2020年の総括と2021年の展望(その1)
まずは年足から。比較的大きな陽線で引けました。年足は過去、陰線は1年で終わることはなく、2本か3本は連続しています。これは景気のサイクルを反映していたためです。小回り3年と言いますが、1990年以降は3年前後のサイクルで陽線陰線が連続しています。 ところが2018年に陰線を付けた後の2019年も2020年も陽線でした。何が変化したのか。私は金利があまりにも低下しすぎて(金融の超緩和がなされ)、景気敏感と言われている日本株でさえも景気の影響よりも金融の影響が大きくなったと考えています。また露骨な株価操作も行われたのではないかと判断しています。 以前お示ししたTOPIXの月足を見ると、実は2018…
2020/12/31 16:27