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平日と休日 https://sunnyweekend.hatenablog.com/

気が付いたら、つくり話のような、創作のような筆致になっていました。衝かれるように書いています。

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2018/07/08

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  • 2022/07/30 冷凍室

    昼に起きてから、ウダウダと自室で過ごしていた。 惰眠を貪るほどでもない眠気を持て余し、布団でダラダラと暇を持て余す。 日が暮れた。 と同時に、なぜか我がメンタルも沈み切った。 それはあまりにも急なことだった。さすがに突然すぎる急転直下で、「これは調子の良し悪しとかじゃないな」と勘づく。 しかし、あまりにも突然の気の沈みよう。まるで寝起きに踵落としを見舞われたような心境。そんなシチュエーション、ないけど。 自室を出た。 冷房は効いていない。 リビングで、麦茶を飲む。 冷房の付けていない無人のリビング。 温度計は33℃を指していた。 ほどなくして全身がジンジンとした違和感が襲う。 手足の末端から、…

  • 2022/07/25 先週金曜のこと

    先週金曜日。 仕事が終わって、退勤のち、スーパー銭湯へ行こうと思い立つ。 日が伸びた夜6時はまだ「日暮れ」ともいえず、電車で隣町へ。 しかし。 なぜか。 急に。 気が乗らない。 シュルシュルシュル…と、銭湯欲が萎んでいってしまった。お湯に浸かったり、サウナに入ったり、水風呂に唸ったり、外気浴したり、そういうことが、なんか、面倒くさいな。 悩む。 首を傾げる。 あれこれ考える。 行こうか…それともやめとくか…。 スーパー銭湯の建物の周りをぐるぐる歩き回る。 しかしどうして、よりによって、スーパー銭湯の目の前で、スイッチが切れてしまったか。 腹が減ったので、ひとまず近くのガストに入店。 から揚げ定…

  • 2022/07/19 一生は短い

    一生は短いなあ、 と、ごく当然のことをしみじみ想う。 今年30歳になる俺が、これまでの月日をもう一度回すと、もう定年退職の歳になるんだからな。 ペットのインコも、天寿を全うするころには、俺は45〜50歳になっている。人の一生のうち、ペットを飼う機会は4〜5回あれば多いほうだ。 60を過ぎた両親のように、 「この景色が見れるのはあと何回か」 「あの街に旅行に行けるのもあと何回か」 「ペットを飼えるのもあと何回か」 と、ふと残りの日々を逆算して考えるようになるのも、人生の店仕舞いこと「終活」に手をつけ始めるのも、案外あっという間なのだろう。 信頼する人の、 「ただでさえ短いんだから、自分から死なず…

  • 2022/07/08 夏の朧月

    今週は、以前から予想した通り、負荷の高い週だった。 社会人4年目かつ入社4年目。 ハッとすることが多い週でもあった。 我ながら、よく頑張った。 在宅で退勤後、歩いた。 この週の予想と対策を立てていたのもあって、体力に余裕がある。ふたたび我ながら、これは大きな成果だ。 ひたすら歩いたあとに銭湯で汗を流したい。 リュックには大小タオルや髭剃りセット、スキンケア系、それから着替え一式を詰め、いざ外出。 家を出て西に向きを変えると、滲みるほどの日差し。 風は乾いていて、秋を再現したかのよう。 車がビュンビュン行き交う幹線道路から、人影もなく雑木林がざわめく一本道まで、一定のリズムで歩き続けていた。 そ…

  • 2022/07/05 夜行布団で

    夜になると身体がズシンと重くなる。 真っ暗な部屋の中で、自分の影が濃く重く引き伸ばされていく感覚。よからぬことを考えやすく、悲観的になりやすい。 誰もが通ってきた道だろう。 かつ、今も振り回されている人が数多いるだろう。 俺もそのひとりだ。眠れない。 深夜という時間帯は、ダウナーになりやすいという。 身をもって感じる。 だいたいメンタルの谷間は眠る直前。いつも血みどろ捨てごろのひと試合してから眠りにつく。 しかし、この時間の月はなんと魅力的なんだろう。 天気のいい日はベランダに出て、月の輪を眺めたり、月影をボーッと見る。ただ無心で。それがいい。 自室に戻り、布団に入ると、あんなに格闘していたの…

  • 2022/07/04 月曜

    上空にボール紙を被せたような、変な天気だ。 電車のドアの窓に水滴がかかる。 朝ラッシュの混雑にやられながら、鼻先の水滴を寄り目で追いかける。ヤツは、走り出すにつれ、ツーと後ろへ這っていき、やがて見えなくなった。 ひと駅ごとに、窓ガラスが乾いていく。 雨は降り止んでいた。 しかし小休止くらいのものか。 行く先々で、道路が光っている。 出社。 の、前に、めまい。 久しぶりにぐわんぐわんと目が回る。 あれ…。 オフィスの最寄り駅までは来たものの、ホームのベンチに腰掛けると、脚がなかなか動かない。 服が重たく感じるので、シャツを見ると、汗が全体にびっしょり。もはや違う色の服だ。 気温が低いから油断して…

  • 2022/07/01 池袋の中華店

    1週間の仕事を終え、帰路につく。 夕方の風が涼しい。 肌にまとう汗をサッと冷ましていく。 1週間、よく働いた。 よく粘って、よく調整して、よく回復した。 よくやった。 そんな俺は、 そうだな…。中華、食べようかな。 池袋西口。 中学時代から知っている大衆中華店へ向かう。 東口のサブカルチャー風の雑味とはまったく違った、混沌と猥雑を浴びる。 さまざまな飲み屋、さまざまな風俗店、隣り合うラブホテル、悲喜交々を羽織る男や女…。 その店は、繁華街と風俗街の間で八百屋が挟まり出す、西口の極北にある。 店内に入ると、盛況。 ただ、いつのまにか大幅にリニューアルされていたようだ。 まず、メニューの扉には、「…

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