原田マハさん「スイート・ホーム」読了バス停を下りたら、最初の角を左に曲がってくださいいくつかの角を曲がって、しばらくするとふんわり、甘い香りが漂ってくるはずです。赤い屋根、クリーム色の壁の家。大きなキンモクセイの木が目印です。「スイート・ホーム」小さな小
柚木麻子さん「さらさら流る」読了大学生の時に出会った彼は菫に川に蓋をした「暗渠」について教えてくれた暗渠を辿りながら家まで一晩中一緒に歩いたキラキラ輝いている思い出やがて彼と別れ28歳の菫がパソコンの画面に見たものは自分の裸の画像だった─そこから始まる菫の
新井素子さん「ゆっくり十まで」プラスじゃなく、「とお」です^^*懐かしい大好きな新井素子さんの新刊はウェブマガジン「キノノキ」に連載されたショートショートを纏めた一冊誰かが何かを好きそんなテーマで書かれたお話たちは例えば消化器だったり体重計だったりが主人公に
誉田哲也さん「月光」読了大好きだったみんなの人気者でいつも自分を見守ってくれていた姉 涼子その姉がクラスメイトが無免許で運転していたバイクに撥ねられ死んでしまったまったく生活圏では無かった場所で─事故死として処理され加害少年は鑑別所から短期間で出所だけれど
甘糟りり子さん「モーテル0467 鎌倉物語」読了七里ヶ浜にあるモーテル0467元は「七里ヶ浜ホテル」亡き祖父から引き継いだそこで支配人兼雑用係みたいな日々を送る祐介と彼の幼なじみたちやモーテルに長期滞在しながら暮らすお客さんそんな彼らの日常に起きる出会いや別れを鎌
辻村深月さん「盲目的な恋と友情」読了前編「恋」は元タカラジェンヌを母にもち美人だけれどそのことへの自覚がない蘭花の始まりは天国のようでしまいには地獄を見たと感じる程に狂おしい闇のような荒野のような恋愛をその中で親友として登場する美波と留利恵酷い仕打ちをさ
朝井まかてさん「雲上雲下」読了ゆっくりゆっくり語られる昔ばなしを楽しみながら三部に分かれていて根許が一抱えあり、見た目は樹木のような草の塊草どんが尻尾のない子狐とこじらせてる山姥に語る昔語りそこに真の母を探す鱗模様のある若者小太郎が登場し最後は草どん自身
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