淡い橙色の空
淡い橙色の空を眺めながらどうしてもあなたの顔を上手に思い出せずにいる自分と向き合う このことを切ないとも哀しいともどちらの言葉にも感情にも当てはまらないけれど 例えるのならば夕暮れの校舎の教室で友達を待っている時の様な感情 淡い橙色の空を見つめていると無性に涙がこみあげてきたんだ ただ、会いたかったんだ上手に顔を思い出すことも出来ないけれど 心のどこかでずっと逢いたいって願っていたんだ 不思議と心が素直になって自然と感情を言葉に表すことが出来るもう少し感情の流れに逆らわずにいよう 淡い橙色の空が闇に包まれるその時まで淡い橙色の空
2020/06/30 19:05