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  • ディサービス事業所廃止

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先月末、ケアマネさんから「まさか?」と、思いがけないことを聞いた。それは永年妻が利用しているDS(ディサービス)事業所が三月一杯で廃止するとのことで「寝耳に水」の情報だった。この事業所は介護業界大手の経営だからそのようなことは考えたこともなかった。だがその事業所からは利用者に対して廃止情報が来ないのが不思議だったが、12日にやっと「事業所廃止について」の書面が届いた。それによると廃止の理由は「職員採用の悪化および建物設備の老朽化による閉鎖」だと記されていた。現在、社会的にも「人手不足」が問題化されているが、介護関連施設でも人員の確保が難しいようで、その余波が我が家にも及んだのだろうか?妻はこの事業所で永年DSを利用したが、先日、施設長さんの話しだと、妻は記録的に永い期間の利用者...ディサービス事業所廃止

  • 春を誘う沈丁花

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ既に立春は過ぎたのに、陽気はまた冬に戻ったように寒くなってしまった。この投稿文を作る前の14時過ぎ表に出たら、小雨、外気温は6度、冬並みの冷気に身震いした。でも春はもうそこで待機しているだろうが、先日、午前8時半過ぎ、妻がDSへ行く車を見送ってから独りで家を出た。散歩途中、ある民家の庭先で「沈丁花(ジンチョウゲ)」を見つけた。まだ蕾だが、咲く日も近い活き活きとした姿だった。そうか、もう沈丁花が咲く季節か?と、独りで頷いた。咲けばあの独特な匂いで人を誘うのだが、まだ蕾だからその匂いを一生懸命凝縮して開花に備えていることだろう。「沈丁花」という名前は、香木の沈香(じんこう)のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられたそうだが、2月2...春を誘う沈丁花

  • 日曜日の夕食を楽しむ

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ既に立春は過ぎたが、また冬に戻って寒い日が続き、今日は朝から雨が降っている。でも何となく春の気配を感じるようになった。長男夫婦と同居してからもうすぐ七年となるが、それ以前は妻との二人暮らしだった。この同居で私の生活環境にも大きな変化があったが、一番有り難いのは食に関することが全て嫁さん(長男の妻)任せになったこと。料理も出来ない私だから妻に三度の食事を用意するのは大変な重荷だった。でも私たちのメインの楽しみと言えば、食べるか?寝るか?くらいだから、せめて食べたい物を用意してくれることを願ったが、それは全て叶うものでもない。かつては何かお祝い事があると必ず外食していたが、今はそれも控えている。妻に「何が食べたいか?」と、聞くと、一にお寿司、二にピザ、三に牛丼だと言う。ある時、それ...日曜日の夕食を楽しむ

  • もりおか冷麺

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、東北に住む妻の女性知人であるTさんから宅急便で段ボールが届いた。妻宛だが、残念ながら妻は健常者の行為は出来ないので私が開梱した。「あっ、冷麺だ」と、名物の冷麺(写真①)がたくさんあるのを見て私はニコッとした。中には簡単な挨拶と「暑い時に冷麺を食べてください」との付箋があった。妻にも説明したが、何とか理解できたようだ。さて食べたいがどうしようか?我が家の食担当者は嫁さんだが「冷麺貰ったから食べよう」と、言ったが、嫁さんは何日分かの献立がすでに作成済みだから、その後になるらしい。やっと今日昼食でその冷麺(写真②)を食べた。嫁さんが考えて幾つかの具材が添えてあったが、ちょっと麺の歯応えが違う。昨日、冷麺のことをネットで調べたが「盛岡冷麺は、盛岡の麺職人・青木輝人氏が昭和29年に...もりおか冷麺

  • 認知機能検査

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ7月末のある日、「警視庁府中運転免許試験場」に行き運転免許更新に必要な「認知機能検査」を受検した。今は高齢者による事故多発で「高齢者いじめ」とも言えるように75歳以上の高齢者は運転免許証更新時には「認知機能検査」を受けてその認知性を検査することが義務化されている。でも何故75歳以上の人がこの検査を受けなければならないのか?の疑問があるがその理由は下記の通りらしい。75歳~79歳の運転者の死亡事故件数が74歳以下の約2.4倍であるなど、75歳以上の年齢層にかかわる事故情勢がきわめて厳しいものであり、また認知症の有病率は加齢とともに増加しているのが理由です。上記のようなデータを見ると納得せざるを得ないが、でも「法の下では誰でも平等」の理念からするといささか高齢者に対する差別のようだ...認知機能検査

  • ハナキササゲ

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ北山公園菖蒲苑に入ると左手に花満載の大樹があった。今までに見たこともない花模様だが、その由来を記した看板があった。さらにネットなどで調べて見ると次ぎのような歴史のある木だった。その名は「ハナキササゲ」だが、ノウゼンカズラ科で、学名は「カタルパスペシオサ(北米産)」とのこと。明治・大正年間に「黄金樹」の名で大量に輸入されたが、現存する木はきわめて少なく、文京区白山・小石川植物園に数本確認されている。その由来だが、この木は市内栄町の府中街道と江戸街道が交差する所、通称「九道の辻」の野火止用水際に自生していた樹齢110年以上の大木の一部だったそうだ。府中街道の道路拡張工事でこの木の伐採が予想された事から市民が中心になり、東京都建設局・北多摩北部建設事務所に移植をお願いしたが、その結果...ハナキササゲ

  • 飛行機を撮る

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ若い頃から飛行機を撮るのが趣味だと思いながら親しんできた。いろいろな場所で撮ったが、私が会社を退職するまで、多く撮ったのが米軍横田基地だった。私は1966年4月に転勤辞令を受けた勤務先がその横田基地に隣接する工場だった。フェンス越しに見える広大な敷地は治外法権のアメリカ、と思いながらも写真を撮るには格好の場所だった。だが、問題が。それは当時は基地内は撮影禁止だった。そのため周辺上空を飛行する機体を撮って我慢していたが、その後、撮影が許可されるようになった。1960年代はベトナム戦争がまだ続いていたので、横田基地には珍しい飛行機が飛んでくるので飛行機好きな私にとっては有り難いことだった。でもその頃はフィルムカメラだったので、現像、焼き増しするとお金も掛かるので財布と相談しながら飛...飛行機を撮る

  • スーパーシートで帰りました

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ平成16年4月2日(金曜日)私たち夫婦は知覧を訪れるため羽田発ANA619便で鹿児島空港へ飛んだ。帰らなかった多くの特攻隊員たちに少しでも慰霊の気持ちを捧げたいとの想いを抱いて知覧の地をぜひ訪れたいと願ったからだ。帰りの便はANA630便。機体はエアバスA320の予定であったがジャンボ機B747-400LR(JA8174)に変更された。当時、この機体はANAでも最新鋭機で国際線仕様である。着席するとスーパーシート(ファーストクラス)への転席が可能とのアナウンスがあった。追加料金を払うので妻は渋ったが私は懇願、説得して転席することになった。飛行機好きな私にとっては千載一遇のチャンスで、今後飛行機に乗ることはあってもスーパーシートを使うことなど絶対に無いと思ったからだ。ぜひ、スーパ...スーパーシートで帰りました

  • 多摩湖の堤防にて

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ昨日は9時前、自転車で家を出た。天候は曇り、ブルッと寒さを感じたが、今日の予定は「多摩湖で富士山を撮る」と、決めていたので我慢してペダルを踏んだ。30分ほどして多摩湖の堤防に着いた。それにしても寒い。早速、堤防上から西方を見ると、雲量多く富士山の姿が隠れて見えない。折角来たのに残念だが、富士山を撮るのは諦めてしまった。堤防の南側から北側に歩きながら、時々立ち止まって360度を眺めながら見た景色は素晴らしい。この人工の湖は「多摩湖」が名称だが、土地の者たちは「村山貯水池」と呼んで親しんでいた。この多摩湖は東京都民の水瓶だが、完成するまではいろいろと歴史の波に流されたようだ。戦時中は米軍の爆撃を想定して周囲には数カ所の砲台が作られたが、米軍は直接爆撃することは無かった。昔、小学校で...多摩湖の堤防にて

  • 洋ランに魅せられて

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ私が洋ラン好きなのを知っているメル友さんが写真を送ってくれた。今までにいろいろな植物を育ててきたが、その中でも好きだったのは洋ランだった。転居する前は、庭の一画に小さな温室を建てて、いろいろな洋ランを80鉢ほど育てていた。とは言っても洋ランについてはあまり知識もなかったが、蕾みを付けて、それが膨らんで、花が咲くと満足感に浸っていた。だが私の小さな温室で苦労するのは冬期の加温だった。昼間は汗ばむほどの温室内も夜になれば室温が下がるから小さな石油カンテラを幾つか灯して加温したが、それでも温度を高くすることは難しかった。もっと加温する方法もあったが、電気代を考えると躊躇したからほどほどの加温だった。そのため胡蝶蘭だけは温室で育てることはできなかった。胡蝶蘭は低温では枯れなくても花を持...洋ランに魅せられて

  • 屋上で撮った富士山

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、市役所に行く用事があったが、終った後は市内で富士山が撮れる場所を探して見たが、そのような場所は見当たらなかった。確かに撮れる場所は一カ所記憶にある、それは多摩湖(村山貯水池)の堤防上だ。でも天候や、雲の動きなどの条件が良ければの話しだ。そこへ行こうと思ったが、電動アシスト自転車の電池量が少ないので諦めることにした。そこでふと思いついたのが、近くのホームセンターの屋上はどうだろうか?だった。五階相当の屋上駐車場に行って見ると、西方にくっきりと頂上付近に雲を従えた富士山が見えたが、このような姿の富士山を見るのは久しぶりのことだった。早速何枚も撮ったが、困ったのはそれを邪魔するような電線だった。南北に張り巡らされた電線が富士山の景観の前に立ち塞がって台無しになった。ズームアップ...屋上で撮った富士山

  • この鳥は モズ?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ昨日は市役所へ行くために、空堀川沿い右岸を上流に向かって自転車を走らせた。途中、ある雑木林の小枝に小さな鳥が止まっていた。鳥の名音痴の私だが、どうも「モズ」のようだ。そこで想い出すのが「モズのはやにえ」だ。モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。秋に初めての獲物を生け贄として奉げたという言い伝えから「モズのはやにえ」と言われるらしい。一度はこの「モズのはやにえ」を見たいが、そのチャンスは無さそうだ。小さな鳥だから目視ではよく判らないが、パソコンで拡大して見ると、実に愛らしい姿であることに気付く。モズの周りで見える落葉した小枝を見ると微かに新芽が膨らんでいる。もう春先に備えて準備を始めているのだろうか?鳥を撮る機会も少なくなったが、時にはこのようにあ...この鳥はモズ?

