ソロキャンプの夜
誰かを誘うのが、なんとなくめんどくさくて、ソロキャンプに行くことになった。 しかし、一人でキャンプの用意をするのもこれまためんどくさい。 めんどくさいづくしのまま、当日を迎え、本当は「夜明けとともに漕ぎだすぞ~」なんて意気込んではみたものの、朝9時、悠長に家でパジャマのままトーストをかじっていた。 「行かなきゃ後悔しそうだなぁ~」と、無理やりに家をでた。 キャンプの下準備に関して、妻の手際の良さは本当に感心する。 手早く何種類かの野菜を切って、ジップロックにいれて、 「コッヘルにでもぶちこんで鍋にしなさいよ」 キャンプ地に向かう道中、だんだんと気持ちが乗ってきた。 なんなら、もう少し早く出れば…
2018/12/22 11:49