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2018/12/11

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  • アフリカ ベーシックインカム社会実験 GiveDirectly

    Give Directly Joe Huston氏 2017年ベーシックインカム世界大会の取材記事、再掲します! ギブ・ダイレクトリー(GiveDirectly) アメリカのギブ・ダイレクトリー(GiveDirectly)という団体は、集めた寄付金を元手として、アフリカ最貧国の人々に現金支援し、生活や精神状態がどのように変わったかを追跡調査するという活動を開始しました。 現地政府や行政にゆだねた支援は、その多くが搾取され、本当に困っている人に届かないという話も聞きますが、GiveDirectlyは、ベーシックインカム導入実験への参加者が受け取れるような仕組み(携帯電話の活用など)を採用していま…

  • 政府貨幣による無条件ベーシックインカム

    無条件ベーシックインカムとは 「作っても売っても働いてもビンボーになる理由」で説明したとおり、ほとんどの人には十分な「購買力」がないうえに、わずかな「購買力」も、税金を徴収されることで、さらに弱められています。資本主義をより良く機能させるには、一人ひとりの「購買力」を高めることが必要です。それには、一人ひとりに現金を配ることがもっとも効率的です。一人ひとりに、現金を定期支給するシステムを「ベーシックインカム(BI)」といいます。ベーシックインカム(BI)の基本理念(BIENの定義)は ・現金を・無審査無条件で・個人に・定期支給する ことです。世界最大のベーシックインカム学会BIEN(Basic…

  • 作っても売っても働いてもビンボーになる理由

    作っても売っても働いてもビンボーになる理由 1杯330円のコーヒーのうち人件費は110円と言われています。なので、自分の給料では、自分が売ってるコーヒーを買えません。「何言ってるの? 私はカフェで働いて、月に15万円稼いでるわ。働いているお店で売ってるコーヒーくらい買えるわよ。」 という声が聞こえてきそうです。自分目線では確かにそうなのですが・・・。マクロで考えてみよう 自分の給料では、自分が売ってるものを買えないという話は、自分目線ではなく、マクロ目線でとらえないと、理解することができません。カフェの例でいくと、従業員や雇用主の月給総額が、お店の月間売上金額を超過することはありえません。そん…

  • ユニバーサル・ベーシックインカム ブルームバーグの論説

    画像引用:Universal Basic Income Explained – Free Money for Everybody? 2019年11月1日、ワシントンポストに掲載された論説です。ユニバーサル・ベーシックインカムについて、現時点でのアウトラインを理解できる内容になっています。 「財源がない」というところに着地するあたりは、今のところマスコミの「お約束」のようです。 Universal Basic Income - The Washington Post Bloomberg QuickTake Analysis By Paula Dwyer Universal Basic Incom…

  • 2019年Global Forum 台湾大会 参加報告会

    2019年10月15日(火)19:00@ブックカフェゆかるひ2019年グローバル・フォーラム台湾大会 参加報告会 グローバル・フォーラムに参加して グローバル・フォーラムは、ダイレクト・デモクラシーを前進させるための、世界最大の国際会議です。世界中から、研究者、政治家、自治体職員、市民活動家らが集まり、社会にダイレクト・デモクラシーを根づかせるにはどうすればよいのかが、真剣に話し合われます。上岡みお、2019年9月30日から10月5日にかけて開催された、グローバル・フォーラム台湾大会、プレイベントの台湾デモクラシー・トレイン、台北市主催のシティ・サミットの様子についての報告させていただきました…

  • 民主主義:10の大切な要素 ブルーノ・カウフマンさん

    9月15日の「民主主義の国際デー」に、ブルーノ・カウフマンさんがスイスインフォに寄稿した International day of democracy / Ten key ingredients for a democratic society という記事を紹介します。 民主主義の、10の大切な要素とは・・・! 10-テクノロジー デジタル化は私たちの日常生活の一部となっていますが、民主主義の一部にはなっていません。 在外スイス人は、オンライン投票システムを使用して、投票または選挙で投票を行うことはできません。 政府は、現行システムは悪用される可能性があると主張しています。 しかし、バルト海沿…

  • 直接民主主義を前進させるための国際会議 グローバル・フォーラム

    グローバル・フォーラムとは グローバル・フォーラムは、世界中から、学者、政治家、政府高官、ジャーナリスト、市民活動家らが集まって、直接民主主義を前進させるための情報交換や意見交換を行う国際会議です。 昨年2018年のローマ大会では、世界100か国から500名が参加されたそうです。 ディスカッションのテーマ 上岡みお、ブルーノ・カウフマンさんの「無茶振り」により、このグローバル・フォーラムの本会議総会に、パネリストとして参加することになりました。 ディカッションのテーマは 「How Do We Turn People Power into Direct Democracy in Asia and…