  • 今年もよろしくお願いします

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。令和五年元旦赤とんぼ★写真の上でクリックすると拡大されます★頑張れ~卯年の皆さん写真説明:今年の干支は卯です撮影場所:自宅DKにて(2022.12.31)今年もよろしくお願いします

  • 令和四年を振り返る

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ令和四年も今日で終り、令和五年が近くで出番を待っていることだろう。この令和四年を振り返ると、我が家の生活安定度は要介護の妻の体調によって左右される。妻は七月下旬に体調を崩し、その後「感染症外来」を受診、三時間ほどの検査で異常は無かったが、受診義務でPCR検査を受検、医師からは「コロナ感染は大丈夫でしょう」と言われて安心したが、検査結果は陽性だった。その時「私も間違いなく感染する」と覚悟したが、キットで検査するとやはり陽性、それからは家族四人での安静生活が始まった。しかし、私も妻も無症状であったことは幸いだった。同居している長男夫婦は陰性だったが、長男は勤めも休んでひたすら時が過ぎるのを望んだ十日間だった。その後、妻は十一月中旬にはまた体調不良になり、今度は「救急外来」を受診、そ...令和四年を振り返る

  • ジェットエンジンの想い出

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ時折、好きな飛行機を見たいとの衝動に駆られることがある。だがかつてのように空港に張り付いて写真を撮ることは諦めている。その気持ちを抑えるために過去に撮った写真を眺めるのが精一杯だ。今日もそんな気持ちで写真を整理していたら、懐かしい写真に出逢った。それはかつて見学した「所沢航空発祥記念館」で撮った「航空自衛隊・T1B中等練習機」だったが、この機体の傍(写真中央右側の白い部分)にはその機体に搭載されている「J3-IHI-7Bターボジェットエンジン」も展示されていた。もう数十年も前のことだが、このエンジンは実際に私がテストした懐かしい想い出がある。この機体もエンジンも戦後初めて国産化した由緒ある歴史を持っている。国産化には幾多のハードルもあったが、私はこのエンジンが量産される以前から...ジェットエンジンの想い出

  • カワセミ を撮る

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ空堀川沿いを歩くようになってから、もう十数年が過ぎた。だが私の散歩コースは限られた短い区間だ。歩く時は必ずデジカメ持参、だから年間数千枚も撮るが、いつも望んだ通りの出来映えではない。この写真撮りの趣味は社会人になってから今まで続いているが、その当時はカメラを持っている人も少ない昭和40年代だった。フィルムカメラからデジカメとカメラも進化した。最近は何かイベントがあると写真撮りの人が増えたが、特に女性が写真撮りする姿が目立つようになったが、スマホの普及も大いに影響しているのだろう。かつて私はガラケイ持ちだったが、ガラケイで撮る写真はあまり精度も悪かったので「携帯電話のカメラは良く撮れない」と思っていたのでスマホに替えてもその意識が強いまま、スマホで撮ることはあまり無かった。だが、...カワセミを撮る

  • プリンターのセットアップ

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ1日に家電量販店でプリンターを購入、4日に宅急便で届いた。開梱や設定の予備知識などは5日に済ませ、6日にセットアップした。簡単な取説が同梱されていたが、その取説の枚数も少なく、ネットで動画を見ながらセットするのも可能だが、私は紙の取説に従ってセットアップした。最近、このような周辺機器の取り付けが以前と比べると簡単になったのはパソコン音痴の私にとっては有り難いことだ。まずはプリンターのみセットアップ完了、次はパソコンとの接続に進んだ。私はWi-Fiを利用するのは面倒だと思っていたので、ケーブルでパソコンと接続するつもりだったが、取説には無線ラン使用しか記載がなかったのでそれに従ったが、簡単に接続することができた。ドライバーインストール用のCDも同梱されていたが、それを使うことも無...プリンターのセットアップ

  • 物忘れ

    日暮らし通信発信元:赤とんぼいつも注意していても時々起こるのが「物忘れ」だ。毎朝、5時半前後からは洗濯機に洗い物を入れてセットするのが日課になっている。洗濯は約37分くらいで終り、それを伝える音楽が流れる。でも今朝はその音楽が聞こえない。もう洗濯は終っている時間なのにと洗濯機を見ると操作パネルには「C1」のエラーメッセジが表示されていた。思わず「しまった」と叫んだ。「C1」の表示は水栓(蛇口)を開けてない証拠、いつも洗濯物を入れる前に必ず水栓を開けているのに今朝はそれを忘れてしまった。私の操作ミスだが、水が供給されない時はブザーが鳴って警告するような予防策はないのだろうかと、洗濯機を逆恨みしてしまった。この洗濯遅れで、私の朝の仕事のリズムが狂ってしまった。このような水栓の開け忘れは年に二、三回あるので注意...物忘れ

  • キーボードの不具合

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ永年道具を使っていると、経年変化によって動きが悪くなることは当たり前の事だろう。最近、困ったのはキーボードのBackSpaceキーがロックしてしまうこと。通常、キーを押すとすぐに戻るのが当たり前だが、このキーはへっこんだまま戻らないから、それまで入力した文が消えてしまうので文章を作るには至って困る不具合だ。文字入力が下手な私だからBackSpaceキーを使う事が多いのです。一昨日、プリンターを購入するために家電量販店に行ったが、その時スタッフに状況を話したら「キーボードを替えたらどうでしょうか?」と、コメントされた。早速、キーボード売り場に行き、商品を見たが意外と安いので購入することにした。今使っているキーボードはワイヤレスだが、私は敢えてケーブル付きのキーボードにした。特別な...キーボードの不具合

  • プリンターのインク吸収体とは?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、プリンターの液晶モニターに下記のようなエラーメッセージが表示された。「インク吸収体が満杯に近づきました。OKボタンで継続できますが、早めに修理受付窓口へ交換を依頼ください」最近ノズルのクリーニングを何回も行なった後にこのメッセージが表示された。取説を見ると「インク吸収体」が簡単に説明されていたがネットで調べてみた。「インク吸収体とは、クリーニングなどで吸い出されたインクを吸収させるための部品です。インク吸収体は満杯になると交換が必要です。お客様ご自身での交換はできませんので、メッセージが表示されたら、お早めに修理受付窓口にご連絡ください。ちなみに修理代金は軽く10,000円を超えるので、費用面だけで考えると、廃インク吸収体が満杯になってしまったら、新しくプリンターを買い替...プリンターのインク吸収体とは?

  • 今日から12月

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今日から12月、カレンダーも一枚となり、令和5年を迎えるカウントダウンが始まった。過ぎた過去を振り返ってもあまり意味がないが、11月はいろいろなことがあった。半ば頃から妻が体調を崩したことから、私たちの生活は大きな変化を受けてしまった。すぐ治るだろうと思ったが、それも叶わず21日には「救急外来」を受診した。診察によれば幸いにも顕著な異常は無いとのことで安心したが、同時に「PCR検査」を受検したのでその結果が心配になったが、その後何の連絡も無いので陰性だと安堵した。今は体調もかなり戻ったが、動きが緩慢になのはもうどうしようもないことのようだ。日常の生活では妻の体調次第で私の一日が左右される。要介護の妻だから体調は毎日異なる。そして何よりも気になるのは妻は自分の体調を意思表示できな...今日から12月

  • システムダウン

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ昨日はMの三ヶ月の定期検診だから、通院するため6時半にH子さんの運転で家を出た。私は後部左座席でその運転振りを見るのもだいぶ慣れてきた。だが若い人は少しスピードが出し気味なのが少し気になる。最近、どの病院でもいろいろな人的行為がデジタル化されているが、私が心配するのは「いつかシステムダウンが起きても大丈夫か?」との懸念だ。かつて運転免許証の更新で、短時間のシステムダウンがあって免許証の配布が遅れたことがあった。だが今日は現実にそのシステムダウンが発生した。通院した公立病院では8時になると診察券を「再来受付機」に通すと「呼出機」と「受付票」などを受領するのが診察を受ける最初の行為でもある。8時になって受付を開始したが、ところが4台ある「再来受付機」がいずれも診察券を読み取らない不...システムダウン

  • 園芸農家で働いていました

    日暮らし通信発信元:赤とんぼあるサイトに入会してから六ヶ月が過ぎた。家庭環境によりあまり外出できない私なので投稿するネタに苦労するが、数少ないが何とか日記やフォトを投稿している。他のメンバーの日記やフォトは私にとっては大いに参考になっている。それぞれ固有の文章の中からその人の世界を垣間見るように知ることができるのは興味あることでもある。それとフォト投稿では花が主役のように多いことが私にとっては幸いしている。会社勤めをしながら考えていたのは退職したら「園芸農家で働くこと」を目標にしていたが、偶然にもその願いが叶って約10年ほど働いた。妻が元気ならもっと働くはずだった。永年、趣味の写真撮り(飛行機を摂ること)が続いていたが、温室の中で育つ草花を撮ることは楽しみでもあった。そのお陰でたくさんの花の写真がファイル...園芸農家で働いていました

  • Mは体調不良

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今月の半ば頃からMが体調不良で私もそれなりに気持ちが落ち込んでしまった。21日の朝食後には特にその症状が現われた。そこでH子さんが担当医に電話したが、その日は外来担当医なので通話出来ないとのことだったが、救急外来に来るようにとのアドバイスがあった。それを聞いた長男が「今日は仕事休むから」と車運転を引き受けてその公立病院に向かった。救急医・女医さんの診察によれば特に顕著に目立つ兆候はありませんとのことで安心したが、どうもMの容体を見るとそれを納得する気持ちにはなれなかった。だがMの様子で以前から心配していたのは便秘だ。どうもその原因は便秘が考えられるのでそれに対する薬が処方されたが、特に「水分を十分に取りなさい」と、言われた。コロナ感染も心配だが、医師の診察によれば陽性ではないで...Mは体調不良

  • 丸形ポスト

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日は自転車でいつもと違って空堀川の右岸を上流に向かって走った。電動自転車は便利な交通用具で、高齢者でもあまり体力も使うことなく遠出も出来る。どんどん走り「第二天王橋」まで行くと、対岸に珍しい「丸型ポスト」が見えた。かつてはこの丸形ポストがポストの定番だったが、最近はあまり見たこともなかったので近づいてじっくりと眺めた。1901年に日本最初の丸型ポストが試験的に設置されたらしい。その後いろいろと改良されて日本全国に普及していたが、四角い箱型のポストへの置き換えが進んだため、数も少なくなったようだ。1972年時点では日本全国で約55000本が稼働していたが、2013年3月31日現在では約5600本が稼働するにとどまるとのこと。しかし合理化による置き換えを生き延びた丸型ポストは、希...丸形ポスト

