トレンドラインを日付時間指定で引くインジケーターを作ってみる
多くのチャートツールは手動で線を引く機能はありますが 割と面倒くさいのではと思います。 その辺を自動化できたら楽ですね。なので今日はチャートにトレンドラインを引くインジケーターを作ってみます。トレステにはトレンドラインを引くための命令が用意されていますので、それを利用します。 inputs: SDate(1180727), Stime(0932), SPrice(High), EDate(1180727), Etime(1018), EPrice(High), LineColor(White); vars: id(0), double STempPrice(0), double EtempPr…
上昇・下降出来高を分けて表示するインジケーターを作って分かった驚愕の事実
ワークスペースにチャート分析を入れ込むと デフォルトの設定として売買高のインジケーターが設定されます。売買高というのは出来高とイコールなのですが 出来高というのは売り気配に買いをぶつける「上昇出来高」と 買い気配に売りをぶつける「下降出来高」があります。 デフォルトで表示される売買高インジケーターではそれが分からないので お手製インジケーターを作ってみます。コーディングとしてはたった3行の簡素なものです。 上昇・下降出来高インジケーター Plot1(UPTICKS,"UpTicks", Magenta); Plot2(-DOWNTICKS,"DownTicks", Cyan); Plot3(0…
日中足で移動平均や指数加重移動平均を使う場合は改造が要るよって話
日足では特に意識する必要もないのですが 秒や分などの日中足で、移動平均などの過去データを参照するチャートを使う場合 前場寄り直後で大きめのGU(ギャップアップ)やGD(ギャップダウン)が発生すると チャートの描写があまり宜しくない感じになります。理由は単純で、前日のデータまで平均の対象として吸い込んでしまっているからなんですね。 指数加重移動平均も同様です。なので、日付が変わったらリセットしてあげる必要がある訳です。 移動平均の改造 日付を跨いだらカウンターをリセットして 設定した本数より少ない場合はカウンターの数値で平均を出すというコードを書いてみます。関数 AVG_KAI inputs: …
今日はトレステでVWAPを(何とか頑張ってそれらしい値を)表示する方法を書きます。EasyLanguageにはVWAPという予約語が用意されています。 なのでこれを単純に使えばよいのではと考えるのですが どうもこれは板情報(買気配や売気配)と同じリアルタイムデータなんですね。 なので履歴としては残らないので、過去データのVWAP値を算出する目的では使えないってことです。では他の手段を考えてみます。ティックごとの出来高と価格を拾えたら計算できそうですが インジケーターは足単位で処理を行うので(ストラテジーのようなイントラバー処理ができない) ティックごとの株価(約定した値段)を拾いたい場合、チャ…
トレステは、マルチチャートと言って複数のチャートを一つの画面に表示して それぞれのチャートの状態を見ながら特定の株の売買をするという芸当が出来ます。今日はマルチチャートを使ってTOPIXの値動きを見ながら ETF(今回は[1570]NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ上場投信)を売買するストラテジーを組んでみます。 何故TOPIX? [1570]NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ上場投信は、 日経平均株価の上昇・下降に合わせて株価が変動するETFですが 日経平均株価は5秒ごとの更新に対し TOPIXは1秒ごとの更新で、チャートの動きがほぼ一致しているのでこちらを採用しています。 もち…
ひょっとしたら、検索からたまたま此処へ行き着いたかたもいるのではないかってことで 「そもそもTradeStationとは何ぞや」って所から書こうと思います。TradeStation - Wikipedia 元は米国が開発したトレーディングツール (以下英語版ウィキペディアからの受け売り) 本来のTradeStation(米国仕様)はTradeStation Group, Inc.が開発したもので 原型自体は1991年から!あるそうです。www.tradestation.com2001年リリースのTradeStation6から 自動取引と株式取引の直接アクセス実行機能が搭載されました。米国仕様は…
トレードステーションで株式を表示する分には、単に4桁の銘柄コード(証券コード)を入力するだけなので さして問題はないかと思います。しかし、これが日経平均などの指数や、為替、先物を表示したいとなると途端に面倒臭いことになります。 トレステが独自に制定している銘柄コードを調べて入力するか、検索しないといけないんですね。「銘柄コードの設定」→「検索」 で、「株式」「先物」「為替」「指数」という感じでタブがあるので 目的に応じでタブを選択、検索します。なのですが、これが正直使い辛い。 何故かというと、使用できない指数がいっぱいあるんですね。 (使えないなら初めから表示しなければいいのにって話なのですが…
今回は前回作った板チャート(ITA_AVG)でストラテジーを組んでみます。ロジックは移動平均線大循環分析でストラテジーを組んだ時とほぼ一緒です。関数ITA_AVGが必要です。 tsukinowakabu.hatenablog.jp [Intrabarordergeneration = true]; inputs: ShortAvg(5), MidAvg(25), LongAvg(50), Geta(10); vars: IntrabarPersist Answer(0), IntrabarPersist AnswerMid(0), IntrabarPersist AnswerSlow(0), …
自動売買するならスキャルピングでやってみたいと考える人はそれなりにいるかと思います。今回は板の売気配・買気配をチャート上に描いてみます。 売気配・買気配は別の関数にして、インジケーターで描写します。 売気配・買気配 関数 REALTIME_BID variables: intrabarpersist bool RealTime( false ) ; once ( GetAppInfo( aiRealTimeCalc ) = 1 ) begin RealTime = true ; end ; if RealTime then { real-time tick - not on bar in hi…
自動売買はまだちょっと怖いので 特定条件が揃ったらアラートを上げるだけにしたいって考えている人は多いんじゃないかと思ってます。 その時に使えるのが「ショウミー」という分析テクニックです。ショウミーは条件が揃うとポップアップが表示され、音を鳴らすこともできます。 設定でメールを送信することもできます。ショウミーはインジケーターと同じ要領で設定できます。 「挿入」→「ショウミー」 デフォルトで用意されているショウミー一覧 すぐに使えるショウミーが結構な数用意されています。 酒田五法も拾えるのが面白いですね。 1か月基準の高値(安値)更新 1週間基準の高値(安値)更新 1年間基準の高値(安値)更新 …
今日はトレードステーションで使えるインジケーター(デフォルトで使えるもの)を纏めてみました。 カスタムチャート系(任意の値を設定するとその場所に線を引くもの)とファンダメンタル系は除外しました。 インジケーター一覧 〇:特に何も考慮せず使用可能 ●:使用の際に設定が必要 ▲:項目として存在するが、パラメーターが足りないため事実上使用不能 インジケーター名 使用可否 備考 3 重指数平滑移動平均オシレーター (TRIX) 〇 三乗指数平滑移動平均の変化率 52 週高値・安値 〇 日中足で使ってもエラーにならないが日足で使うのが基本 ACオシレーター 〇 ADX 〇 ADXR 〇 現在のバーと直近…
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