浪費癖と過労で消耗する人生

浪費癖と過労で消耗する人生

金と時間の浪費が止められない。働きに出る度に辛くて苦しくて死にたくなるのに、何故この生活を変える為の努力ができないのだろう。仕事の日は毎回ここから這い上がりたいと強く思うのだが、休みになると勉強もせず、ただひたすら散財してラットレースに嵌ってしまう。頻繁に金で「生きる理由」を購入しないと、すぐにメンタルが壊れてしまうのだ。刹那的な快楽を消費することでしか眼前の労働を耐える意義を見出せない。 こうして私は底辺労働から脱する機会をことごとく損失してゆく。金と時間の余裕が常になく、精神は疲弊し身体は痩せ細る一方である。 俯瞰的に見れば私はきっと、自ら望んでこの苦行のような人生を続けていると思われてい…