  • 雨に咲く キバナコスモス

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、久しぶりに朝から雨が降った。13時過ぎには止んだが、少しは世の中が潤ったような雰囲気になった。9時前、迎えの車に乗って妻はDSへ行った。週に二日だけは独りになるので、散歩をしたり、普段溜め置いていた事をこなすのが私の日課だ。だが17時前後には妻が帰ってくるので、私の自由時間はいたって短い。でもこの自由時間だけは独り身になるので、介護という私の仕事を少しは忘れることもできる。9時過ぎ、雨だから傘を差して少し散歩することにした。近くの川沿いを歩きながら花などを撮りながらゆっくりと歩いた。だが左手に傘、右手にカメラではどうもピントを合わせることに苦労した。最近は咲いている花の数も減ってきたが、今日の散歩での目的は雨の中で咲いているキバナコスモスを撮ることだった。普通、花ビラを上...雨に咲くキバナコスモス

  • 年賀状作り完了

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今年は年賀状作りを始めたのは7日のことだった。達筆なら自分で書くのだが、私のような愚筆だとパソコンにお願いするしかない。でも達筆の年賀状を貰うと「習字の時間をもっと勉強しておけばよかった」と、思うのだがもう後の祭りだ。デザイン面はいつも雑誌を買ってネタ取りする。でもこのような雑誌も値段がだいぶ安くなった。だが今年困ったのはプリンターがどうも私の言うことを聞いてくれない。印刷しても総天然色にならず、ピンクっぽい色合いになってしまう。取説に従いクリーニングなどのメンテナンスをしたが、駄目。少し色が出ていないがこれで我慢するしかない。もう古いプリンターなので買い換える時期かもしれないが、普段使うには問題無いので回聳えている。準備が出来たので年賀はがきを買いに街中の郵便局に行った。かつ...年賀状作り完了

  • カワセミを撮る

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ空堀川沿いを散歩するようになってから十数年が過ぎたが、あまり自由時間の無い私だから川沿いは格好の散歩コースだ。でも「川は水が流れている」のが条件だろうが、空堀川は年間通じて全く水の流れの無い日が多く、雨でも降らないと水が流れない。だから白い川底を露呈した空堀川は異常な河川でもあるが、公的にはれっきとした一級河川だ。こんな状態は江戸時代から続いているようだが「水が流れない空堀川」のイメージはこれからも消えそうにもない。川沿いを歩きながら好きなカメラで撮るのは花が多い。だがいつもこの日記でも「鳥が少なくなった」と、嘆きの投稿を何回もした。あの「飛ぶ宝石」の異名を持つカワセミを始めて見たのは2019.10.16のことだった。その時は凄く感動して何枚も撮った。その後、時々カワセミを見る...カワセミを撮る

  • 散歩雑感

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ秋深くなり、冬到来も間近、そうなると咲いている花の数も少なくなるから撮るチャンスも少なくなる。そんなことを思う今日この頃だが、先日、散歩した時に見聞きしたことを纏めてみよう。●ツユクサは雑草路肩でツユクサが咲いていた。いつも見ているツユクサは小花だが、この花は珍しく大きめだった。ツユクサは雑草だが、近くで見ると引き込まれるような可憐な花だった。●ハクセキレイを撮る私の散歩コースでは全く鳥を見ない日もある。先日、偶然にもハクセキレイが水辺で羽を休めていた。横顔を撮りたかったが、ソッポを向かれてしまいました。★写真の上でクリックすると拡大されます★ツユクサハクセキレイ写真説明:ツユクサ・ハクセキレイ撮影場所:空堀川沿いにて(2022.11.10)散歩雑感

  • 今日、日中は二人暮らし

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今日、長男夫婦は外出したから日中は妻と二人暮らし。時間はたっぷりある。私はやることがあるが、傍らに居る妻はどう時を過ごそうか?と、少し思案した。でもいつのものように録画しておいたテレビの歌番組を再生して時を過ごすことにした。歌好きな妻のために歌番組の録画は欠かしたことはなく、いつでも再生すれば見ることができる。私たちの年代が好む歌といえば「演歌」、幸いにもテレビでは意外とその演歌番組が多い。文明の利器のお陰で、一度予約しておけば毎週録画できるので、かつてカセットテープに録画した時代と比べれば予約も楽になったものだ。この日記を作りながらも、妻はその歌番組を見ている。時にはテレビのテロップに合わせて、拍手したり、口ずさんだりしているから、結構楽しんでいるようだ。でもそんな妻を見てい...今日、日中は二人暮らし

  • 多摩動物園

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ燐市に住むSさんから電話があった。久しぶりに声を聞いたが、パソコンのある不具合について教えて欲しいとのことだった。私もパソコンについてはあまり知識を持っている訳ではないが、偶然同じような不具合を経験していたので、その時の解決方法のメモをメールすることにした。その電話応対の時「先日、多摩動園に行き、家族で楽しんできました」と、小学生二人の親として満足したことを話してくれた。私よりかなり歳下のSさんだが、動物園で家族皆で過ごした光景が浮かんでくるような話しぶりだった。動物園?この話しを聞いて、「待てよ、私たちも多摩動物園に行ったことがある?」と想い出した。ファイルを探してみると、あった、あった。それは2006.3.29のことだった。多摩動物園は立川から多摩モノレールを利用すると終点...多摩動物園

  • また電車を撮る

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ独り散歩の時はコースを変えながら歩き、いろいろと下界の様子を見聞きして私の脳活動が衰えないようにと短い時間を過ごしている。先日は西武池袋線・秋津駅の北側にある踏切を通るコースだったが、折角だから少し歩みを止めて、また電車を撮ることにした。私は「撮り鉄」ではないので電車を撮るテクニックなどは判らないが、ただ無意識に撮ることしか頭にない。電車が通過する間隔は意外と短いので、撮るには都合がいい。だが、撮っていたら突然スマホに電話があり、急用がありすぐに帰宅することになってしまった。散歩中に電話があると、DSの施設からの電話ではないか?Mの容体に何か異変があったのではないか?と、不安になるが、この時は別件の用件だから助かった。このため撮ったのは数枚、一枚目は池袋行きの上り電車、二枚目は...また電車を撮る

  • 美味しい柿でした

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日のある日、嫁さんは仕事で外出だから、私たちの昼食を用意してくれた。その日は茹でたウドン、糧はナスとホウレン草、そして剥いて刻んだ柿が小皿に盛ってあり、M用には細かく切ってあった。これらが冷蔵庫に用意してあった。この柿は先日、散歩の時、近くの農家直販所で買った。通常、直販所では無人で野菜などは現物のまま置いてあるが、この直販所は機械式で100円硬貨を入れ、レバーを少し反時計方向に回すとドアーが開けられて品物を取り出せるタイプだ。このような方式の直売所になったのはそれなりの理由があったはず。かつて私が働いていた園芸農家でも入り口で野菜などを無人直売していたが、奥さまの話によると「減った品物の数と現金が合わないことはしばしば」だと嘆いていた。このような販売方式は売り手と買い手が無...美味しい柿でした

  • 11月に咲く クレマチス

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、散歩していたら川沿いにある花壇でクレマチスが咲いていたが、11月頃に咲くのを見た記憶があまりない。だがネットで調べるとクレマチスの原種は約300種類もあるそうだが、6月頃から初秋に開花する品種、10月~3月にかけて咲く冬咲き品種など多彩なようだから、11月に咲いているのも不思議ではないようだ。クレマチスは「蔓性(つるしょう)植物の女王」と呼ばれているように多くの人を魅了する優雅な花姿でもある。★写真の上でクリックすると拡大されます★写真説明:クレマチス撮影場所:空堀川沿いにて(2022.10.31)11月に咲くクレマチス

  • 車を運転しなくなりました

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ8月のある日、庭でバックした時、車の後部を擦ってしまった。軽い接触だったが「これはやばい」と思いその時から「車を運転しない」と、決めた。妻が要介護でなければとっくに免許証を返納したであろうが、通院などの時の便利さを考えるとどうしても車は必要な交通用具だ。それ以後、車の運転は嫁さんに頼むことにしたが、暫く運転しなかった嫁さんの運転が不安だった。そのため長男に嫁さんの運転慣れを頼んだので、会社が休みの時は近場をドライブするようになった。今までに妻の通院で三回ほど運転を任せて私は後部座席で嫁さんの運転を見守ることになった。不安でも絶対に私は運転しないと決めたが、嫁さんの運転もあまり心配しないでよさそうだ。だが運転はしないが妻の緊急時に必ず必要だから運転免許証を返納する考えはない。ある...車を運転しなくなりました

  • 「心がときめく」 とは?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼネットでニュースを読んでいたらある言葉に興味を持った。それは「人間、年を取らないようにするには、心がときめくことが必要だ」との言葉だった。その言葉の中で引っかかるのは「心がときめく」だった。「心のときめき」とは一体何を意味するのだろうか?と私は思案した。だが何となく判るような気もした。先日、長男夫婦は外出したので、夕方までは妻と二人暮らし。傍らにいる妻をよく見ていると、昔は心がときめくこともあったが、今はすっかり忘れてしまった。でもそんな気持ちだから私は暗い性質なのかもしれない。若い頃持っていた「心のときめき」はどこに消えてしまったのだろうか?「心がときめく」ことがあるように毎日を前向きな気持ちで過ごせるように、そして年を取らないようにこの言葉が本当かどうかを試すことにするつも...「心がときめく」とは?

  • 我が家でもハロウィーン

    日暮らし通信発信元:赤とんぼソウルの繁華街でハロウィーンで集まった若者たちが折り重なるように倒れた雑踏事故で156人もの多数が死亡した。お祭りが一転して大事故になったのは何が原因なのだろうか?あまり私たちにはハロウィーンは関係ないことだが、一週間ほど前から昨年100円ショップで買ったランタンを部屋に吊して点灯、我が家でもハロウィーン気分を楽しみました。その日、あるテレビ番組で偶然、ハロウィーンの起源についての説明を聞いた。その起源はアイルランドのようだが、ランタンは本来はカボチャでは無く、白いカブを使っていたらしいl。だが150年ほど前、アイルランドでは大飢饉が発生、生活苦に喘ぐ多くの人たちがアメリカ、カナダ、オーストラリアなどへ移住したそうだ。だがアメリカではカブが無く、その代わりにカボチャでランタンを...我が家でもハロウィーン

  • 昭和記念公園のイチョウ並木

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日の朝刊多摩版に「秋の東京立川で見頃」の見出しで昭和記念公園のイチョウ並木が見頃だとの記事が載っていた。「ああ、そんな季節なのか?」と、いささか外出しない私の季節感が鈍くなったことに気付いてしまった。時間があれば公園に行きたいが、それも無理だが、ふと過去にそのイチョウ並木を見に行ったことを想い出し、ファイルしていた画像を探してみた。その時の画像が見つかったが、妻と嫁さんの三人で公園に行ったことを想い出した。それは2006.11.15のことで、妻が退院した後のことだった。嫁さんがお弁当を作り、それを園内で食べたが、妻は車椅子での園内移動だった。この公園はかつては立川飛行場の跡地だが、広大な敷地を国営公園としているので多くの人たちの憩いの場でもある。立川口から入るとすぐにお目当て...昭和記念公園のイチョウ並木

