俳句大会の選者、足立俳句連盟の仕事、結社主宰としての6か所の句会運営・・・なかなか自分自身で俳句を詠む時間が取れないでいる。以前、句友の一人が、「いろいろな仕事を引き受けてしまうと〈会社づとめ〉のようになってしまい、俳人としての時間がなくなるので作句以外
10戦(45打席)ぶりの14号ホームラン。大谷依存症(?)の身には、朝から気分がいい。いよいよ、明日からは大好きな6月。昨年は2試合に1本のペースで15本の固め打ちをしている。今年もガンガンいってほしい。ところで「大谷以外の試合も平等に放送せよ」と、NH
SNSの上でのインフルエンサーによる誹謗中傷や事実無根の「書き込み」や「拡散」のトラブルがあを絶たない。デマを流してPV数を稼ぐことによる金儲けが目的なのか、それとも、単に「他人の不幸は蜜の味」ということなのだろうか。それらを咎めることなく、デマが炎上
船便にまぎれて漂着してきたのか、徳之島では特定外来生物の「シロアゴガエル」が大量繁殖して困っているというニュース。従来から生存する「アオガエル」などの生態系に悪影響をもたらしかねない事態に、地元では必死に駆除を始めるも、その繁殖力が半端ではないらしい。
先週末、超結社のメンバー17名による「細道句会(早稲田句会)」に参加してきた。地方からの投句者もいるので、句会の場に参加する人間は、毎回10名程度である。数名の主宰をはじめ、各結社のベテラン俳人ばかりなので、事前投句される119句(一人7句)は
先日の足立俳句連盟・理事会の場で、さる1月30日に急逝された前会長の後任に就くように改めて要請される。一旦、会長という職務を引き受けてしまえば、結社「あだち野」の月2回の本部月例会や、4か所の住区センターでの支部句会の運営にも支障をきたすし、自分
一茶ゆかりの俳句寺として知られる炎天寺俳句大会「青葉まつり」が6/9に開催される予定。 例年どおり特別選者を高野ムツオ「小熊座」主宰が務め、地元からの選者として私も加わることになっている。選をするのはよしとして、「特選者に選者から色紙(または短冊)を
足立連盟主催の「俳句大会」に投句された396句の中から、参加者ひとり一句ずつの短冊を俳連理事が分担して書き終えた。(写真上)投句者本人ではなく理事10名で分担して筆で書いたもので、足立文化団体連合会主催の「美遊展」の参加作品として、20日(月)か
おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉 芭蕉コロナ以来、数年ぶりに日本の伝統行事である鵜飼いが復活するという。俳句にもしばしば登場する行事なので、一度は見てみたいと思っているものの一つ。最近、こうした伝統行事に「動物虐待」の批判が起きることがあ
古い人間なので、近年の「キャッシュレス時代」になかなか付いていけない。様々なカードを使い分けて生活している人たちの頭の構造は一体どうなっているのだろう。どのカードを使えば、どれだけ得なのかが瞬時に判断できる能力には恐れ入ってしまう。また、すべ
「冷し中華」が無性に恋しくなる時期である。 うずたかく冷し中華を活けにけり 十志夫先日とある句会に投句したが、まったく理解されなかった。滝つぼに活けるのが「滝」なら-ば、冷し中華も皿に活けるのである。毎日、料理を担当している人間にしかピンと
5/12~5/13、句友の結社が企画した飯田蛇笏、龍太親子の「山廬」を訪ねる吟行にゲスト参加してきた。結社「雲母」の本陣で、以前から一度は出掛けたいと思っていた場所だ。結社主宰5人を含めて、総勢16名。前日に「石和温泉」に到着し、チェックインまで
「俳句界」5月号に掲載されている「百鳥」創刊30周年に関する特集記事を興味深く読ませていただいた。誌面では、多くの俳友によって大串章主宰の「俳句との関わり、俳句観」が語られていて、たびたび「抒情」「恒心」というフレイズが登場してくる。大串主宰が一番
来週予定している「山廬庵」吟行でいく「石和温泉」までの特急列車の確認と予約のために新宿まで出掛けてきた。緑の窓口には外国人が列をなしていて、言葉の問題もあってなのか、通訳担当者がいるものの、なかなか窓口が進まない。オーバーツーリズムの影響がこんなと
日々忙しくなってきて、吟行の機会が減ってくると身の回りの生活関連ばかりに句材を求めるようになってしまう。また、そうした身の回りのテーマに対し、写生というより主観的な表現やアイロニカルな視点で作る句が多くなってくる。こうした傾向は、只事俳句を避けるための
