言語聴覚士と料理の関係
【第96回】 言語聴覚士と料理の関係 子どもの頃、ばあちゃんの料理の音が好きでした。 木の厚いまな板に今とは違って重めの包丁 ゆっくりトントントントンと 切る音が聞こえる 赤味噌の味噌汁に甘いカレー 納豆はまな板で細かく切り ひきわり納豆にしてくれた。 そんなばあちゃんの 料理初めの言葉は 「あぁ、めんどくさい」 弱くなった足腰に めんどくさそうに立ち上がり トントントントンと始まる。 料理は好きじゃなかったような ばあちゃんですが すごく自然体でその食べるまでの一連の過程が 幼心に好きだったことを 思い出します。 そう、料理って めんどくさいもの。 手間をかけ、 丁寧に工程を重ねるほど おい…
2020/05/26 23:59