ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの生きづらさ

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの生きづらさ

ゴッホ(1853~1890)は今では画家として世界的に知られています。でも彼は生前は周囲の人たちとの間で摩擦や軋轢(あつれき)が絶えず、やがて精神的に破たんをきたして40年に満たない人生を悲劇的なかたちで終えることになりました。いくつかの仕事に就いたけれども長続きせず、恋愛も実をむすぶことなく、画家の共同体を夢想してゴーギャンと共同生活を試みたもののうまくはいかなかったのです。彼は性格面で繊細なところと強情なところをあわせもっていたようです。言いかえると、心理的な過敏さ、そして自分の考えや価値観へのこだわりでしょうか。こうした点で私と似たところがあるように感じます。あくまでも自分らしく生きようとして痛々しく傷ついていく、そんな人生であったように思います。参考:あの人の人生を知ろう~ゴッホ兄弟ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの生きづらさ