バスタオル③の続きです。 ちぃちゃんが最後の寝床にしていた布団は焼却場へ持っていき、手放してきました。 ちぃちゃんの1番好きだったバスタオルは バラの柄のタオルだったんじゃないかと思っています。 火葬場の予約をした時に、「バスタオルか何か 猫ちゃんを包むものを持ってきてください。」と言われた時、「このバラのバスタオルにする?」と娘に言われたけれど、頷けませんでした。 しばらく居る場所として、帰ってくる場所として 置いておいてあげたかったのです。 棺桶代わりの箱の中にちぃちゃんと沢山の花と手紙を添えて、さよならする時、係の人へちぃちゃんを手渡す時の遺体を包んだバスタオルは、病気が進みちぃちゃんの…