  • 民主主義の方法:国等への意見書の提出を求める陳情

    画像:琉球新報 沖縄県民投票によって辺野古新基地建設を中止することが「沖縄県の民意」であることがハッキリした2019年2月24日以降も、辺野古新基地建設は中断されることなく進んでいます。憲法前文に主権在民と明記されている民主主義国として、あってはならないことが進行中。 「新しい提案」実行委員会による陳情 琉球新報の記事から抜粋引用 辺野古県民投票終了後、安里長従さん率いる「新しい提案 実行委員会」は、辺野古問題の公正な解決を求める陳情書を1788地方議会に提出。2019年8月2日現在、陳情採択と意見書可決が30市町村議会となった一方、不採択・否決は61市町村議会に。安里氏は「(民意に)向き合わ…

  • グローバル・フォーラム ローマ大会で承認された マグナカルタ

    画像引用:Roma Capitale Sito Istituzionale Global Forum 2018 sulla democrazia diretta 10年前、ブルーノ・カウフマンさんが共同代表をつとめるシンクタンクがスタートさせたグローバル・フォーラムは、直接民主主義を進化させ続けている世界会議です。上記画像は、2018年10月に開催されたローマ大会の様子です。ホスト役となったローマ市のホームページに掲載されていたものです。左の写真、右から2人目がブルーノ・カウフマンさん、右から3番目が、ローマ市長のヴィルジニア・ラッジ氏です。世界では、民主主義が後退していると憂う声があ…

  • CHダグラス 世界で初めてベーシックインカムの具体策を打ち出した偉人

    CHダグラス『社会信用論』 クリフォード・ヒューイ・ダグラス(1879-1952年)ケンブリッジ大学に学んだエンジニア。マネーシステムの構造的欠陥を見抜き、それを是正する方法を提言していった。 主な著書は『エコノミック・デモクラシー』(1920)『社会信用論』(1924)『社会信用論(改訂版)』(1933)『信用の独占』(1931)『マネーの使途』(1935『一時的な調査』(1937)など。 『社会信用論(改訂版)』(1933)は、世界ではじめて、ベーシックインカム(ダグラスは国民配当という言葉を用いている)の具体策を打ち出した歴史的名著である。 1935年、カナダのアルバータ州で「社会信用党…

  • 住民投票から未来を作る!スイスと日本 ブルーノ・カウフマンさん④

    2019年4月21日、沖縄県那覇市で開催した講演会 「住民投票から未来を作る!スイスと日本」質疑応答から カウフマンさんへの質問 Q 台湾にスイス並の国民投票制度が導入されたそうですが、その経緯について教えてください。A台湾では、国民発議による国民投票を行う権利が憲法に明記されていましたが、それを実行する法律が存在していませんでした。私が初めて台湾を訪れた2003年に、国民投票に関する法律制定が始まりました。直接民主主義の理念はあっても、実行する手段がなかったのです。そのときに導入された法律は、とても制限が多くて使いにくいものでした。大きな組織や団体でなければ、使いこなせない制度でした。国民投…

  • 住民投票から未来を作る!スイスと日本 ブルーノ・カウフマンさん③

    2019年4月21日、沖縄県那覇市で開催した講演会 「住民投票から未来を作る!スイスと日本」質疑応答から カウフマンさんへの質問 Q スイスでは、住民投票の結果は尊重されますか? 投票結果に拘束力はありますか? A はい、スイスの住民投票は、投票結果に100%拘束力があります。 Q投票結果に拘束力のない日本では、日本政府は、沖縄県民投票を無視しています。どのようにすればよいでしょうか。 A投票結果に拘束力がないというのは、とても大きな問題です。それはまるで、投票結果に拘束力のない選挙のようなものです。バカバカしいことがわかりますよね?今日はちょうど、選挙日でした。「この人が当選しました。でも無…

  • 住民投票から未来を作る!スイスと日本 ブルーノ・カウフマンさん②

    2019年4月21日、沖縄県那覇市で開催した講演会 「住民投票から未来を作る!スイスと日本」質疑応答から カウフマンさんへの質問 Q 日本政府は秘密主義です。福島原発事故の実情を国民にも世界にも知らせません。そのため、東京など福島米の消費地では死亡率が高くなっています。日本では、正しい情報を得ることも、意見を言うこともできません。正しい情報を得たり、意見を言うためには(スイス並の)住民投票制度を導入しなくてはなりません。そのためにはどうすればよいのでしょうか A 住民投票それ自体に、情報公開を進める力が備わっています。街頭で署名を頼まれたら、何についての署名なのか尋ねますよね?それについて住民…