人体冷えて東北白い花盛り 金子兜太 (『蜿蜿』(1968)所収)この兜太の代表句に対する清水哲男氏の評がある。(増殖する俳句歳時記)「(中略)ここには春とは名のみの寒さにかじかんでいる主情的な自分と、そんな自分を含めた
5月5日、恒例の足立俳句連盟主催の俳句大会が開催された。昭和25年にスタート。以後、富安風生、西東三鬼、中村草田男ら、錚々たる選者を迎えて、春秋年2回開催されてきている。今回の特別選者はNHKの俳句番組でおなじみの櫂未知子さん。そのネームバリュ
人体冷えて東北白い花盛り 金子兜太 (『蜿蜿』(1968)所収)この兜太の代表句に対する清水哲男氏の評がある。 (増殖する俳句歳時記)「(中略)ここには春とは名のみの寒さにかじかんでい
伊藤強一句集「枯野」を紹介したこのblog(4/28)を読んだ人から、句集を注文するにはどうしたらいいか、という問い合わせがきた。定年退職後に俳句を始めたという点。 家族を詠む句が多いという点。自然句より生活句が好みだという点。言われてみれば、その
昭和の時代のメーデーの舞台は日比谷公園。壇上に立った革新政党の党首が鉢巻をして大声で賃上げを要求する。 そしてその後は、旗を掲げてシュプレヒコールの中をデモ行進するというスタイルだった。いつの頃からか、そんな深刻さが消えて、GW恒例の儀式(イベント)とな
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俳句大会の選者、足立俳句連盟の仕事、結社主宰としての6か所の句会運営・・・なかなか自分自身で俳句を詠む時間が取れないでいる。以前、句友の一人が、「いろいろな仕事を引き受けてしまうと〈会社づとめ〉のようになってしまい、俳人としての時間がなくなるので作句以外
都知事選がいよいよ始まる。実質2人の戦いだが、40名近い人が立候補を予定している。それぞれに思惑はあるのだろうけれど、結果として大変なのは「選管」の関係者だ。全員のポスターが貼れるボードの設置にテンテコ舞いしている。我が家の前でも、今までのボードをとり壊
今年もアンソロジーの編集作業がスタートした。①まづは、台割表(原稿ごとにページ割をしたもの)の作成 から始まる。②それに基づいて20~30本ほどあるエッセイや吟行記事、 同人の作品ページなどを原稿としてまとめ、レイアウトを 依頼しているデザイナーさんに添
6月9日、俳句寺として知られる炎天寺恒例の「青葉まつり」俳句大会が開催された。特別選者は例年通り高野ムツオ「小熊座」主宰。私も地元代表の選者として加わることに。うれしいことに高野主宰の天賞にあだち野のメンバーが選ばれ、賞状と色紙を頂戴する。(写真/右下)主
茨城産のメロンを頂いた。甘くて、瑞々しくて、とてもおいしい。果物はいろいろな形をしているが、とりわけ、メロンの文様は実に細かく芸術的である。このネット(網目)のような模様はどうして出来るのか?ネット(PC)で調べてみると、(笑)「 メロンのネットは果実
俳句は省略の文藝であるから「簡にして明」「語らずして言外の意味を伝えること」が求められる。句会の選においても、意識的にそうした句を取るようにしている。下の句は先月の句会で特選で頂いた作品。 着くまでは三人一緒菖蒲園 村井 栄子一読、たわいのない句
脂っこい食事を嫌うYのための夕食つくりに、毎日頭を悩ましている。野菜や魚類が必然的に増えるが、夏場はロスが多くなるので気を使っている。従って、3、4日分のメニューを事前に決め、必要量をリストにしたメモをもって買い出しに出掛けるというのが主夫としての仕事とな
浮輪ごと改札口を抜けにけり 十志夫(旧作)JRの切符に近々変更があるというニュース。現在、切符は裏側の磁気による識別方法をとっているが、それだと改札通過の際のつまりなどのトラブルが起こることもあるし、磁気が再生紙利用の妨げになっているらしい。 今後
10戦(45打席)ぶりの14号ホームラン。大谷依存症(?)の身には、朝から気分がいい。いよいよ、明日からは大好きな6月。昨年は2試合に1本のペースで15本の固め打ちをしている。今年もガンガンいってほしい。ところで「大谷以外の試合も平等に放送せよ」と、NH
