それはトランジスタから始まった 【連載】半導体一筋60年②
【連載】半導体一筋60年②それはトランジスタから始まった▲トランジスタ幕開けはトランジスタからでは、半導体はどのように発展してきたのでしょうか。その前にトランジスタの発明に触れておきましょう。1947年に米国のベル研究所でトランジスタが開発されました。これが半導体の歴史が始まった瞬間です。それまでは電子機器に真空管が使われていました。しかし、トランジスタへの置き換わりが進むことで、機器が小型化します。また信頼度も向上し、さらに小さい電力で動くようになりました。ちなみに初期の電子計算機が登場したのは1946年頃です。ひと部屋を占領する程の大きさがあり、2万本もの真空管が使われ、なんと重さが30トンもありました。真空管がよく切れたので、計算機がしばしば停止したと言われています。▲部屋を占拠していた電子計算機し...それはトランジスタから始まった【連載】半導体一筋60年②
2024/05/30 05:20