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BUSINESS PROFILING http://idea-hansoku.seesaa.net/

アイデアは、ひらめき。ひらめきは、見聞の蓄積。ビジネスの成功は、見て・聞いて・知ることから始まる。

佐藤きよあき
フォロー
住所
日高川町
出身
尼崎市
ブログ村参加

2017/10/31

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  • 店員さんがお店を創る。

    ファッション関係で、混んでいるお店と暇なお店には、 決定的な違いがあります。 混んでいるお店は、 店員さんがお客さまの声掛けに、 すぐに対応できる距離にいながら、 商品の整理やチェックをしています。 暇なお店は、 店員さん同士がおしゃべりばかりしています。 これは、暇だからおしゃべりしているのではなく、 元々そういう店員さんだから、お店が流行らなくて、 暇にな…

  • 「手間」を「演出」に置き換える。

    上海料理のお店でランチを食べた時のこと。 セットメニューに、デザ−トがついていたのですが、 その演出に感心しました。 4種類の冷たいデザートが選べます。 お店としては、冷たいものは冷たいまま提供したいので、 できれば、お客さまが料理を食べ終わった頃に お持ちしたいのですが、これが結構手間なことです。 不慣れなアルバイト店員では、タイミングがわからず、 お客さま…

  • これぞ、見習うべきプロの技。

    テレビで、高級寿司店の心配りについて 取材していましたが、 “さすが!”と言うしかありませんでした。 カウンターに座ったお客さまが、 最初に食べるのを見て、 利き手を知り、次の「握り方」を変えるのです。 右利きの人と左利きの人で、 「握り方」を変えるということです。 江戸前では、 ネタの切り方や握り方に細工があります。 標準的な右利きの人に合わせ、 持ち方や…

  • “期待”を超えることが集客力となる。

    「この価格で、このデザイン・この品質」という、 期待以上を提供する、洋服のユニクロ。 「この価格で、この美味しさ・このボリューム」という、 期待以上を提供する、お菓子のシャトレーゼ。 「この価格で、このセンス・この品揃え」という、 期待以上を提供する、家具のイケア。 期待を超える商品・サービスを提供しているお店は、 いつもたくさんの人が集まっています。 そ…

  • お店の利用法を伝える。

    自分でおかずを取って来て食べる、 一膳めし屋さんのチラシを見ていて、 「これは、良いアイデアだなぁ」と、 思ったことがあります。 「食堂の楽しみ方」という見出しとイラストがあり、 1.お好きなおかずをトレーにご自由におとりください。 2.ごはん・みそ汁をご注文ください。 3.お会計をお願いします。 ※お食事後はお手数ですが、 食器は返却口へお願いします。 と、書…

  • 売り方の違いで、収益が違う。

    「アクセサリー」と「ジュエリー」の違いは、 何だと思いますか。 売り方の違い、お店の違いでしかありません。 同じティファニーのネックレスでも、 ディスカウントストアやネット通販で 売っていれば「アクセサリー」。 ティファニーのお店で、 定価販売していれば「ジュエリー」。 アクセサリーは、安いものが売れますが、 ジュエリーは、高いほど売れます。 ティファニー…

  • 薄切り焼肉で満足?

    キャンプ場や河原で バーベキューをしているグループを見ると、 ある国際問題の影響が出ていることが、読み取れます。 ちょっと、オーバーですが。 焼肉用の牛肉が、薄いのです。 およそ、バーベキューと言えるような肉ではありません。 かなりのグループで、薄切りを使っていました。 それは、不景気だからという問題ではなく、 アメリカンビーフの輸入が関係しています。 …

  • ランチで夜客を集める、正しい方法。

    “でかネタ”で有名な、 大阪のお寿司屋さんに行ってみました。 お昼の「満腹定食・850円」 他のメニューは、 シャリの3倍ほどのネタがのっていますが、 この定食のお寿司は、1.5倍ほどのネタで、 シャリとのバランスは悪くありません。 私は、シャリとのバランスが悪い“でかネタ”は、 好きではありませんので、この定食にしました。 玉子・生えび・はまち・まぐろ・ホッキ貝・…

