新聞の摂理(55) ザイール、キンバング教団(2)
新聞の摂理(55)ザイール、キンバング教団(2)その教団は大変な生命力である。物質に恵まれず、科学技術全てにわたって開発発途上の国にあって、この教団は大したものだった。例えば、カメラ、音響装置、機械設備など、欧米と変わらぬ先端の設備が揃っていた。その他備えるべきものはすべて備えていた。これは何百万人という信者が、少しずつ献金して集めた資金によるものだっただろう。あらためて宗教の力を知る。(前回52,53,54参照)人々の暮らしといったら、それは日々大変な貧困と闘っているのだ。家々の前に小さな店を出して、何でも売れるものは売っている、品揃えは極めて乏しく、とても小売店とはいえない“店”だ。空港の駐車場(路上駐車)で、少年がただ立っていただけで、見張り料を請求するような経済事情なのだ。晩餐ののち、我々の原理講義紹介...新聞の摂理(55)ザイール、キンバング教団(2)
2021/05/16 11:16