  • 住民投票から未来を作る!スイスと日本 ブルーノ・カウフマンさん①

    2019年4月21日、沖縄県那覇市で開催した講演会 「住民投票から未来を作る!スイスと日本」質疑応答から カウフマンさんへの質問 Q スイスの直接民主制度は素晴らしいが、なぜ、他の国は採用しないのでしょうか A 権力者は、権力を分け与えないようにしようとするものだからです。 2つの例をご紹介しましょう。第二次世界大戦中、スイスは参戦しませんでしたが、ヨーロッパ中が戦争中だったため、スイスの民主制度も廃止されてしまいました。そして、政府は軍の配下に置かれました。住民発議制度や住民投票制度が復活したのは、戦争終結から4年後のことです。 スイス政府は、直接民主制度によって、スイスが共産主義国になって…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート全文

    遂に遂に、上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳全文をPDFにてご覧いただけるようになりました!右上のアイコンをクリックすると、拡大表示されます。民主主義のあるべき姿を正しく理解できるポイントがコンパクトにまとめられている良著。21世紀の地球人の必読書です。 にほんブログ村

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート全文

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 遂に遂に、グローバル・パスポートの全文をPDFにてご覧いただけるようになりました!右上のアイコンをクリックすると、拡大表示されます。民主主義のあるべき姿を正しく理解できるポイントがコンパクトにまとめられている良著。21世紀の地球人の必読書です。 にほんブログ村

  • 岩手県議会、辺野古の工事を中止し、沖縄県と協議すべきとの意見書を可決

    岩手県 達増拓也知事 岩手県がすばらしい!岩手県の達増拓也知事、素晴らしいですね~~~~~!「朝鮮戦争の終結宣言が取り沙汰される平和に向けた流れの中で、辺野古に基地をつくる必要はない」と、おっしゃっています。そして岩手県議会ではこのような意見書が可決されました。 「沖縄県民投票の民意に応え、辺野古の埋め立て工事中止を求める意見書」は、岩手県議会の他、沖縄県議会と名護市議会、そして小金井市議会武蔵野市議会でも可決されました!素晴らしい流れです! 全国都道府県知事の反応 沖縄タイムスが行った全国都道府県知事へのアンケートでは、投票結果を日米両政府は尊重すべきかとの問いに、「尊重すべきだ」と答えたの…

  • 沖縄県石垣市 陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票

    画像引用:石垣市住民投票を求める会 沖縄県石垣市では2018年、「石垣市住民投票を求める会」が、 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票を実施するために署名を集めました。住民投票を実施するに必要な署名数は、有権者の50分の1です。「石垣市住民投票を求める会」は、法定署名数776人の18倍、有権者3万8799人の37%にあたる1万4263筆の有効署名を集めました。2019年2月1日、石垣市議会・臨時議会では、1人が退席し、賛成10人、反対10人の同数となったため、裁決は議長にゆだねられることになります。そして平良秀之議長は、この住民投票条例案を否決としました。★ スイスや台湾で…

  • 辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問うた沖縄県民投票 Q&A

    辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問うた沖縄県民投票 Q&A Q 直接請求権 (=住民発議 =イニシアチブ) Q 直接民主制と間接民主制 Q 住民投票の投票結果の法的拘束力 Q 沖縄県民投票の投票結果はどうなる? Q 埋立て承認撤回とは Q 市町村事務に要する経費について Q 全国の住民投票の実施状況について Q 直接請求権 (=住民発議 =イニシアチブ) 日本では、地方政治においては、住民の意思を政治に反映させられるように、直接請求権が認められています。直接請求権には、(1)条例の制定や改廃を請求する権利 (住民発議、イニシアチブともいう)(2)地方公共団体の事務の監査請求権(3)地方…

  • 辺野古県民投票~県民投票は熟議の好機

    今井一さんの講演会主催者は20歳の琉大生、鍵田修平さん。左側の方です。上岡みおは、鍵田さんが「論壇」へ投稿された文章を読んで、涙が出るほど感動しました。鍵田さんが主張されていることが、過去30年間で1000件以上の住民投票にかかわってきた、住民投票の世界的識者ブルーノ・カウフマンさんがおっしゃっていることと、同じだったからです。それはつまり、「民主主義とは熟議すること」幸いにも鍵田さんの許可を得られたので、「論壇」に投稿された文章をシェアさせていただきます。(見出しは上岡みおによるもの)講演会では、今井さんのお話が素晴らしかった(抱腹絶倒のお話ばかり)のはもちろんですが、こんなふうに考える若い…

