広がり続ける経済格差は資本主義を変えるかもしれない2
さっそく前回の続きを書こうと思います。 株主と会社に必要な少数のエリートが莫大な富を享受し、残りの人間は貧困に陥る未来もありえます。しかし、その前に社会の構図が変わる可能性が高いです。 ここまで書いたと思います。 なぜ、そう思うのかについてですが、今までの資本主義の変遷をみてみると分かります。 18世紀半ばに、1人1人の個人が自己の利益の追求を行い投資を行う事で、社会全体の成長と効率化につながるという考え方が生まれました。アダムスミスの「見えざる手」という有名な言葉はこの事を言っています。しかし、この当時は今のように労働基準法もありませんし、最低賃金も決まっていません。結果、労働者は劣悪な環境…
2019/01/12 20:36