人類の歴史的、民族的ストレスを考えよう
欲望の内部には常に暴力がある。古代から現代に至る人間の歴史は理性と暴力に引き裂かれた歴史です。文明を築いてきた人類は暴力の象徴たる核を獲得し、民族主義を鼓舞し領土拡大に野望を抱き続けている。理想と現実の亀裂は広がるばかりである。人類のなかに流れる民族的ストレスは地雷のように炸裂する時を狙っているようである。一人の精神内部に温存されている民族的地雷こそが戦争への内因ではないだろうか。人類は歴史的民族紛争、領土紛争が民族の絆となり、法制化し教育によって敵対的精神が洗脳されれる。この人類の深い傷を解放しなければ真の平和は実現しない。商品化された安全保障や多くの条約はその場限りのものである。ウクライナ戦争はまさにそれを象徴化しています。人類の歴史的、民族的ストレスを考えよう
2022/08/27 14:17