  • 1分でわかる 辺野古新基地建設 沖縄県vs国 訴訟の経緯

    画像引用元:埋め立てられる“民意” 辺野古の土砂投入から1週間 反対よそに国は工事加速 沖縄タイムス+プラス ニュース 沖縄タイムス+プラス 辺野古新基地建設問題。沖縄県と国との争いについては、沖縄県外の新聞で報道されることが少ないため、沖縄県外の人には、何が起きているのかわからないことばかりです。ポイントは「基地建設に際しては、沖縄県が埋め立ての裁量権を持っている」ところにあります。 辺野古をめぐる訴訟の経緯 福岡高裁の判決の問題点 まとめ 辺野古をめぐる訴訟の経緯 2015年10月 翁長知事「仲井真前知事が埋め立てを承認したこと」を取り消し ⇒ 国土交通省が「執行停止」を決定(承認…

  • 米軍基地を沖縄に置かなくてはならない理由が崩壊している件

    出典:アングル:北朝鮮ミサイルが日本上空通過、その時何が起きたか ロイター 沖縄県に米軍基地が置かれる理由 1)沖縄の地理的優位性 2)海兵隊の一体的運用について 海上阻止行動 対テロ作戦や安定化作戦 平時における人道支援·災害救助 人質の奪還等の特殊作戦 3)普天間飛行場の返還と本件新施設等との関係について 4)普天間飛行場による騒音被害や危険性の原因と対策 米軍基地を沖縄に置かなくてはならない理由は崩壊している 沖縄県に米軍基地が置かれる理由 沖縄県に基地が置かれる理由について、2016年9月に福岡高裁が出した「辺野古違法確認訴訟 判決(要旨)」を確認してみましょう。 1)沖縄の地理的…

  • 日米安保条約の賛成率の高い県が基地を負担すべき 今井一さんのご意見③

    2018年12月12日、琉球大学で開催された今井一さんの講演会。安保条約が関わってくる県民投票について、今井さんのお考えをうかがったところ、またまた痛快極まりないお話が展開されていきました。 安保条約賛成派は8割 安保条約や基地問題に関することは、沖縄県だけで具現化するのはムリです。東京、大阪、全国の人を巻き込んでいくしかないです。今、8割の人が安保条約賛成派です。国民投票やったら、8対2で可決されて終わりです。 日米安保条約の賛成率の高い県が基地を負担すべき 国民投票のルールを決めておいて、都道府県ごとに開票して、日米安保条約の賛成率が高い順に基地を受け持つとかね。そうしないと、「日米安保賛…

  • 安保条約支持と応分負担をセットにした国民投票をすべき 今井一さんのご意見③

    2018年12月12日、琉球大学で開催された今井一さんの講演会。安保条約が関わってくる県民投票について、今井さんのお考えをうかがったところ、またまた痛快極まりないお話が展開されていきました。 安保条約と県民&国民投票 安保条約や基地問題に関することは、沖縄県だけで具現化するのはムリです。東京、大阪、全国の人を巻き込んでいくしかないです。今、8割の人が安保条約賛成派です。国民投票やったら、8対2で可決されて終わりです。ただし、ルールを決めておいて、都道府県ごとに開票して、日米安保条約の賛成率が高い順に基地を受け持つとかね。そうしないと、「日米安保賛成だよ。でも基地は沖縄ね。」じゃ、何の葛藤もない…

  • 辺野古新基地建設問題 知事選挙で民意は示されたのか?

    画像引用元:【公式】「辺野古」県民投票の会 ブログ読者からのコメント ブログ読者の方からコメントを頂戴しました。県民投票にかかわる疑問が、とても分かりやすく網羅されていたのでご紹介します。「知事選挙で民意は示されたと思っていたんですが、今度は県民投票。怖いのは県民投票の結果が踏み躙られたらどうするんでしょう? ほぼそうなると分かっていならがらの投票に何の意味があるのか・・・それとも、沖縄県民の力を示す、これ以上の行動がまだあるのでしょうか・・・ 」ここでは「知事選挙で民意が示されたのか」について、裁判所の判決と、弁護士のご意見をご紹介します。(そのほかのご指摘については、別枠で考えていきますね…

