待つ
さっさとしグズのろまましゃくにあわんこれ、子どものころに母から言われ続けた言葉。時にビンタも飛んできた。いつも何かに急かされているようだった。そして母の尺度で測られるので、「ちゃんと」できなければ、Okを出してもらえなかった。失敗を恐れ、あがり症で自信が持てなくて、臆病で人の顔色を伺うようになり、誰かの期待に応えるように過ごしていた。年老いた母を眺めながら、ふとそんなことを思い出した。・・・・・・・・・・・「待つ」母のおかげで、私は待つことの大切さを知っている。急かすことは、自分の思い通りに相手を操作しようとしているだけのこと。待つことで、相手は考えるだろうし、工夫もするだろう。失敗も減るかもしれない。失敗しても、怯えることなくそれを糧にするだろう。待つことは成長につながる。相手も自分も。待つことは根気や忍耐が...待つ
2020/11/22 21:49