奇譚、目黒寄生虫館 弐
前回からの続き。『目黒寄生虫館 壱』真っ青な空と眼下に広がる湖と。取り残された二人とラクダ2頭。時折乾いた熱風が大地を渡って行きます。湖のほとりに座って水を覗き込むと何やらしきりに動いているものがあります。無数に泳ぐこの生き物が、あれが何だったのか、長い年月がたっているにもかかわらずいまだにその正体がわからないのですが、図鑑の中にも、もちろんネットでも見たことがありません。体は透明で、両手に大きなは...
2020/08/23 14:02
2020年8月 (1件〜100件)
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