  • 辺野古県民投票に市町村の協力を得られなかったら 今井一さんのご意見②

    2018年12月12日、琉球大学の学生さん主催の今井一さんの講演会。会場から、石垣市などの動向を危惧する声が出たところ、今井さんのご回答は、痛快極まりないものでした。 地方議会が協力しないんやったら、沖縄県が出張所もうければええねん。もしも地方の首長が県民投票を実施しないなら、憲法裁判になりますよ。ボクが住民なら投票権はく奪された精神的苦痛を訴えて裁判おこします。絶対に勝てます。一人10万円で1000人いたらエラい額やで。そんなもん税金からは出せへんから首長や議員のポケットマネーから出すことになんねんで。 石垣市長の中山氏はこんなことをツイートしておられます。 主権者の主権行使の機会を奪うなん…

  • 辺野古県民投票に市町村の協力を得られなかったら 今井一さんのご意見①

    2018年12月12日、琉球大学の学生さんが主催した今井一さんの講演会に行ってきました。今井一さんは、新潟県巻町、岐阜県御嵩町、名護市、徳島市、米原町、岩国市など各地で実施された住民投票を取材してこられたジャーナリスト。住民投票に関する本を多数出版されており、関西学院大学や関西大学でも教えていらっしゃいます。衆参両院の「憲法調査特別委員会」に参考人&公述人として、国民投票のあるべきルールや諸外国での実態などについて陳述するほどの方です。会場から、石垣市などの動向を危惧する声が出たところ、今井さんのご回答は、痛快極まりないものでした。 沖縄の県民投票が、日本全国津々浦々知れ渡っていく。話題になる…

  • スイスのベーシックインカム導入実験、資金不足により中止

    www.youtube.com スイスで行われる予定だったベーシックインカム導入実験。資金調達できず中止になったそうです。 www.swissinfo.ch ■税金は、ベーシックインカムの財源として不適切受給者数の少ない導入実験においてさえ、財源不足により中断されることのあるベーシックインカム。国民全員に生活に困らないだけのお金を支給するには、財源を税金とするのは現実的ではありません。ベーシックインカムの財源としては・政府がお金を発行して配る。・赤字調達となるが、年度末に帳簿上で焼却処理する。という案が最善と思われます。この案は、イギリスの研究者ジェフ・クロッカー氏が提唱しているものです。クロ…

  • 沖縄県民が実践する民主主義のすばらしさ

    画像引用元:【公式】「辺野古」県民投票の会 2019年2月24日に行われる予定の辺野古県民投票。県民が発議して署名を集めたうえで行われる、合法的な県民投票です。民意を問う「直接民主主義」が現在進行形で進んでいます。すごいことです。ところが、石垣市議会は、県民投票条例案に反対する意見書を可決しました。これは、民主主義を破壊する行為です。これに対し、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表と安里長従副代表らは、意見書を可決した与党議員らと議員協議会室で意見交換を行ったそうです。民主主義の基本は「話し合い」。民主主義を破壊する行為に対しても「話し合い」で解決しようとするのは、民主主義のお手本といえる行…

  • 国際フォーラム ベーシックインカムとダイレクトデモクラシー

    2018年3月6日、沖縄大学にて開催されたフォーラム「ベーシックインカムとダイレクトデモクラシー」 ■ 主催者・上岡みお より 「ベーシックインカムとダイレクトデモクラシー」は、不思議なご縁と偶然が重なったおかげで、私が敬愛してやまない4名の方たちに揃ってお話いただくことができた「奇跡のフォーラム」です。登壇者のお話には「誰一人困窮者を出さない社会」を作ろうとするときに、欠かすことができない知恵が詰まっています。 ・貧困は市場経済主義とセットになっていること・行政による画一的な対策では、困窮者は救いきれないこと・誰もが幸せに生きていける社会にするには、全ての人に生活に必要なお金を配る「無条件ベ…

  • 国連事務総長も、無条件ベーシックインカムを支持している!

    アントニオ・グテーレス国連事務総長 ポルトガル首相、社会主義インターナショナル議長、欧州理事会議長、国連難民高等弁務官 (UNHCR)などを歴任した後、2017年から第9代国連事務総長を務めておられる方です。 www.youtube.com 2018年9月25日に開催された国際連合総会での、グテーレス氏のスピーチの模様です。国連事務総長のグテーレス氏も、これからの時代、無条件ベーシックインカムの導入は不可避と考えておられうようです。 (1:19くらいから) 政府はより強力なセーフティネットを構築していかねばならない。 それは「無条件ベーシックインカム」になっていくだろう。 government…