  • お店に、「水飲み場」を作る。

    真夏に、スーパーを何軒かまわっていると、 暑さで非常に喉が渇きます。 それだけで、喫茶店に入るのは躊躇しますし、 自販機やスーパーで飲み物を買うのも、 なんだかもったいないように感じます。 そんな時に、いつも思うことがあります。 スーパーの入口近くに、 無料のウォータークーラーがあればいいのに、と。 お茶やジュースのペットボトル1本分はいらないのです。 ほん…

  • 従業員をぽっかぽかにしてくれるお客さま。

    私がお手伝いしていた宿泊施設で、 お客さまのチェックアウト後に、お部屋に入ると、 1枚のメモ書きが残されていました。 「ありがとうございました。」 なんて素敵なお客さまでしょうか。 最近、このようなお客さまは、なかなかおられません。 たったひと言ですが、この言葉は従業員の宝物になります。 従業員の心をぽっかぽかにしてくれた、お客さま。 ぽっかぽかになって、…

  • ひとりの店員さんで、お店の印象は変わる!

    スーパーで「大山フェア」をやっていました。 鳥取県の大山(だいせん)周辺の “旨いもの市”みたいなものです。 大山は牧場で有名なので、 私は「牛乳ソフト(クリーム)」を買いに行きました。 ところが、無かったのです。 プライスカードもPOPもあるのに、商品がありません。 嫁はんとふたりで、 「もう、売り切れたのかなぁ」と話していると、 うしろから声がしました。 …

  • ひとつの商品で勝負する!

    「サムゲタン」専門のお店があります。 サムゲタンとは、まるごと1羽の鶏の中に、 高麗人参やもち米、ナツメ、松の実などを入れて、 スープでコトコト煮込んだ、韓国の料理です。 このサムゲタンだけで勝負しているお店です。 一般的に日本では、 韓国料理店でのひとつのメニューですが、 よほど自信があるのでしょう。 鶏の大きさによって、 2700円前後の価格となっていますが、…

  • 利用しやすい価格。

    地元で人気のあるケーキ屋さんが、 2号店として、カフェをオープンさせたので、 行ってきました。 お店の外観、看板、内装。 田舎では珍しいくらいの都会的センスで、お洒落です。 よく見ると、造作は安っぽいのですが、 素人にはわかりません。 平日の昼間だったのですが、時間帯を考えれば、 まずまずの客入りだと思います。 まぁ、おばちゃんたちばかりですが。 このお店、ケ…

  • 高校生に経営感覚を!

    三重県多気町に、高校生だけで、 調理・接客のすべてを運営するレストランがあります。 地元高校の「食物調理科」の生徒が、 土日だけオープンしている 『まごの店』という名のレストラン。 近隣のおじいちゃん、 おばあちゃんに利用してもらいたい、 という想いからつけた名前です。 孫のような年齢の子どもと接すること、 手頃な値段、美味しさが評判となり、大繁盛しています。 …

  • 早朝の集客術?

    私がときどき利用するパン屋さんは、 朝早めに行くと、必ずパンを1個、おまけしてくれます。 種類は決まっていませんが、 会計の時に、「これ、よければどうぞ!」と言って、 袋に入れてくれます。 おそらく、前日の残りなのですが、 非常にうれしいですね。 どうせ、廃棄するのなら、 少しでもお客さまに喜んでもらおう という姿勢がいいですね。 私は、おまけをもらうために、…

  • 「ヤマザキ」が凄いのか、それとも……。

    ○○年、全国ロールケーキ博覧会優勝。 ○○年、○○年、デザート・オブ・ザ・イヤー優勝。 そんなロールケーキを、ワクワクしながら、食べました。 スーパーで売っている、 ヤマザキのショートケーキ2個入りと同じ味でした。 ロールケーキ(ハーフ)1575円。 ショートケーキ2個入り398円。 フルーツの量は多かったのですが…… これは、ヤマザキを誉めるべきでしょうか? …

  • おひとり中高年男子を助けよ!

