マチネの終わりに 平野啓一郎

マチネの終わりに 平野啓一郎

余韻に浸る幸福な時間第一章からすぐに引き込まれ、時が過ぎるのを忘れてしまった。後半、残りのページ数が少なくなってきたことに気が付くと、今度は少しでも長くこの物語の中に留まっていたいと思い、時間をかけゆっくりと読み進めるようになる。特に最終章