  • 民主主義を前進させるためには住民投票制度を整えることが必要

    画像引用元:【公式】「辺野古」県民投票の会 玉城デニー沖縄県知事は、辺野古県民投票について、2019年1月末から2月末までに実施する意向を固めたそうです。news.livedoor.com 住民投票は、民意を直接示すことができる、唯一の合法的手段です。ところが、日本の住民投票制度は、投票結果に拘束力がありません。それでは世論調査の域をでません。多額のお金をかけて住民発議し、多額のお金をかけて投票する意味も薄れてしまいます。現行制度では、投票結果を政治に反映させるには、間接民主制(=選挙)で選ばれた議員に頼るしかありません。結果、予算とか、政治的経緯とか、パワーバランスとか、経済的に、とか、あり…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(20ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(20ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 住民発議権をめぐる取り組み ■モロッコ モロッコでは、2011年の憲法によって、住民による立法行動が権利として認められています(第14条)。 しかしながら、実施法が整備されていないため、住民は、この憲法上の基本的権利を行使できない状態に置かれています。 ■EU(欧州連合) EU(欧州連合)では、「議題発議権」に限定されるものの、加盟国住民に対して、7つ以上の加盟国から100万人以上の賛同を得るこ…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(19ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(19ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 住民発議権をめぐる取り組み ■アメリカ合衆国 アメリカ合衆国のオレゴン州では、住民発議権を利用することで、新しい法案や憲法改正案を提案することができます。 主導者は、直近の州知事選の投票者数の6%(憲法改正案の場合は8%)に相当する数の署名を集めなければなりません。 2016年11月8日には、4つの住民発議案が住民投票にかけられました。そのうちのひとつは、ウミガメ、クジラ、サメなど12の動物に由…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(18ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(18ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 住民発議権をめぐる取り組み ■ウルグアイ ウルグアイでは、有権者の10%の同意を得ることができれば、憲法修正案を発議することができます。 最終投票において、全有権者の35%の同意を得ることができれば、憲法修正案は可決されます。 2014年10月26日、逮捕年齢を18歳から16歳に引き下げようという憲法改正案が、住民発議によって提案されました。 この提案は、投票者の53%が反対したため否決されまし…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(17ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(17ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 住民発議権とは 住民発議権は、国、州や県、そして市町村に対して政治的議題を提案する方法として認知されています。 EU諸国では、2012年に初めて、「欧州市民イニシアチブ(ECI)」が制定されました。 「欧州市民イニシアチブ(ECI)」では新法を提案することだけが許されており、投票は行われません。 オーストリア、ブラジル、フィンランド、モロッコ、スペイン、タイなど、新法を提案する権利すなわち「課題…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(16ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(16ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 住民発議権とは イニシアチブとも称される住民発議権の初期の形態は、すべての臣民が、皇帝宛に提案や苦情を伝えることができた、帝政時代の中国の陳情書です。 しかしながら、陳情書に法的拘束力はなく、単なる嘆願の域を出ないものでした。 住民による新法制定の手段として、署名集めによる住民発議という方法が初めて憲法に記されたのは、フランス革命後の18世紀末のことです。 現在では、住民発議権が頻繁に発動されて…

  • 日本の民主主義制度の問題点 議会が民意を潰せる仕組みになっていること

    素晴らしい伝統行事が受け継がれている桃源郷 大宜味村 www.youtube.com 15年前の話になりますが、大宜味村でも住民投票条例案が議会で否決されていました。日本の民主主義制度の問題点は、直接民意を問う制度「住民投票」を議会や自治体がつぶせる仕組みになっていること。小さな村の、小さな事案だから潰してもいいという話ではありません。 戦争はイヤだ!という人が大半だったとしても、その民意を反映させる仕組みがないということなのですから。2003-07-30 大宜味村(沖縄) 埋め立て賛否の住民投票条例案を否決 2003-07-30 大宜味村(沖縄) 埋め立て賛否の住民投票条例案を否決 大宜味村…

