118日目【エレナイ冒険日誌】

ドエルさんに後押しされた事で、私は新たな旅路に出ようと港に来ていた。 エルロンド王国には、多くの美女がいた。全員が一癖二癖あったことは、さておいても別れは辛…

117日目【エレナイ冒険日誌】

腐敗のカフガを仕留め、海賊ドラコから約束の報酬を貰い受けると、光の玉が何やら不穏なことを呟いていたが、スルーだ。 大事なのは、海賊達が暴れなくなれば航路が復…

116日目【エレナイ冒険日誌】

海賊ドラコは、カフガの守りが手薄になってる今がチャンスと言うが……そもそも三幹部は腐敗のカフガを守ってなくないか？ 三幹部、倉庫から結構離れた部屋に引きこも…

115日目【エレナイ冒険日誌】

よう、ドラコ、報酬を受け取りきたぞ。 ん？ 何を呆けた顔をしてる。お前の依頼である海賊三幹部の討伐をしてきたから、報酬を寄越せと言っているんだ。 私は、最後…

114日目【エレナイ冒険日誌】

残す海賊幹部は、キャプテン・ポンゴだけとなった。 チッ、流石に幹部二人が仕留められれば、最後の幹部には警備がきついか。 キャプテン・ポンゴの部屋の周りには、…

113日目【エレナイ冒険日誌】

残り幹部はあと二人か……もうね、何がキツイって道中ですよ。 どんだけのモンスターが、ウロウロしてんだと。海賊に亡霊に人魂に……まるでモンスターの百貨店大安売…

112日目【エレナイ冒険日誌】

急用を思いだした私は、港に来ていた。 イエマリさんに、慰めてもらうんだ！ と、港で叫んだらツナジマに捕まった。その結果、すっかり忘れていた海賊関連を手をつけ…

111日目【エレナイ冒険日誌】

結局、騎士団達のサポート無しで闇竜に挑むことになってしまった。 理不尽の極みである。 薄闇の異界の最奥にあるという、ダークネスホールを目指した。 あのね、此…

110日目【エレナイ冒険日誌】

闇の風竜の起こす心地よい風に寝オチしながらも、寝ぼけながらもぶっ飛ばしてエルロンド城下町に帰って来ると、ドエルさんが期待してた目で私を出迎えた。 別に、アン…

109日目【エレナイ冒険日誌】

土、水、火のエレメントドラゴンを討伐したので、次は風である。ドエルさんも、光の玉に聞くまでもなく、次は風ですな、と言われてしまった。 はい、風ですね。例によ…

108日目【エレナイ冒険日誌】

闇の水竜アクアレウスが現れるというアクシデントに見舞われながらも、水竜討伐を達成した私に、ドエルさんは涙を流さんばかりに感激していた。 褒めておだてても、報…

107日目【エレナイ冒険日誌】

水竜アクアレウス、何故に頭に羊の角を生やしてみた……実は、陸上に憧れてるのか？ 水竜アクアレウスの巨体を前にして、私は羊のような角が気になってしょうがなかっ…

106日目【エレナイ冒険日誌】

ボルゴナ火山島からエルロンド城下町へと帰ってくるなり、ドエルさんに見つかった。 あ、しまった。彼と光の玉が、何かと世界の命運を預けようとしてくるの忘れてた。…

105日目【エレナイ冒険日誌】

港に戻ってきた私は、赤黒く汚れた航海図をツナジマさんに渡した。 ツナジマさんは、私から航海図を受け取ると、血生臭く汚れていることには一切触れずに、航海図をチ…

104日目【エレナイ冒険日誌】

いつまでも、海岸の隅で固まってても仕方がない。やるしかないか……相手はまだ幸いこちらにも気づいていない。 と、なれば……奇襲だコノヤロウ！ サクッと逝けやぁ…

103日目【エレナイ冒険日誌】

全ての討伐対象を狩って、バンセイさんの元へと戻ってくると、堅苦しくお礼をいまれてしまった。 おだてても、報酬は減額しないぞ？ で、調べた結果がガンミョウジに…