  • 西武池袋線を撮る

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ空堀川の右岸沿いを下流に向かって歩き、志木街道を横切り、前原橋を左に見てさらに歩くとやがて西武池袋線が空堀川と交差する陸橋が見える。私はあまりこの方面には行かないが、今日は右岸で自転車を止め、電車を撮ることにした。短い30分ほどの写真撮りだったが、それでもその時間内に何本もの電車が通過して行った。私は鉄道ファンではないので電車の型式などは判らないが、実にいろいろと塗装した電車があるものだと思った。今は西武線も他社との相互乗り入れをしているので、走る電車は多種多様、同じ線路を走れるのはそれなりに電車の技術的、物理的仕様がある程度標準化している証拠だろう。私は西武電車は黄色い車輌だと未だに思っている男だが、どうもそうでもないらしい。電車を撮るテクニックがあるのだろうが、私は全く撮り...西武池袋線を撮る

  • 真言宗豊山派・東福寺

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ昨日は所沢市本郷にある東福寺を訪れた。先日、清瀬金山緑地公園のコスモス畑で遠方に見た守護観音さまを参拝するのが目的だった。だがこの公園経由で行けばよかったのに、私は別ルートで行くことを思いついたが、これが失敗の元だった。そのルートを自転車で走り始めたが、東福寺が判らず私は完全に迷走状態になって右往左往するままに走ることになった。とにかく南方向を目指して公園に行くことにしたが、やっとその公園に着くことができた。でも、私も脳力が落ちたもんだと気落ちしてしまった。ここに来れば北方に観音さまが見えるので、それを見ながらやっと東福寺に辿りついた。寺の正門にある石柱には「成田山東福寺」と刻まれていたが、正確には「真言宗豊山派寺院東福寺で成田山観音院」と号する。そして境内の高台には守護観音さ...真言宗豊山派・東福寺

  • 私が好みの髪型は?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今朝、8時半過ぎからH子さんにMの髪の毛をカットしてもらった。二人暮らしの時、いろいろと困ったことがあったが、その一つがMの髪の毛をカットすることだった。街中の美容院に連れて言ってカットすることを考えたが、Mからはノーの返事だった。仕方なく、最初の頃は私がハサミでカットしていたが、このカットは難しく、しばしば虎刈りになったが、Mは「ああ、サッパリした」と文句を言うこともなかった。その後はDSの施設に美容師さんが出張して来るのでカットをお願いしていたが、このコロナ騒動で外部との接触を避けるために美容師さんも来なくなったので、また私がカットすることになってしまった。だが、長男夫婦と同居するようになってからはH子さんにカットを任せることにした。このような仕事は女性の細やかさが有効だと...私が好みの髪型は?

  • コスモス と 守護観音さま

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、清瀬金山緑地公園北側でコスモスを撮っていたが、撮る場所を変えると所沢市本郷の東福寺境内におわします真っ白な守護観音さまが見えてきた。コスモスと観音さま、何か不思議な光景だが、観音さまもコスモスのお花見をしているだろうか?東福寺は正式には「水木山阿弥陀院東福寺」と号する真言宗豊山派の寺院です。くしくも我が家の宗旨も真言宗豊山派です。いつか東福寺を訪れ、守護観音さまを参拝したいと思っています。★写真の上でクリックすると拡大されます★写真説明:守護観音さま撮影場所:清瀬金山緑地公園にて(2022.10.20)コスモスと守護観音さま

  • 清瀬金山緑地公園のコスモス

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、電動自転車で柳瀬川沿いを走り、清瀬市北部にある清瀬金山緑地公園に行きました。この公園は妻が最初に退院した当時は毎日のように車で行き、散歩していたことがあった。今は有料駐車場も完備されているが、当時はフリーでの駐車だったから、満車の時はすぐに帰ったこともあった。この公園に行くのは久しぶりのことだったが、一番の環境変化は雑草が生い茂っていることだった。以前は歩行路の両側の雑草はあまり気にならなかったが、今日は延びた雑草が通路にまではみ出して通行を妨げているほどだった。明らかに地球温暖化の影響を受けているのだろう。今日はあまり目的もはっきりしないで公園に行き、池の写真でも撮るつもりだったが、思いがけない光景に出会った。それは公園北側の広大な面積の畑でたくさんのコスモスが咲いてい...清瀬金山緑地公園のコスモス

  • イギリス in 1977 (終わり)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:たくさんのお土産を買ってきました●海外へ行くなんて会社の出張でもなければなかなかチャンスは無い。それが現実となっていろいろな経験をさせていただいた。他のページでも触れたが餞別を戴いた人もいて、たくさんのお土産を買ってきた。その数73人分。いろいろあって書ききれないが子供たちには特別な気持ちでお土産を選んだ。何しろホームシックにも掛かった私だが妻にも子供にも会いたい気持ちが高ぶっていた。特に前の年に生まれた次女のことが心配だった。ホテルの部屋で帰国の日をカウントダウンするように毎日カレンダーの日付を塗りつぶしていた。お土産を揃えるのに苦労したが妻には英国のウェイジウッドのネックレスと帰りのアンカレッジで腕時計を買った。長男には車の模型や飛行機の本、二階建てバス...イギリスin1977(終わり)

  • イギリス in 1977 (その27)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:食べ物について●この出張を通じて感じたことは"食べ物に対し好き嫌いの無い私"を有り難いと思ったことです。何でも食べることができることは、特に海外出張などでは面倒のない生活を楽しむことができる。ロンドンの街中での日本人向き和食・中華レストランの前には必ず日本人が立っていてショーウインドーを覗いていた。おそらくは何か和食を食べたいのだろう。海外に行くとラーメンとかウドンとかお刺身を食べたくなると聞かされたが私は全くそんな気持ちにならなかった。何を食べても美味いからである。研究所の昼食は有料のバイキング式だが何でも口に合った。特に煮たトマトは私の最も好きなメニューとなった。帰国後それを探したが同じ味のトマトを見つけることができなかった。それでも家に帰った晩に日本酒...イギリスin1977(その27)

  • イギリス in 1977 (その26)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:一泊二日のフランス旅行●土曜、日曜日は休みなのでこの機会にフランスに行こうと話しが纏まった。往きは飛行機、帰りはカレーからホバークラフトで帰ろうとの予定であった。参加者は出張で同行した男性6人。さて飛行機でドゴール空港へ。通関も5人までスムーズで早フランスへ。ところが6人目の私だけは許可が下りない。別に悪いことはしていないのにストップなのである。恐らくは何かを照合しているのであろう。後で聞いた話だが、私が日本赤軍派の手配写真に似ているのでその確認のためストップされた理由らしい。。待つこと約20分。やっと許可が下りた。言葉が喋れたら文句の一つも言ってやりたいくらいである。この一件ですっかりフランス人が嫌になってしまった。それに輪を掛ける嫌なことがあった。すぐ凱...イギリスin1977(その26)

  • 日々雑感

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ8時半過ぎ、Mは迎えの車に乗ってDS(デイサービス)へ行った。私はその車が見えなくなるまで見送った。もうこのような事が十数年続いている。聞くところによれば家族から無理強いされてDSへ行かされている人もいるとのことだが、そのような人は耐えがたい思いをしていることだろう。最初、私がMのDS行きを考えた時、その雰囲気に馴染むことができるだろうか?と心配したが、それは杞憂に終り、行きも帰りもニコニコ顔を失わないので安心している。Mが元気な頃は人付き合いも温和な性格だったが、記憶の一部を無くしてもその穏やかさはDSでも生かされているようだ。MがDSへ行く日だけは私は限られた時間だけ、自由に使うことができる。でも17時頃には帰って来るのであっという間にその自由時間も終ってしまう。この時間を...日々雑感

  • イギリス in 1977 (その25)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:トラファルガー広場●休みはもっぱらドライブを楽しんでいた。他にやることが無かったせいもある。先日テレビでの英国特集番組でトラファルガー広場の画面があり懐かしかった。今から想うと冷や汗もののドライブだったがあの広場に車で行った。同行したスタッフのIさんは音楽好きで、ある時有名な「アルバートロイアル・ホール」での演奏会を聞きに行ったが、帰りは車で迎えに来て欲しいとのことだった。そこで慣れない道路を探しながら辿り着いたのがトラファルガー広場だった。ぐるぐる回って道を探していたが、偶然Iさんに会うことができたが、もし会えなかったらまだぐるぐると回っていたに違いない。広場でお馴染みのあのライオン像も"あの日本人の車はいったい何をしているんだ"と胡散臭げに見ていたことだ...イギリスin1977(その25)

  • イギリス in 1977 (その24)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:ストーンヘッジ●英国へ来ていろいろな場所を訪れたがストーンヘッジも忘れられない。ストーンヘッジは誰が造ったのか?、何のために造ったのか判らない謎の多い円形の巨石群。ロンドンより西へ約100キロ以上も車で走らなければならない。しばらく走るとやがて緑が多くなり牛や馬が見えるのどかな田園風景に変わる。山らしい山は無く、緑の丘の間を高速道路が一本走っている。この風景はどことなく北海道に似ている。やがてストーンヘッジが視界の中に入ってきた。曇り空と巨石のコントラストは宇宙人がUFOで飛んできてもおかしくない雰囲気だ。ただ、回りには何も無い。ただ巨大な石が積み上げられているだけだ。もし宇宙人が来てもあまりの殺風景な佇まいにすぐ帰って行くかも知れないように何もない。手持ち...イギリスin1977(その24)

  • イギリス in 1977 (その23)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:サッカー●英国はサッカーの本場。私はあまり興味は無いが同行したサッカー好きなスタッフに誘われて試合を見に行った。またびっくりすることばかりであった。この試合は第4部リーグの試合だからかなり実力は下のチームらしい。行われた街は全くの田舎で普段は人影も無く、寂しい静かな佇まいである。ところがサッカーの試合があると一変する。どこから来るのか知れないがとにかく人が集まってくる。道路も臨時の駐車エリアとなり、普段は警官の姿を見つけるのに苦労するくらいなのに、サッカーがある時は警官が大勢いる。騎馬警官や警察犬のシェパードも動員されている。さて試合が始まると応援する歓声がすごい。ひいきの引き倒しと言えるほどのエキサイトぶりである。何やら小競り合いも始まっていた。ハーフタイ...イギリスin1977(その23)

  • イギリス in 1977 (その22)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:コンコルド●研究所内の通路を職長のジャクソンにエスコートされながら歩いていたら突然上空でバリッ~バリッ~と音がした。「ハリー、コンコルドだ!!」とジャクソンが叫んだ。見上げるとコンコルドだ。ヒースロー空港に向かっているのだろうが、コンコルド特有の機首を下げて低高度で飛行している。名の通り"怪鳥"がランディングの体勢に入っていた。ジャクソンは「見たか、英国の誇り"コンコルド"だ」と言いたげに見上げている。私は初めてコンコルドが飛んでいる姿を見た。民間機で音速を超えた飛行で商業ベースにのったのはコンコルドだけである。英国人はかなりこの飛行機を自慢しているようだ。しかし私の感想は「何とうるさい飛行機であろうか?」であった。この騒音問題がネックとなって日本の航空会社...イギリスin1977(その22)