  • 沖縄県石垣島 住民発議による住民投票に向けて

    ■日本の住民投票制度の欠陥日本の住民投票制度の最大欠陥のひとつは、投票結果に拘束力がないことです。 20年前に行われた名護市民投票では、辺野古基地建設「反対」が過半数をとりましたが、日本政府はそれを無視。投票結果に拘束力がないからです。■住民投票の正当性とはいえ、合法的に執り行われた住民投票の結果にはとてつもない「正当性」が付与されます。20年前の名護市民投票で辺野古基地反対が過半数をとったという事実が辺野古基地反対運動が20年以上も続けられている根拠のひとつになっていることを否定する人はいないでしょう。■住民投票が活発な沖縄辺野古基地反対運動が続けられている沖縄県では、名護市民投票をから20…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(15ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(15ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 利用すべき制度を見極めよう ■一般投票/強制的一般投票 法律によって執行することが定められている強制的一般投票も、ダイレクト・デモクラシー制度のひとつです。かかる議案について、すべての有権者に投票するよう呼びかけねばなりませんが、署名を集める必要はありません。強制的一般投票は、主として、課税問題や憲法改正など重要な政治課題が持ち上がったときに執行されます。強制的一般投票の結果に法的拘束力があるか…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(14ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(14ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 利用すべき制度を見極めよう ■ 一般投票 住民発議、すなわち、住民の側から政治的提案をしようとする行動が、ダイレクト・デモクラシーを推進する「アクセル」に例えられるのに対し、一般投票は、「アクセル」への反作用としての「ブレーキ」に例えられます。住民が主導する一般投票は、その典型例といえるでしょう。政治的には少数派に属する住民であっても、政府(地方政府含む)が立案した条例や法律、憲法改正案について…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(13ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(13ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 利用すべき制度を見極めよう 自分の意見を政治に反映させる制度としてのダイレクト・デモクラシー、参加型デモクラシーには、住民発議権、為政者が発動させる一般投票、あるいは参加型(協議型)の方法など、いくつかの制度があります。 ■ 住民発議権 住民発議権とは、政治的には少数派の住民であっても、法律改正を伴う政治的議案を提案できる権利のことです。この権利を行使するためには、自分が居住する地域の法律につい…

  • アクティブ・シチズンシップ 住んでいるエリアを良くしたいという思いと、ちょっとした行動力

    https://www.youtube.com/watch?v=kiZNO_Lca8kwww.youtube.com 住んでいるエリアを良いものにしていこうという意識と、それを実行しようとする、ちょっとした「行動力」がアクティブシチズンシップ。難しく考える必要はまったくありません。ブリティッシュ・カウンシル(英: British Council)という、1934年に設立されたイギリスの非営利団体が「アクティブ・シチズン」についてのビデオを作っていたので要約を紹介します。 イラスト出典:What is Active Citizens?(British Council) 「こんな風にすると、住んで…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(12ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(12ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 参加すべき政治階層を見極めよう ■ 国際政治 -------------------------------------------------- 住民が行使できる権利 住民が行使できる権利についての情報は「the International IDEA」のサイトに掲載されています。 Direct Democracy Database: http://www.idea.int/data-tools…

  • 住民発議による住民投票制度 民意をつぶせる仕組みとは

    出典:CNN.co.jp : カリフォルニア州3分割案、11月の住民投票は見送り カリフォルニア州では、およそ2週間後の2018年11月6日に、州を3つに分割する住民投票が行われる予定でした。 (住民発議を行った)ドレーパー氏は3分割を提案した理由について、学校制度や高い税金、インフラの劣化といった差し迫った課題に対応するため、それぞれの地域社会が市民のためにもっと合理的な判断を下せるようになると説明している。 提案によると、3州の人口はそれぞれおよそ1230万~1390万人。ロサンゼルスなど6郡はカリフォルニア州に、サンディエゴやオレンジなど12郡は南カリフォルニア州に、サンフランシスコ・ベ…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(11ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(11ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 参加すべき政治階層を見極めよう ■ 国 政 国家は、国際政治に参加する主体であるとともに、地方公共団体(市町村及び都道府県)や州政府にとっては、政策の根拠となる存在でもあります。公共資源を管理し、公共政策を策定し、政府間組織における決定権を有する国家は、支配的権力を有しているといえるでしょう。独立国家の国民は、憲法、法律、政府規制に記されているダイレクト・デモクラシー制度を利用することができます…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(10ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(10ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 参加すべき政治階層を見極めよう ■ 市町村の政治 民主主義国においては、市町村は、教育、社会インフラ、福祉、ゴミ処理や上下水道管理といった事業を担っていることが多い重要な組織です。近年では、区画単位あるいは地区単位の自治組織を設けて、住民が直接的に予算編成に参加できる仕組みを導入する大都市も増えています。市町村の機構に組み入れられているダイレクト・デモクラシー制度の多くは、地域社会が牽引し、シス…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(9ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(9ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA ダイレクト・デモクラシー制度との関わり方 ■ ダイレクト・デモクラシー制度を運営管理する 住民発議による住民投票、一般投票、参加型(協議型)方式など、ダイレクト・デモクラシーを適切かつ効率的に運営管理していくポイントは、事前準備を整えて不正を防ぐことと、追跡調査を実施することです。 ダイレクト・デモクラシーの制度は、そのプロセスを遵守し、正しく機能させねばなりません。あらゆる関連法規に精通している…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(8ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(8ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA ダイレクト・デモクラシー制度との関わり方 ■ ダイレクト・デモクラシー制度を利用する 自分の意見を政治に反映させようと思ったとき、どんな方法を用いればよいのかを考えてみましょう。居住している地域で認められている方法でしょうか。住民発議権を利用するべき事案でしょうか。一般投票を実施することが政府(地方政府含む)に義務付けられている案件でしょうか。管轄する機関が市町村なのか、県や州、それとも国なのか、…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(7ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(7ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA ダイレクト・デモクラシー制度: 住民発議、一般投票、そして新しい地平へ 3. 参加型(審議型)の方法 住民が公開討論に参加して意見を述べるという、新しい手法も実践されつつあります。住民の声を共有する意見聴取会は、今のところ諮問機関のひとつに留まっていますが、住民が予算編成などの政策決定に参加できるようになれば、住民投票と同等の効果が得られるようになります。 図1 国政または州政府のレベルで一般投票…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(6ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(6ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA ダイレクト・デモクラシー制度: 住民発議、一般投票、そして新しい地平へ 住民が政治に直接参加できる制度は、下記の3種類に大別されます。 ・住民が主導する住民発議権・政府や自治体が発動させる一般投票・参加型(協議型)の方法 1. 住民が主導するボトムアップ型の住民発議権 住民が自らの意思を表明し、それを政治に反映させる制度の最たるものは、住民自らが政治的議題を提案(住民発議)し、住民投票を行う制度で…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(3ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(3ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA 基本的人権としてのダイレクト・デモクラシー 世界人権宣言 第21条の1には「すべて人は、直接に又は自由意志によって選出された代表者を通じて、自国の政治に参与する権利を有する。」と書かれています。 本書「ダイレクト・デモクラシーへのグローバルパスポート」の所有者は: 氏名:_____________________________住所:_____________________________ 私は…