SNSの上でのインフルエンサーによる誹謗中傷や事実無根の「書き込み」や「拡散」のトラブルがあを絶たない。デマを流してPV数を稼ぐことによる金儲けが目的なのか、それとも、単に「他人の不幸は蜜の味」ということなのだろうか。それらを咎めることなく、デマが炎上
船便にまぎれて漂着してきたのか、徳之島では特定外来生物の「シロアゴガエル」が大量繁殖して困っているというニュース。従来から生存する「アオガエル」などの生態系に悪影響をもたらしかねない事態に、地元では必死に駆除を始めるも、その繁殖力が半端ではないらしい。
先週末、超結社のメンバー17名による「細道句会(早稲田句会)」に参加してきた。地方からの投句者もいるので、句会の場に参加する人間は、毎回10名程度である。数名の主宰をはじめ、各結社のベテラン俳人ばかりなので、事前投句される119句(一人7句)は
先日の足立俳句連盟・理事会の場で、さる1月30日に急逝された前会長の後任に就くように改めて要請される。一旦、会長という職務を引き受けてしまえば、結社「あだち野」の月2回の本部月例会や、4か所の住区センターでの支部句会の運営にも支障をきたすし、自分
一茶ゆかりの俳句寺として知られる炎天寺俳句大会「青葉まつり」が6/9に開催される予定。 例年どおり特別選者を高野ムツオ「小熊座」主宰が務め、地元からの選者として私も加わることになっている。選をするのはよしとして、「特選者に選者から色紙(または短冊)を
足立連盟主催の「俳句大会」に投句された396句の中から、参加者ひとり一句ずつの短冊を俳連理事が分担して書き終えた。(写真上)投句者本人ではなく理事10名で分担して筆で書いたもので、足立文化団体連合会主催の「美遊展」の参加作品として、20日(月)か
おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉 芭蕉コロナ以来、数年ぶりに日本の伝統行事である鵜飼いが復活するという。俳句にもしばしば登場する行事なので、一度は見てみたいと思っているものの一つ。最近、こうした伝統行事に「動物虐待」の批判が起きることがあ
古い人間なので、近年の「キャッシュレス時代」になかなか付いていけない。様々なカードを使い分けて生活している人たちの頭の構造は一体どうなっているのだろう。どのカードを使えば、どれだけ得なのかが瞬時に判断できる能力には恐れ入ってしまう。また、すべ
「冷し中華」が無性に恋しくなる時期である。 うずたかく冷し中華を活けにけり 十志夫先日とある句会に投句したが、まったく理解されなかった。滝つぼに活けるのが「滝」なら-ば、冷し中華も皿に活けるのである。毎日、料理を担当している人間にしかピンと
5/12~5/13、句友の結社が企画した飯田蛇笏、龍太親子の「山廬」を訪ねる吟行にゲスト参加してきた。結社「雲母」の本陣で、以前から一度は出掛けたいと思っていた場所だ。結社主宰5人を含めて、総勢16名。前日に「石和温泉」に到着し、チェックインまで
結社の主宰という立場になると、就任以前から所属していた場合をのぞき、一般的には他の結社へは加わらないものだ。絶対に不可ということはないのだろうが、同人、会員への配慮でそうした二股を是としない考え方が俳壇には多い。 複数の結社に所属しないことと同様に
『定本・現代俳句』山本健吉 このblogで「俳句は詠み手と読み手の共同作業である」ということを度々述べてきた。充実した句座となるには、お互いに「納得感のある選評」のやりとりが必要なのである。 「選も創作」と言われるが、優れた選評によって、作者の思い以上
高齢者の交通事故が増えている状況から、年齢とともに更新のための手続きが面倒になってきている。 先日、教習所で済ませた「認知機能検査」に加えて、今日は運転能力をみる「実地検査」、「視力検査」を受けてきた。 以前の運転技術を中心にしたものに加えて、
俳句を詠むにあたって、「客観的」に詠むか「主観的」に詠むかは、古くて新しい永遠のテーマである。 一般的に、「写生」の場合は「客観的」にならざるを得ないと思われがちだが、必ずしもそうではない。アングル、素材の選び方において、どうするかは作者それぞれの恣
NHK朝の連続ドラマの主人公である牧野富太郎博士の記念庭園(練馬区)を吟行で訪れたことがある。入場料は無料。練馬区立なので区で維持費を負担しているのだろうか。 「俳句界」で連載されている井上泰至氏の「読む植物季語図鑑」を毎回読んでいて、俳句と牧野博士
