の詔が発令された也。主軸を失った毎日はちょうどギリギリのコマのようで、要するに全くもって上手く回らない。生活を彩るべき趣味も少々食傷気味だ。濃度の問題。 音楽を聴く時間が増えた…
2020/04/10 21:02