  • フランスの省庁がベーシックインカム導入に向けて動き出している!

    フランスの省庁が、国際貧困撲滅の日となる10月17日に、ベーシックインカムの導入を可能にする提案を発表したそうです。 everyday.earth 数週間前には、国連事務総長 アントニオ・グテーレス氏が無条件ベーシックインカムを支持する声明を発表しましたし、ドイツやイタリアの政府高官もベーシクインカムに賛成だと公言しています。 www.inverse.com

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(5ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(5ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA ダイレクト・デモクラシーとは 以上の理由から、本書「ダイレクト・デモクラシーへのグローバルパスポート」は、今なお発展し続けているダイレクト・デモクラシーの概念と、直接的に政治参加していこうという市民精神:アクティブ・シチズンシップについて、深く理解できるように構成してあります。 今日の代議制民主主義の枠組みのなかで、ダイレクト・デモクラシーのシステムやプロセスをうまく機能させられるかどうかについて…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート(4ページ目)

    上岡みおによる、グローバル・パスポートの翻訳(4ページ目)。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA ダイレクト・デモクラシーとは 民主主義にとって、かかる政治案件について住民が意思表明できる合法的な住民投票制度(または一般投票制度)は、政治に民意を反映させるために欠かせないシステムです。伝統的な代議制民主主義では、政党や候補者を選び、国会あるいは地方議会へと送り込むことしかできませんでした。 しかしながら、近年では、民意を反映させるために、新しい方向性や可能性を試そうとする国々が増えてきました。…

  • 欠陥だらけの日本の民主制

    画像引用元:【公式】「辺野古」県民投票の会 辺野古米軍基地建設の是非をめぐる県民投票を実施するための署名が集まり、玉城デニー県知事も、県民投票を支持するとインタビューに答えておられる昨今ですが、「県民投票反対を可決」というニュースによって、住民投票にかかる日本の制度欠陥が浮き彫りになりました。 www.y-mainichi.co.jp 何よりもまず驚くのは、県民が、法律を遵守して行っているものをつぶそうとする政治家がいるという事実。 住民投票って、ある住民の「政治的主張」を広く一般意思に問うものであり、住民投票に公費が使用されるのも当たり前です。こんな基本的すぎることを批判してつぶそうとする人…

  • カウフマン氏考案!政治参加するための指南書 グローバル・パスポート キーワード解説

    上岡みおによる、グローバル・パスポートキーワード解説。 画像引用:Global Passport to Modern Direct Democracy International IDEA■キーワードとなる言葉本書のキーワードとなる言葉については、下記のように統一しています。 住民発議権(Citizens’ Initiative):国県市町村の各政治階層において、住民の側から議題を提案すること 住民投票(Referendum):住民発議された議題についての投票 一般投票(Popular Referendum, Popular Vote):既存または新しく可決された法の是非を問う、または修正…

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