  • イギリス in 1977 (その21)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:イギリス空軍ヘンドン飛行機博物館●「FJR710エンジンの想い出」を続けることにしよう。英国出張は昭和52年(1977)のこと。もう昔話になってしまうが私にとって初めての外国とあって懐かしい想い出ばかりである。いつかは忘れられてしまう私の歴史だろうが、このページ以降ではその想い出の幾つかを纏めておくことにする。しかし、何しろ記憶が薄れてしまったことが多いので纏まりの無い文書になることであろう。英国出張が決まった時、どうしても行きたい場所があった。それが「イギリス空軍ヘンドン飛行機博物館」である。この博物館はロンドン北部の郊外にあり、第一次世界大戦から現代までの様々な軍用機が展示されていた。ここは英国のみならずドイツ機の展示も充実していて有名である。英国は戦勝...イギリスin1977(その21)

  • イギリス in 1977 (その20)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:高度35,000フィート、入口温度マイナス35度●いろいろな高度を想定しての試験であったが多くは忘れてしまったので、意識を呼び起こしながらこの文を作っている。しかし、高度35,000フィート、入口温度マイナス35度の中で運転されたFJR710エンジンの性能を確認するこの試験で鮮明に覚えていることがある。それはこの運転終了後、エンジン点検のためにチャンバーの中に入った時にびっくりしたのは入口ダクトが氷結して真っ白だったこと。長く伸びたダクトの白さが妙に幾何学的に綺麗な光景であったことを忘れていない。そして私がスロットルレバーを操作する装置の作動油が低温で影響を受けないかと心配したが、スムーズに作動したことに安堵した。全ての試験が終った時、私は重く感じていた肩の...イギリスin1977(その20)

  • イギリス in 1977 (その19)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:再着火試験●ジェットエンジンは如何なる場合でも連続燃焼しているが、それでも飛行中に火が消えることは想定しておかなければならない。火が消えることは当然推力の減少を招くから機長は再着火を試みる。しかしながらどんな高空条件下でも再着火が可能と言う訳でもない。その再着火エンベローブを探るのも今回の試験目的でもあった。即ち横軸を機体速度(機速)、縦軸を高度のグラフを想定するならば機速に対して如何なる高度で着火可能なのかを確認し、その点を結んだ範囲が再着火可能なエンベローブなのである。飛行中に4発のエンジンの火が消えたのは現実に起こった。年代は忘れたがインドシナ半島上空を飛行していたイギリスBA航空のジャンボジェット機の全てのエンジン4基が停止した。幸い高度が充分にあっ...イギリスin1977(その19)

  • イギリス in 1977 (その18)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:高空性能試験●この研究所の如何なる設備で高空条件を設定しているのかは判らないが、その装置を動かすためには膨大な電力を使用するとのことである。ここではチャンバー後方より空気を抜いて減圧しているのかも知れない。また入口空気温度を下げるのはアンモニアを用いている。しかし、リクエストされた高空状態にシュミレートするのは意外と時間が掛かるようであった。まして複数のチャンバーで同時に試験することも可能であろうから、短時間で設定することは難しいことだろう。私たちは地上運転場のみでのエンジン試験(大気圧状態での運転)の経験しか無かったのでここでの試験は非常に興味深いものがあった。エンジン後方から空気を抜くと当然エンジン入口では空気が流れ込むことになる。そのためエンジンは風車...イギリスin1977(その18)

  • イギリス in 1977 (その17)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:運転中のオイル洩れ●エンジン運転中、エンジンは数台のカメラによってテレビで監視するのみで直接見ることはできない。最初の運転時、アイドルからゆっくり回転数を上げていったが突然何かの液体が噴射する事象が発生、直ちにエンジンを停止した。実はこの時、私は心中穏やかではなかった。もし、私が関わった所で締め付け忘れでもあったらどうしようか。いい恥さらしになってしまう?と不安だった。そんな思いが交差する気持ちで停止後チャンバーに入ってほっとした。英国人作業者のミスでオイル配管に締め忘れがあったのである。これには後日談がある。試験契約によれば研究所側にミスがあった場合はそれなりの損害責任が発生るというのである。この場合、明らかに英国側のミスであるから日本側からクレームを指摘...イギリスin1977(その17)

  • イギリス in 1977 (その16)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:運転オペレーター●エンジンの運転操作をする人をオペレーターと呼んでいる。日本でのFJR710エンジンの運転は私がオペレーターを勤めるが、この試験では英国人がオペレーターである。赤ら顔で長身の老人だが何かアル中みたいな人で、グローブのような大きな手でスロットルレバー(車に例えればアクセルペタルに相当する)を操作する。では私のミッションは?エンジン・パラメーターを監視し、同時にオペレーターの操作も監視し、必要に応じてアドバイスすることである。FJR710エンジンのスタート手順は他のエンジンと違って少し厄介な操作がある。最初のスタート時、その操作がもたついて排気温度が上昇してしまった。ジェットエンジンの排気温度には厳しい制限があってその上限を超えることは絶対許され...イギリスin1977(その16)

  • イギリス in 1977 (その15)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:鍵●このページ以降では「エンジン高空性能試験」時のエピソードを纏めてみよう。英国へ来てから何とも不思議なこと(私たちの慣習と違うこと)をたくさん見聞きしたがこの研究所でもたくさんあった。その一つが何をするにしても鍵の出番が多いことだった。私たちの日常生活を考えても鍵が無いわけではない。ただ、私たちが朝会社へ出勤しても早く来た人が配電盤を開け、電源を投入し、照明を付けるのが当たりまえなので配電盤には鍵など掛かっていないのが日本の現状でもある。ところがこの英国の研究所では配電盤には鍵が掛かっていて誰もが電源の投入などできないのである。ではどうするのか?朝、鍵束を持った品質管理スタッフがまずやって来る。その人が持つ鍵の数はおよそ80個以上あってガチャガチャ音を立て...イギリスin1977(その15)

  • イギリス in 1977 (その14)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:スロットル・レバーの油圧系統●据え付けの殆どは英国人のメカニックが行ったが、ただ一つスロットル・レバー(車のアクセルペダルに相当する)の油圧系統だけは私が取り付け作業した。これはアーデル式と呼ばれる油圧装置で計測室内からオペレーターがエンジンのFCU(FuelControlUnit:燃料制御装置)を遠隔操作する大事な装置である。計測室内にある制御装置とエンジン側に取り付くトランスミッターを二本の銅管で接続し、充填された作動油を加圧することによりオペレーターが操作するレバーの動きが同一角度でエンジン側に伝わるようになっている。この装置については実績があるので作動についての心配は無かったが、高空性能試験なので大気条件35,000フィート、マイナス35度の試験の時...イギリスin1977(その14)

  • イギリス in 1977 (その13)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:喫煙しながら作業してる●私がチャンバー内でエンジン計測系統を点検していたら何か灰のようなものが落ちてきた。見上げたら顔見知りのメカニックが片目でウインクしている。愛嬌者である。が、びっくり仰天した。彼は仕事をしながら葉巻をくわえていたのだ。私の頭はまだ切り替わっていなかった。日本だったら喫煙所以外は禁煙。まして工場内でタバコを吸うなんて罰金ものである。だがここは英国。チャンバー内は喫煙可なのだ。葉巻を吸うのは珍しいが多くの人は箱入りの既製のタバコではなく紙巻きタバコを愛用する。紙の上にタバコの粉をならべて舌で紙の端を濡らしてくるくると巻くのである。あっという間に小さな細いタバコが完成する。私もこの道具を買って巻きタバコに挑戦したが帰るまでにとうとう習得できな...イギリスin1977(その13)

  • イギリス in 1977 (その12)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:エンジンの据え付け●日本から運んだ供試エンジンはチャンバーと呼ばれる試験施設に据え付けられる。このチャンバーは円形断面で、簡単に説明するとビール瓶を横にした状態と仮定するとその太い部分にエンジンを据え付けるのである。栓が付いている細い部分が吸気部でそれは高空状態をシュミレートするための施設と結合されている。勿論、この高空性能セルは膨大な施設で簡単に説明できそうもないが何箇所かのチャンバーが同時に使用できるのかも知れない。チャンバーは個室であるが空気通路で繋がっている。私たちが大気開放の地上運転場でエンジンと付き合っているのとは違っていかなる高空条件での性能を提供するために密閉された中での特殊な環境、それがチャンバーである。繰り返すがチャンバーは円形断面の鉄板...イギリスin1977(その12)

  • イギリス in 1977 (その11)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:エンジン高空性能試験●「エンジン高空性能試験」が行われた英国のNGTE(NationalGassTurbineEatablishment:国立ガスタービン研究所)は広大な敷地の中にあり、その詳細は判らないが世界有数の研究所である。私たちも所内での通行は担当者のエスコートが必要で経路も決められた道路以外は通行できなかった。ある時、同行スタッフの一人が軽い気持ちで皆が集まっているのを写真で撮ったがそれが契約違反とのことでカメラは没収、フィルムは抜き取られてしまった。口頭だけの注意で済んだが一時は日本への送還もあり得るとの情報もあって冷や汗ものだった。だがその写真を焼き増ししてくれたのは粋な計らいでもあった。ここでは技術スタッフ部門と現場部門では日本以上にその階級...イギリスin1977(その11)

  • イギリス in 1977 (その10)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:英国雑感●私たちはロンドン南西20キロほどのファンボローと言う所のホテルに滞在していた。この地は田舎の雰囲気のある所で人々も優しく接してくれた。英国は世界各地に植民地を持っていたのでいろいろな人種も混じっていたが日本人を初めて見たと言う人がいたのには驚いた。ロンドンの町中へ行ったら何事にも注意するように言われていたのだが田舎の人は日本と同じように親切であった。ある日、ホテルの駐車場に留めておいた私たちのレンタカーに誰かが接触したようだが、車には名刺が貼り付けてあり、お詫びと電話番号がメモしてあった。日本だったらそんな行為にお目に掛かれるであろうか。西暦1977年はエリザベス二世女王陛下が即位してから25年目であった。第二次世界大戦後、かつて栄華を誇った大英帝...イギリスin1977(その10)