    中高年の男性が、 ひとりで買物している姿をスーパーでよく見かけます。 興味本位で、カゴの中を覗いてしまうのですが、 「もっとちゃんと食べようよ」と、思ってしまいます。 ひとり暮らしで、料理が面倒なことはわかるのですが、 あまりにも片寄り過ぎです。 こんな人たちには、 「ちゃんと食べること」を教えてあげなければいけません。 イヤな言い方をすれば、ビジネスチャン…

  • “手づくり感”が親しみを生む。

    ある酒屋さんの店頭に置いてあった、 ニューズレターを3枚もらってきたのですが、 どうも読む気になりません。 モノクロですが、お酒の写真が入っており、 その特長もしっかり説明しています。 本当の酒好きなら、読むのかもしれませんが、 興味はあるものの、酒豪ではない私は、手が伸びません。 よく見ると、綺麗にでき過ぎているのです。 パソコンで作ったであろう、そのニューズレターは、 読みやすい印刷…

  • 「現場」を知ることの重要性。

    私はある時期、企画の仕事、木工の仕事をしながら、 スーパーの店員としても働いていました。 その頃、サービス業とはいったい何なのか、 接客とはどういうことなのか、を考えていました。 それを知るためには、 現場で働く以外に無いと思ったのです。 そこで、お客さまの数が多く、 さまざまなケーススタディができるスーパーを選んで、 実際に働きました。 実に面白く、有意義…

  • 「ビンゴ大会」は盛り上がる!

    以前、北海道で宿泊したホテルでは、 サービスとして、ビンゴ大会をやっていました。 来館した時に、ビンゴカードを手渡しておき、 夜、ロビーで開催されます。 ぬいぐるみやお土産品が当たるのですが、 これが結構盛り上がり、楽しいものでした。 私は、当たりませんでしたが。 単純なイベントですが、お客さまは喜んでいました。

  • お客さまの“欲求”を満たしてあげる!

    釧路駅前に、和商市場という海鮮中心の市場があります。 ここには、観光客相手のユニークなシステムがあります。 「勝手丼」 お客さまが、茶碗に盛られたご飯を買い、 「勝手丼」の暖簾がかかったお店に行き、 ウニ、イクラ、ホタテなどの海鮮類を ご飯の上にのせてもらうのです。 各お店では、少量の商品を用意しておき、 安い価格で、ご飯にのせてくれます。 何店かをまわって…

  • 「小粋な」京都を見習うべき!

    京都に、味噌汁のお店があります。 そう、味噌汁メインのお店なのです。 ごはん物やおかずもありますが、 あくまで味噌汁を楽しんでいただくお店です。 味噌汁に絞り込んでいるあたりが、 京都ならではのウマさです。 というより、他の土地ではできないことだと思いますが。 私は、その味噌汁メニューの“小粋さ”に注目しました。 「くしら」「しゅんさい」「ゆは」 これ…

  • 究極の顧客満足。

    京都のある喫茶店では、 いつも準備中の札が下がっています。 しかし、中にお客さまはいます。 実は、舞子はんだけが利用できるのです。 舞子はんは、 どこに行ってもジロジロ見られてしまうので、 ゆっくり寛げません。 喫茶店でもそうです。 そんな舞子はんのために、マスターが準備中の札をさげ、 他のお客さまにはご遠慮いただいているのです。 なるほどぉ〜、です。 …

  • 店内はいつもキレイに!

    久々に「ユニクロ」を覗いてみました。 土曜日だったので、お客さまも多く、 相変わらず賑わっていました。 そこで、非常に気になったことがあります。 売り場の煩雑さです。 ひとことで言うと、「ぐちゃぐちゃ」。 これは、お客さまのマナーの悪さが、第一の原因です。 見るために出した服を、簡単にでもたためばいいものを、 ぐちゃぐちゃのまま、棚に戻しているのです。 …

  • 姿勢は評価しますが……。

    マクドナルドでテイクアウト。 お店の外に出てから、 ポテトが入っていないことに気づきました。 すぐにお店に戻り、説明。 すばやくポテトを用意してくれたのはいいのですが、 他のハンバーガーまで作り直してくれ、 複雑な思いでした。 先のハンバーガーは、廃棄されます。 対応は丁寧だったのですが、 “そこまでしなくても”“もったいないし” という思いがあります。 …

  • 田舎にチェーン店が来たら?

