殺戮機械に発する悲鳴こそが人類の象徴言語である・善と悪に引き裂かれたホモ・サピエンス

殺戮機械に発する悲鳴こそが人類の象徴言語である・善と悪に引き裂かれたホモ・サピエンス

この星の生命体の頂点に君臨する人類の歴史は、知性の進化と同時に利己的欲望と暴力、動物的、個体群の調節機構のテリトリー(なわばり)の進化による領土争奪の歴史であり、21世紀の今日に至っても民族間の殺戮は絶えない。道具を獲得した人類は知性の進化と同時に真逆的暴力としての殺戮機械を核反応を頂点とした原爆を手にした。道具の獲得、進化が生み出した究極的殺戮機械である。人類は言葉と文字を生み出し、自己存在を認識し、善と悪を認識したにもかかわらず、悪である暴力の欲望に、固体差別と固体領土の利己的欲望にとらわれた悲しき生物として進化してきたのである。無限的宇宙の神秘のなかで神を生み出し、不完全な生命や知性、固体(民族)共有の象徴とした。知性進化は多様な欲望を増長し、調和と利己主義を矛盾を孕みながら文化を構築する。この分裂...殺戮機械に発する悲鳴こそが人類の象徴言語である・善と悪に引き裂かれたホモ・サピエンス