  • 金木犀 咲く

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今日から10月、今年のカレンダーも残り三枚となった。ニュースなどではたくさんの品目が値上げされたと伝えられた。妻と二人暮らしの時は毎日、近くの食品スーパーへ買い物に行ったが、長男夫婦と同居するようになってからは私の買い物も減って、今は日常用品くらいの買い物となっている。先日、そのスーパーに行って驚いたのは殆どの食品物が値上げされていたことだった。今、我が家では食に関することは嫁さんに全て任せてあるので、私が食品物を買うことは無いが、嫁さんのやりくりも大変では?と思いました。コロナ騒動、ロシアのウクライナ侵攻と重大な出来事が多いに影響しているのだろうが、もっと安心して暮らせる世の中になるようにと願いました。NHKのラジオ番組を聴いていると、各地から金木犀が咲いたとの便りが寄せられ...金木犀咲く

  • イギリス in 1977 (その9)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:英国の車事情●外国は初めての私にとっては見るのも聞くのも珍しいことばかり。特に日本製の車が多いのには目を丸くした。車種はホンダのシビックが殆ど。それと日本では考えられない古い木製のフレームみたいなものを付けた時代物の自動車が走っている。私たちが最初に借りたレンタカーはミニクーパー。運転席に丸形の計器が一個あるだけのシンプル過ぎるこの自動車は英国でも多く走っていた。また高級車のロールスロイスも走っている。英国の高速道路は無料。ミニクーパーでロールスロイスを追い抜いても罪にならないかどうか?なんて冗談を言いながら走ったが、何と言っても性能は今一つ足りない。何しろ加速するためにアクセルが床にピッタリくっついているのにスピードが加速しない。日本の車では考えられない性...イギリスin1977(その9)

  • イギリス in 1977 (その8)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:二番エンジン異常?●さて次の給油はデンマークのコペンハーゲン空港。この空港は遥か地平線まで続くように広い。ここでは日本の老婦人から話掛けられて時を過ごした。そのご婦人は独りでもう何回もヨーロッパに行ったとその印象などを聞くことができた。ところで気になることがあった。給油中は機外へ出てロビーで待機するのだが、ロビーからは私が乗ってきた機体が見える。整備員が点検しているが私が良く見ていると二番エンジン(飛行機のエンジンは後視左から一番、二番と数える)にオイルを補給している。自分の仕事柄それが何であるかがすぐ判った。アラスカでも二番エンジンに補給していたのでこのエンジンだけがオイル消費が多いようだ。通常、異常が無ければオイルはそう減るものではない。このエンジンは何...イギリスin1977(その8)

  • イギリス in 1977 (その7)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ●この項のタイトル:羽田から英国・ヒースロー空港へ●初めて海外に行くことに多大な期待と不安があったが、最も心細かったのが一人での往きの空の旅であった。当時の国際空港は羽田、そこから英国の玄関・ヒースロー空港まで一人で行くなんて考えもしなかっただけに不安が募るばかりであった。英語も達者でないので隣の席に外人でもいたらどうしようとか、通関はどうなるのかと考えれば考えるほど心配ばかりしていた。予定で一緒に行く人がキャンセルされたことを聞いた時は出張を辞退しようかと思ったほどである。ええ~い、どうにもでもなれと、いささかやけっぱちな気持ちであった。何時の便であったか忘れたがテイクオフは夜の8時頃だった。航空会社はBA(英国海外航空)で機体はBoeing707であったように記憶している。...イギリスin1977(その7)

  • イギリス in 1977 (その6)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ外国へエンジンを送るなんて社内でも経験しなかったことだから、いろいろな戸惑いやら不安が交叉する中で準備が進められたがエンジンは二台、それも船便だった。なぜ船便なのかは定かではないが、航空便より安全性を優先させたのだろう。おそらくは東京港から英国のサザンプトン港へ向かったようだ。その中で印象に残ることが一つある。エンジンは木製のコンテナーに格納して送るが問題があった。それはトレーラーで輸送中のショックがエンジンにどのように影響するのかということである。エンジンを格納するコンテナーのベッドにはショックを和らげるアブソバーが付いていて走行中の振動が直接エンジンに伝わらないようになっているのだがその効果が判らなかった。そこでコンテナー内のベッドやエンジンの数箇所に加速度計を取り付けデー...イギリスin1977(その6)

  • イギリス in 1977 (その5)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ42年半の会社勤めでは出張することも多かったが、最も印象に残るのは通産省の大型プロジェクトで開発された「FJR710/600Sターボファン・エンジン」の高空性能試験の一員としての英国出張であった。エンジン高空性能試験を簡単に説明しよう。ジェットエンジンは航空機に搭載されて地上から一万数千メートルの上空までの広範囲で使用されるが、高度が上がるに従い気温と気圧が減少する。ジェットエンジンは連続燃焼であるが空気が薄くなっても空燃比が一定になるようにFCU(FuelControlUnit:燃料制御装置)はエンジンに入る空気温度と気圧を感知して自動的に制御するように設計されている。しかし地上における通常の運転試験では高空での制御が設計通りに作動していることを確認することは困難である。そこ...イギリスin1977(その5)

  • イギリス in 1977 (その4)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ海外出張者に選ばれたのは名誉なことだが、普段着で行く訳にも行かず、困ったと思ったがそれを助けてくれたのは妻の計らいだった。お金もかかるが、当時会社からは支度金が10万円支給されたので少しは助かった。まずは三つ揃いのスーツを二着作ることにした。しかし、今のように紳士服専門店もないので、いつもお世話になっている知り合いの洋服店に頼んで作ってもらった。またコートも必要だから妻と池袋の西武百貨店に行き、パーバリのコートを買ったが、ついでに革靴を二足買った。だいぶお金もかかったが、総計幾らだったのかは妻しか知らない。だがその他持っていく物もほとんで新しく整えたので、その準備も大変な事だった。その他、いろいろと用意する物も多く、パスポートを申請したり、運転免許証を国際免許証に切り替えるため...イギリスin1977(その4)

  • イギリス in 1977 (その3)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、エリザベス女王の国葬をテレビで見た。さすがイギリス連邦女王の国葬だけに盛大で威厳のあるシーンが連続していた。BBCによるテレビ制作だから、天皇、皇后両陛下の姿を見ることはなかったが、あのような国葬は今後世界中を探してももう見ることはないと思った。外国の建物はあのような国葬にはマッチした雰囲気があって、歴史の深さを感じた。それと全体の動きが時間を計っているかのように同じスピードで過ぎていくのはどのような仕組みで統制しているのだろうかと、不思議だったが、総体的に見て女王陛下の国葬に相応しい大がかりな行事だった。さて日本では阿倍元総理の国葬が近づいてきたが、ある世論調査では反対が六割にもなるが、それでも続行するのだろうか?女王陛下の整然とした盛大な葬儀を見たから、日本の国葬は比...イギリスin1977(その3)

  • イギリス in 1977 (その2)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、もう45年前にもなるイギリス出張の話を投稿したが「38歳の時に外国出張した先祖がいるのか?」と、我が家の後孫が想い出すように何かを書き留めておきたくなった。私がイギリスへ出張するという噂が広まると、びっくりしたことが起こった。それは多くの同僚、知人、そして親戚から餞別を頂いたことだった。今は外国へ行くのは当たり前のことだが、当時はまだまだ海外に行くのは珍しいことだったから中にはいろいろと想像した人もいたのかもしれない。先日、隣の奥様がご主人の出張先であるアフリカのアブダビへ行き、帰ってから話を聞いたが、成田から経由地を経てのアブダビまでの航空機運賃は約20万円とのことだった。だが45年前は羽田からアラスカのアンカレッジ、コペンハーゲン経由でイギリスのヒースロー空港までは約...イギリスin1977(その2)

  • イギリス in 1977 (その1)

    日暮らし通信発信元:赤とんぼエリザベス二世女王陛下(在位:1952年2月6日-2022年9月8日)が崩御された。心から哀悼の誠を捧げます。女王陛下の棺が置かれたウエストミンスター・ホールを弔問のために訪れる市民の列は途切れず、予想待ち時間は一時、24時間を超えた。待ち時間が想定を上回ったため、行列に加わることが一時、中断されたとのことだった。イギリス国民の王室に対する敬慕の念が如何に深いかを示す行動だろう。そんなニュースを聞きながら、私は1977年、会社業務で10月から約二ヶ月間イギリスへ出張したことを想い出した。出張業務はイギリス王立の研究施設を利用して国産大型ターボファンエンジンの高空性能を確認するテストのため、私は現場の責任者として派遣された。イギリス滞在中はいろいろな習慣に戸惑いを感じたが、イギリ...イギリスin1977(その1)

  • 私の決断

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ私は9月に入ってから「もう車の運転をしない」と、心に決めた。この二ヶ月あまりの間に車のバック中、二度も壁やフェンスに接触、車の左後部を傷つけてしまった。幸いにも人身が絡まなかったので助かったが、神様が「もう、運転をするな」と、警告してくれたようで、いろいろな葛藤もあったが「もう車は運転しない」と、決めた。そして車を処分することも考えたが、要介護のMの通院などを想定すると車無しの環境はどうしても思いつかなかった。今後、車の管理は長男夫婦に任せることにしたが、特にいつも傍にいるH子さんに車の運転を頼むことにした。同時に「免許証返納」も考えたが、運転しなくても免許証は持ちたいと思ったので、今後も免許証更新は出来る限り挑戦するつもりだ。何故かと言うと、更新時に受ける「認知機能検査」で私...私の決断

  • 零式艦上戦闘機52型

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、私のHPに「靖国神社」のタイトルで投稿したら、それを見た方から「靖国神社・遊就館(ゆうしゅうかん)」に展示してある「ゼロ戦」のことがコメントされていた。私も懐かしくなってそのゼロ戦の写真を探して見たら2004.8.15の終戦記念日に靖国神社を参拝した時、遊就館を訪ねていたが、その時にゼロ戦を撮った写真が見つかった。「遊就館」は靖國神社の神さまのことを永く世に伝えるために、神社の敷地内に明治15年創立された日本初の博物館とのことだから歴史もある。遊就館を訪れてまず広い玄関ホールに入って左側に目を向けると「零式艦上戦闘機52型(ゼロ戦)」が展示されている。製造番号:三菱4240号、インドネシアの島から運ばれた機体を復元したらしい。大東亜戦争開戦当初、圧倒的に優位だったゼロ戦も...零式艦上戦闘機52型

  • 街の医院にて

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ昨日、私は街の医院へ通院した。この医院では毎月常備薬を処方して貰うが、特に自覚症状がある訳ではないが高齢者特有の薬飲みの習慣が以前から続いている。先日、私が検査キットでコロナ陽性と判った時、ここの院長先生には事務手続きでお世話になったので、その時の状況や自宅療養の経過などを報告した。そのやり取りの中で院長先生は「当院では一日中、コロナ関連の問い合わせ電話が鳴りっぱなしです」と話してくれた。実際、診察待ちの時、受付事務の女性スタッフが途切れもなく電話しているのが聞こえた。ここがそのような状況だから、おそらくは他の医院でも医療事情が逼迫しているころだろう。だが、その待合室で待っている人の数は少ない。それは高熱などで通院した人は別の入り口から院内に入るように誘導しているから、通常の通...街の医院にて

