列車に乗った君たちはいいが、残された家族は? 僕たちは希望という名の列車に乗った
2018年 ドイツ あらすじ 第二次世界大戦後、ドイツはソ連と西側諸国とによって東西に分断された。当時はまだベルリンの壁はなかったが、東ベルリンと西ベルリンとの往来は制限されており、特に東から西側への逃亡に対しては厳罰が課されていた。そんな時代の東ドイツの学生達の実話。 テオとクルトは選抜された優秀な学生が集められた進学クラスの旧友だった。2人とも西側に憧れがあり、祖父の墓参りを口実に西ベルリンに行き映画鑑賞などでその雰囲気を味わっていた。 クルトの父は東ベルリンの市議会議長で、彼が西へ行くのを嫌っていた。 テオの父は工場労働者で、労働者階級の家系で初めて進学クラスに選抜された彼に期待を寄せて…
2021/05/24 07:00