6月9日。「ロックンロールの日」、Lockするからきた「カギの日」はわかるとして6月9日を「卵の日」というのには、?だったが、「6」と「9」の形の「69」が「卵」の漢字に似ているということらしい。なるほど(^^)/。 歯を悪くしていることもあり、朝食の大
人間のやること、考えることには理解を超えたことが時々起きる。「ここは日本だ。日本語を話せ。馬鹿、豚」と中華航空の客室乗務員をどなりつけて飛行機の出発を40分も遅らせたことにより、強制的に飛行機から降ろされた日本人女性の蛮行。不注意で打ったテニスボールをボ
「俳句界」6月号の特集は、「それぞれの雨」と題して日本語における「雨の多様性」を四季それぞれの執筆者が解説していて興味深い。 例えば、こんな具合。(一部に意訳している部分もある) 服部土芳の『黒冊子』によると、「春の雨」と「春雨」とは季語としての本
台風一過。昨日あたりから全国的に好天が広がっている。東京の「梅雨入り」宣言は、3~4日先になりそう。 今週、日曜日、火曜日の句会で「線状降水帯」が詠みこまれてくると予想していたが、思ったとおり幾つかの句が登場してきた。「黒南風」などの季語と組み合わ
家計の味方は、専ら「モヤシ」とされてきたが、今や「バナナ」というところなのだろうか、食品スーパーに入ると一番目立つ手前の場所に「バナナ」が、うずたかく積まれていることが多い。多くの食品が値上がりの中、それだけ需要が高いということだろう。 バナナはダイ
本日予定していた綾瀬の菖蒲沼公園での「俳句イベント」は、昨日からの大雨の影響で中止にするという連絡が区の担当者から届く。ブース周辺が水浸しで、参加者も期待できないということだった。 イベント運営者として参加する予定にしていたし、午後から天気が回復
「身の安全をはかって下さい」という注意喚起とともに、「線状降水帯」という言葉が一日中飛び交った。気象庁の新しい注意報で、30分前に発出することが可能になり、その実験ということもあるのだろう。 この「線状降水帯」なる現象は昔もあったのか、それとも
いよいよ、列島の一部では梅雨入りした模様。 あくまで予報は「模様」ということであり、注意喚起する意味での「お知らせ」ということらしい。最終的には9月ごろに再検証して、公式の「梅雨入りの日」を決定するのが統計上のルールだという。初めて知った。 大型
健康志向のYにとっては、朝夕食ともサラダの一品が必須だ。 レタス、ヘビーリーフ、チコリ、パクチなどに、鯛、サーモンなどの刺身を乗せたカルパッチョ風のものから、ホウレン草、かりかりベーコンを入れた温野菜風のもの・・・etc。 料理番組などで目にした
沈静したようで、相変わらずくすぶっているコロナ禍。 中国では、ふたたび何千万人規模の感染が始まる予想が出ているほど。 六回目のワクチン接種を受けてきた。 今年は、大いに吟行を楽しもうと計画しているが、その感染状況によっては、閉鎖する吟行地が増える
久しぶりに出掛ける用事が何もないノンビリとした日曜日。メジャーリーグの大谷の二刀流を見る。大谷が6回を2点に抑え、勝ち投手の権利をもって降板するが、中継ぎが守り切れず逆転されてしまう。相変わらず「なおエンゼルスは・・」<なおエ>が続いていて5勝から勝ち星
句歴も力もあるベテラン俳人十数名による超結社句会がスタートして何年になるだろうか。6、7年だったか? 「奥の細道」からとった「細道句会」というのが正式名称だが、開催場所が早稲田大学の関連施設ということから「早稲田句会」とも言われる。 今日、その月
「主人の俳句の事が足立区の資料に出ている、という知人の手紙が届いたので資料があれば頂きたい」区の窓口に問い合わせがあり、回りまわって足立俳句連盟の会長に「対応しておいてください」と足立区から依頼の連絡がきた。 聞けば問い合わせの主は、昨年の暮れに急逝
先月から引き受けた「島根住区センター」の第二回目の講座を、先週土曜日に開催。 フル・メンバーの11名が参加した。ベテランから初心者までいるが、みな熱心で、全て「あだち野」の新会員となってくれたのが有難い。 ところで話は変わるが、新人さんが参加する
推敲していて、直すたびに句が悪くなってしまうことがある。 句意を理解してもらおうという気持ちが強過ぎて、どんどん説明的になってしまうようなケースだ。 迷ったら、読み手を信じることが大切。起承転結の「起承」又は「起承転」で寸止めをして、「結」の部分