  • 結果は陽性でした

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ某日は最悪の日だった。9時過ぎ、Mが検査した病院から電話があった。私は嫌な予感がしたが案の定「検査結果は陽性でした」との冷たい声だった。「えっ、陽性ですか?」と聞き返したが、答えが変るはずがない現実だった。医師が「おそらく陰性でしょう」と言ったことを信じていたが、それも叶わず悪い結果になってしまった。体温も平熱に下がったし、動きも良くなりつつあるのに、それなのにコロナ感染するのかと信じ難いがどうしようもなく、Mはコロナ感染陽性で自宅療養の身となってしまった。その電話ではいろいろな連絡があるようだが、私は気落ちして電話する力も無くなったので、後はH子さんに対応を頼んで、聞き入っていた。でもどう足掻いてもこれからのことをしっかりとする以外に考えられないので、発症した日から10日間は...結果は陽性でした

  • 予期せぬ出来事

    日暮らし通信発信元:赤とんぼコロナ感染者が全国的に増えているのが気になるが、いつも人ごとのように考えていたが、それをひっくり返すような予期せぬ出来事が我が家で起った。某日の夕方からMの体温が上がり、平熱は36度代だが37度を越え、翌日には38.1度まで上がってしまった。高熱によりMの動作が悪くなり、動かすのも大変だった。そして最悪の場合はやはりMがコロナ感染していないか?との不安だった。かかりつけの病院は遠いので、近くの医院に電話したが、Mはあまりこの医院を利用していないので診察拒否とのことでした。仕方ないのでかかりつけの病院に電話したら、いろいろな条件を承認の上「感染症外来」での受診をすることになった。丁度、長男が休みだったので、運転を頼んでその病院へ向った。このコロナ騒動で急遽建てたようなプレハブに「...予期せぬ出来事

  • 父の日 の 贈り物

    from赤とんぼ日暮らし通信■□写真タイトルと撮影場所□■娘が贈ってくれた大吟醸自宅DKにて(撮影:2022.6.19)★写真の上でクリックしてご覧ください★先日、娘から「父の日に贈り物をしたいけど何か欲しい物がある?」とLINEがあった。思案したが「今は欲しい物は無いからその気遣いだけを貰っておくよ」と、返信した。すぐに「でも何か欲しい物が無いかな?」とまたLINEメールがあった。また思案したが、最近は日本酒を飲んでいないから「じゃあ、日本酒をお願いします。高価なお酒でなくともいいから」と、念押しのLINEを送った。19日は娘の旦那さんが社員旅行で南の国に行くので、11日二人が孫連れでやって来て貰ったのが写真の大吟醸でした。この日本酒の銘柄は「獺祭(だっさい)」とのことで、旦那さんから「冷やして飲んでく...父の日の贈り物

  • ヒヨドリを撮る

    発信元:赤とんぼ日暮らし通信■□写真タイトルと撮影場所□■ヒヨドリ街中にて(20220617)★写真の上でクリックしてご覧ください★このところ、散歩してもあまり鳥を見かけない。プログなどで「鳥が減った」と、嘆いていたが、鳥にもそれなりの行動条件があるだろうから、私が散歩するコースは鳥にとっては嫌いな環境かもしれない。そのため、あまりデジカメで鳥を撮ることが無くなってしまった。だが今日の散歩中「お前にもチャンスを与えよう」と、神様は私の鳥不足を嘆くことに味方してくれたのか、フェンスの上で鳥が一羽止まっていた。遠くでよく判らないがあの鳥姿はどうもヒヨドリのようだ。少し近付いて見ると頬に焦げ茶の斑点があるからヒヨドリに間違いない。早速カメラを構えて撮ったが、何と一枚撮ったらすぐに飛び去ってしまった。私のような暇...ヒヨドリを撮る

  • 苑内にいる人は皆カメラマン

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、菖蒲を撮りながら「世の中、変ったな」と実感した。何をそう感じたか?それは殆どの人が菖蒲を撮っていることだったが、特に女性はスマホで撮る人が多いことにも気付いた。私が始めてカメラを持ったのは、社会人となって給料を貰うようになった遠い昔だったが、その頃はカメラを持っている人は少なかった。そしてそのカメラは念願の一眼レフカメラだったが、そんなカメラを持っている人も稀だった。だが白黒フィルム使用だったが、必ず現像するからお金もかかるので、被写体を選んで撮る、そんな時代だった。だから今のようにスマホで簡単に綺麗なカラーで写真が撮れるような時代が来るとは夢にも考えたことが無かった。ましてスマホなどでは必要なら撮った写真をすぐにメールと一緒に送信して楽しむ、そんな機能が当たり前となって...苑内にいる人は皆カメラマン

  • 北山公園菖蒲苑

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ9日、自転車で家を出て北山公園菖蒲苑で行われている「東村山菖蒲まつり」を見に行った。コロナ騒動の影響でお祭りも20年から中止していたが、今年は三年ぶりの開催となった。「東村山菖蒲まつり」が開催される北山公園菖蒲苑は、新東京百景に選ばれるほどの名所で300種・8,000株・約10,000本の花菖蒲が開花する名所です。平日なので訪れる人も少な目だが、花を愛でるには静かさの中が一番、写真撮るにも楽な雰囲気だった。子供の頃、この地に来たことがあったが、当時は一面の田んぼ、それが一変して菖蒲苑に、そしてその周辺も住宅が密集している現実に驚いてしまった。かつて、苑内南側を流れる北川では地域の子供たちが泳いでいたが、今は全くその面影もなく暗い雰囲気の川に変っていた。「色彩の魔術師」とも呼ばれ...北山公園菖蒲苑

  • 明月院 の 紫陽花

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ6日、関東甲信地方が梅雨入りした。平年と比べて1日、昨年に比べて8日早い。これからは不安定な天気でも我慢が必要だが、大雨で大きな災害にならないようにと祈りたい。この梅雨で雨と紫陽花のコラボで多くの写真を撮りたいが、今年の梅雨はどのようなタイプなのだろうか。時間があれば有名な紫陽花園に行って撮りたいが、家庭の事情でそれもままならず、近くの散歩で紫陽花を見つけて撮るしかない。今日、パソコン内の画像を整理したら2001年6月15日、鎌倉に行った画像が見つかった。その日は偶然、雨の日だったが、私のお目当ては明月院の紫陽花だった。雨の中、何枚も撮ったが、困ったのは院内は三脚使用禁止だったこと。通路際で三脚構えたカメラマンのお陰で参拝者の歩行が邪魔されて迷惑するので禁止になったらしい。雨で...明月院の紫陽花

  • 美味しかった ほうば寿司

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ5日午後、クール宅急便で嫁さん(長男の配偶者)宛に荷物が届いた。「お父さん、実家から「朴葉(ほうば)寿司」が届いたので夕食で食べましょう」とのことなので夕食が楽しみになった。私たちは5月に男の節句を祝うが、中部地方にある実家周辺では、一ヶ月遅れで6月に祝うそうで、それに合わせて嫁さんの母上様が朴葉寿司を造るのが習慣になっているようで、毎年この頃朴葉寿司が我が家に届く。だが我が家だけでなく、やはり遠くに嫁いでいる嫁さんの妹さんにも毎年送っているとのことなので、それを造る手間暇は大変なことだろう。娘が嫁に行ってもう何年も過ぎたのに、そのように毎年送り物をして気遣うのは有り難いことだが親の愛情は何よりも深いものなのだろう。それ以外にも時々、野菜なども送ってくれる。私たちはその恩恵にも...美味しかったほうば寿司

  • 花の名は ゴデチア でした

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ街中の花壇に種類は同じようだがいろいろな色模様の綺麗な花が咲いているが、私は花の名音痴、この花の名を知りたいと思っていた。昨日やっとこの花壇で水遣りをしていた男性に「この花の名は?」と、聞いてみた。「これはゴデチアです。私が種を蒔いて育てました」と、自慢気に答えてくれた。植物図鑑で調べると「ゴデチアは、高性品種から矮性品種、大輪や八重咲き品種があります。サテンのような光沢と紙細工のようなひらひらとした花弁が花壇に華やぎをもたらします。華やかな花色が多いですが、透明感があるので、上品な印象です。花が茎の先端に上を向いて咲き、水あげ、花もちがよいので、切り花としても利用できます。しかも切り花にしたあとも小さな蕾まで咲くので、長く楽しめます。日本ではイロマツヨイグサ(色待宵草)と言っ...花の名はゴデチアでした

  • スズメを見なくなりました?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼある方のブログを見ていたら「鳥が少なくなった」と、いわば嘆きのような投稿があった。その通り、私も東京の外れであるこの辺りでも鳥の数が減ったと感じている。その例がスズメ、毎日歩いていてもスズメを全く見ない日もある。見ても二、三羽だから寂しい限りだ。かつては大群で飛び交い、畑地に蒔いた種などを啄むスズメたちは農家の人からは害鳥扱いされていたが、今はその姿を見ることも無くなってしまった。何故か?いろいろと原因があるようだが、スズメの住み家に適さない民家が増えたこともあるだろう。聞いた話しによると屋根が日本瓦の家は隙間があってスズメの巣作りには適していたが、今どきの家は屋根の造りが変ってその隙間が無いのでスズメたちも住宅難になってしまったとの説もある。それと住宅化が進んで樹木の数が減った事も...スズメを見なくなりました?

  • 入間基地ランウェイウォーク

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ私は家庭の事情で自由時間を持てないので外出することは制限されているが、最近、どうしても参加したいイベントがあった。それは6月18日(土曜日)に航空自衛隊入間基地で行なわれる「第13回・ランウェイウォーク」だった。ランウェイとは滑走路のことだから、滑走路を歩くのがこのイベントだった。航空ファン端くれの私なので、ぜひ滑走路を歩きながら飛行機が離着陸する姿を想像したかった。だが今はコロナ騒動の影響もあり、参加者は1000人とのことだから、これは狭き門だと思ったが、まずはネットで応募してみた。でも私は今までにたくさんのプレゼント応募などに挑戦したが、当ったことは全く無し、私にはくじ運の神様は存在していないようだ。このようなイベントに興味のある次女夫婦も応募したらしい。そしてその結果がメールで...入間基地ランウェイウォーク

  • 桑の実を食べませんでしたか?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ毎日同じようなコースを散歩しているが、時には珍しい物を発見することもある。その発見の一つが桑の実だったが、私がこの実を見て想い出すのは遠い昔の少年時代のことだった。戦後のあの食料難の時代、子供たちは甘い物に飢えていたが、駄菓子などを買う余裕のない子供たちのお目当ては自然の果物だった。柿などは格好の食べ物だったが、今は収穫しないが当時は貴重品だったから手に入れるのも無断で頂く冒険だらけ、時にはおじさんに捕まってお説教を受けるのは常のことだった。それと山栗も生で食べると美味しいことも知ったが、それらの果物の一つが桑の実だった。その頃は養蚕を職業とする農家も多かったから桑の木は何処でもたくさん見ることができた。桑の実は熟して赤黒くなると食べ頃で一応の甘さもあったから、子供たちの良き友達だっ...桑の実を食べませんでしたか?

