あとの馬では、モレイラの乗るゴンバデカーブースですが、力はここに入っても上位のものがあるのはわかっています。ただ、予定していたホープフルSを感冒で取り消して、その後喉の手術をしたあと挫石などで、ここは4ヶ月休養明けとはいえ実際には6ヶ月ぶりの実戦になる。ちょっと分かりにくいのは、順調さを欠いた馬にモレイラが跨ることだ。たとえばトライアル戦のアーリントンCの勝馬ディスペランツァの鞍上はモレイラだったので継続騎乗もOKだったはず。モレイラは来年の短期免許の資格を得るには、G1レースをもうひとつ勝たないといけない。オークスをステレンボッシュで勝てる可能性も高いとはいえ、確実ではない。ここでG1を狙える馬に乗ってくるのが常道だろう。そのために選択したのが、ゴンバデカーブースなのか。順調さを欠いたゴンバテをモレイラ...NHKマイルCその2