  • この電車の型式は?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今日の散歩はコースを変えてみたが、途中西武池袋線の踏切を通った。そうだ、電車でも撮るかと、踏切の端でカメラを構えた。あまり待つでもなく、電車が来るらしいが踏切の施設には矢印があるので上りか、下りかをすぐに判る。そして電車が来る間隔は意外と短いから、通過してもすぐに次ぎの電車が通過する。やがて写真のような電車が通過した。しかし、私のイメージには無い西武電車だった。私は永年この沿線に住んでいるが、西武線と言えば「黄色い電車」との先入観があるのでこのような電車を見てもあまりピンとこないのだ。まだ黄色い電車もあるが、今は他の鉄道会社も相互に乗り入れているので、いろいろな型の電車を見ることがある。かつてこの線の行き先は上りは池袋駅、下りは飯能駅行きが当たり前だったが、今は他社との乗り入れで上り...この電車の型式は?

  • F4ファントム戦闘機

    日暮らし通信発信元:赤とんぼランディング後、誘導路をタキシング中のF4ファントム戦闘機。座席はタンデム式で乗員二名、J79エンジンを二基搭載。米軍のパイロットは愛嬌者で、私が手を振ると答えてくれました。★写真の上でクリックすると拡大されます★写真説明:1966年以降、会社構内から米軍横田基地を撮影F4ファントム戦闘機

  • 飛行機撮りが趣味になりました

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今までにいろいろな趣味に熱中したが、私は「熱しやすく冷めやすい」の欠点持ちなので長続きしない趣味も多くあった。だが、若い頃から続いているのは「カメラで写真を撮る」趣味で今でも熱中している。それは若い頃から飛行機が好きだったので、それを撮ることが原点だった。1966年4月、私は米軍横田基地近くの工場へ転勤になったが、この転勤は飛行機好きな私にとっては格好のシャッターチャンスを貰ったようなものだった。当時、私が持っていたのはAsahiPentaxSVの一眼レフとコムラーの300mm望遠レンズだったが、それでも当時としては優れものだった。フィルムは白黒で市販されているのはASA100だから、高感度のフィルムが欲しくてASA400のTRIXフィルムを切り売りで買って使っていた。当時はベトナム...飛行機撮りが趣味になりました

  • 名知らずの鳥

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ最近、私の住んでいる辺りでは鳥の数が減ったので、鳥を撮ることが難しい環境になってしまった。だが時には名も知らない鳥を見ることがある。鳥の名をあまり知らない私なので、写真を撮っても名が判らないと興味も薄れてしまう。ネットで調べてもさっぱり判らないが、パソコンで拡大して見ると、どの鳥も愛らしい顔をしていることに気付く。特にどの鳥の目も可愛らしい。それとその鳥特有の羽の色が様々に綺麗なことだ。この三枚の写真、名が判らないが何とも可愛らしい姿だ。しかし、その後、この写真の鳥を見ていない。だが私が撮りたいのは飛行中の鳥の姿だが、こればっかりは私のカメラ術では撮れそうもない。名を知らなくてもいいから、私の散歩道に鳥たちが飛んで来ることを願っている。鳥を撮るのは難しいが、それなりに撮り甲斐のある楽...名知らずの鳥

  • 頑張れ~ 大谷翔平選手

    発信元:赤とんぼ日暮らし通信■□写真タイトルと撮影場所□■咲き始めた紫陽花空堀川沿いにて(2022.5.11)★写真の上でクリックしてご覧ください★9日、本拠地でのレイズ戦に3番指名打者で出場したエンゼルスの大谷翔平選手は七回に2打席連続の6号満塁本塁打を放った。”天晴れ、大谷選手”と叫びたいほどだったが、ただただ”凄い~”と感嘆するばかりだ。今はテレビで大リーグの熱戦を見ることが出来るので私はできる限りエンゼルス戦を見て大谷選手の活躍を見守っている。そんな私の好き勝手にMも文句を言わずにテレビで熱戦を共に見ている。そのお陰で「イチロー選手の背番号は何番?」と聞くと「51番」と答えるが、要介護のMが知らずにイチロー選手の背番号を覚えたのは私にとっては嬉しいことだった。そのイチロー選手も引退、次ぎのお目当ては大谷...頑張れ~大谷翔平選手

  • 今日は何日?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ散歩している途中のことだった。対面で私の方に向って歩いていた高齢なご婦人が、突然近寄ってきて「今日は何日でしょうか?」と聞かれた。一瞬私も戸惑って言葉がすぐに出なかったが「今日は5月10日です」と、答えた。長身なご婦人だからさぞかし美人だろうと思ったが、この頃は何方もマスク着用だから素顔を見ることはできない。そのご婦人は「ありがとう」も「すみません」の言葉もなく無言で遠ざかって行った。散歩中、このような質問を年に二、三回受ける。それも決まって女性からだ。見知らぬ人だからどのような状態で私に質問したのかは判らないが、他人に物を尋ねるのもそれだけの事情があってのことだろう。もしかしたらそのご婦人は認知症の範疇かも知れないが、そんな行為に接すると人間の儚さのような挫折感を感じてしまう。でも...今日は何日?

  • 高齢者の交通事故に思う

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ先日、ネットでニュースを見ていたらある精神科医の先生が高齢者の運転に関する興味ある話しを述べていた。それは高齢者で運転している人と運転しない人を比べると、認知症になるリスクが4割減るとのこと。また運転を中止した人と継続して運転している高齢者を比較すると、要介護になる危険性が8倍に上昇すると述べている。両話を私が勝手に纏めるとと、運転している高齢者は認知症になりにくく、要介護にもなりにくいと解釈したが、私にすれば全く有り難い話しだった。今、世の中では事故が起ると「また、運転していたのは高齢者か?」と、高齢者を目の仇にするように見られているが、正常に無事故無違反で大人しく運転している多くの高齢者にとってはありがた迷惑そのものだ。そのお陰で高齢者の運転免許証返納を奨めることも理解できないこ...高齢者の交通事故に思う

  • ははの日 に思う

    発信元:赤とんぼ日暮らし通信■□写真タイトルと撮影場所□■アヤメ咲く川沿いの民家にて(2022.5.5)★写真の上でクリックしてご覧ください★今日は「母の日」、子供たちには「Mはもう高齢で、敬老の日にも祝って貰うので何もいらないから」と、言ったはずだが、どんなに年老いても母への感謝の念は変わらないらしい。そして長男夫婦と次女夫婦からはお祝い品が届いた。だが要介護のMは今日が母の日であることを判らない、私としては不憫で寂しい気持になってしまった。元気なら街中の和食レストランで皆で食事をするのが恒例になっていたが、コロナ騒動とMの要介護がネックになってそれも出来ない。そんな状況を嫁さんが気遣って夕食にはお寿司を用意してくれた。Mの大好物はお寿司だから、お祝い品を貰うよりはお寿司を食べることが満足なことだろう。Mを介...ははの日に思う

  • 街中でオナガを見た

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ街中を歩いている時、前方50メートルほど前の街路灯の天辺に何やら鳥が見えた。レンズをズームアップして見ると、どうも鳥の「オナガ」のようだったが、街中でオナガを見るのは珍しいことだった。私が住んでいるのは新興住宅街なので樹木が少なく鳥もあまり飛んで来ないがオナガは特に見かけない鳥だった。オナガ(尾長)は、スズメ目カラス科オナガ属に分類される鳥。名前の由来は、尾羽が長いことによるが、その長さは20~23センチ、頭部は黒いと思っていたが、実際は濃紺らしい。私はいろいろな鳥を撮ったが、意外と鳥は金属製の構造物が好きらしく、このような街路灯上で鳥を見ることが時々ある。視界良好なので外敵に対する備えも充分なのだろう。かつては何処でもオナガを見たが、今はなかなか探しても逢えないので、私もその姿を撮...街中でオナガを見た

  • 昨年の 「こどもの日」 の想い出

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ今日は入院していた昨年の「こどもの日」のことを想い出した。昨年、4月26日午後入院、その日の夕食から病院の食事のお世話になったが、始めて見て驚いたのは茶碗一杯の大盛りごはんだった。家で食べる量の倍以上もある。家ではご飯を食べるのは夕食だけだが、ご飯には糖分があるので私は軽く一杯食べるようにしていたがここでは毎食ご飯付きだ。それと副食、いわゆるおかずも三品ほどついていたが、思った通り塩加減は超薄味だった。家では嫁さんが私たち向けにかなりの減塩料理造りに徹しているが、それよりも何ランクも下の薄い塩加減だ。そして毎食がご飯付きなのは始めてで、家では麺類やパン食が多かったから私の胃袋は戸惑ったに違いない。でもご飯の量が多すぎるので減量を頼み、入院三日後の朝食からは「大盛り」と呼ばれたご飯量が...昨年の「こどもの日」の想い出

  • あれから一年

    発信元:赤とんぼ日暮らし通信■□写真タイトルと撮影場所□■病室から南方向を望む入院した病院にて(2021.5.8)★写真の上でクリックしてご覧ください★今は大型連休の真っ最中、コロナ騒動での行動制限も緩和されたようなので、外に出掛ける人も増えたことだろう。だが私たち夫婦はいつも大型連休のようだから何処へ行く予定も無い。ふと振り返ると私は昨年の連休は入院していたことを想い出した。昨年の4月26日、体調不良で街の医院へ行き、すぐ胸部レントゲン検査を受けたら左胸下半分が真っ白とのことで、即医師から入院勧告、救急車で市北部にある総合病院へ向った。即入院で私の頭は真っ白、偶然にも長男が同行していたので助かったが思いがけない出来事だった。この病院には遠い昔に入院したこともあったが、それから36年後にまた同じ入院とは、不思議...あれから一年

  • 川沿いで咲く花は?

    日暮らし通信発信元:赤とんぼ最近、あることに熱中しているので、そのために時間が取れずブログへの投稿が途切れてしまった。今日は久し振りに投稿する気になったので、また下手な作文に挑戦することになりました。私の生活環境は要介護のMの体調次第で左右されるが、今年は幸いにも大きな不調も無く、安穏に過ごしているのは有り難いことだとの気持を持ちながら毎日を過ごしている。だがまだ終息しないコロナ騒動は私たちの生活にも少なからずの影響が及んでいる。昨年から始めたMへの週一回の訪問マーサージも外部との接触を避けるために中断したが、4月からまた再開することにした。また今年の冬は例年以上に寒さが厳しかったので、空堀川沿いでの散歩も控え目にしていたが、これも4月からH子さんと共に散歩再開に至った。だが暫し歩かなかったので脚力低下が起って...川沿いで咲く花は?

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