    和洋菓子のチェーン店、「シャトレーゼ」。 ここの特長は、安くて、珍しいお菓子があり、 美味しいということです。 そう、あまり文句をつけるところがありません。 つい、あれこれ買ってしまいます。 こんなお店に、個人商店が勝てるでしょうか。 近くに出店されたら、どうしますか。 「田舎だから大丈夫!」 本当ですか。 私が利用する「シャトレーゼ」は、和歌山の田…

  • 店員さんも売り物?

    あるフラワーショップを離れたところから見ていると、 女性店員さんが、入口付近の花鉢を足で寄せていました。 まだ開店前ですが、人通りもあります。 必ず、見られています。 見た人は、お店に対して、 どういう印象を持つでしょうか。 花を大切にする心も無い店員さんが売っている。 花が粗末に扱われている。 そんなお店で、買いたくはありません。 店員さんは、開店前…

  • わかったつもりの「基本」を思い出せ!

    先日、ある飲食店経営者とのメールのやりとりで、 次のような言葉が出てきました。 「基本中の基本なら、誰でも知っています」 本当にそうでしょうか。 知っているなら、誰もが成功しているはずです。 商売に成功している先人がよく言うのは、 「当たり前のことをやってきただけ」 これです。 これが、基本中の基本なのです。 つまり、『お客さまのことを想う』という、 …

  • プロであること。

    コンビニの「ミニストップ」には、 『ソフトクリームマイスター』 という達人がいるそうです。 クリームの高さは、 コーンの縁から6センチ、重さは計105〜120グラム。 このような規定通りの分量を どれだけ正確に乗せることができるか。 また、ほぼ3巻半の弧を描きます。 素人にはわからないのですが、 クリームの乗せ方ひとつで、 中に混ざる空気の割合が変わり、 舌触りの滑…

  • 買わなくても、お客さま!

    あるコンビニに入った時のことです。 何か面白いものは無いかな、と入ったものの、 買うものが無かったので、そのまま出ました。 レジの店員、無言。 出たところでゴミ箱を掃除していた店員、無言。 どちらもこちらを見ていたはずなのに。 何も買わなければ、お客さまでは無いのでしょうか。 コンビニだけではなく、こういうお店は結構あります。 競争の激しい、この時代でも…

  • 地元民の“欲求”を見抜け!

    田舎でお店を始める人の中には、 都会で流行っているからという理由で、 骨董屋やマッサージ店、アロマテラピー、 カフェなどを開店させる場合があります。 でも、これらのほとんどは、すぐに潰れています。 なぜだかわかりますか。 需要が無いからです。 元々古いものに囲まれて生活している人が、 古い道具をインテリアに使うことはありません。 身体を使う仕事が多く、 鍛…

  • お客さまは、“人気”に弱い。

    ある靴屋さんの話ですが、 売りたい靴を1足だけ陳列して、 「残りわずか」というPOPをつけていました。 すると、すぐに売れてしまいます。 売れると、また1足出してきます。 そして、また売れる。 これは少し汚い方法なので、お奨めはしませんが、 お客さまは“売れている商品”に弱い ということの証しだと思います。

  • 商品を輝かせる方法。

    結婚式の時、新郎新婦のうしろに、 金屏風が立っていますよね。 あれは、何のためにあるか、ご存知ですか。 ハレの日のふたりを目立たせるための演出です。 屏風や衝立てがあると、 前にあるものが、より目立って見えるからです。 他のものを視界から排除する効果があります。 実はこの方法、 百貨店や家電量販店でも使われているのです。 売りたい商品や目玉商品のうしろに…

  • お客さまの心理を学べ!

    大阪でお土産物店に立ち寄った時のこと。 “何か面白いものはないかなぁ” と眺め始めていたら、おばちゃん店員さんがやって来て、 「いかがですか~?○○は美味しいですよぉ~」。 私は、ゆっくり見たかったので、少し場所を移すと、 その店員さんはついて来ました。 横に来ては、あれこれしゃべりまくります。 また、移動。 まだ、ついて来ます。 いまどき、こんな店員さん…

  • “料理人らしさ”を忘れずに!

    業務用食品を小売りしている スーパーに行った時のことです。 レジに並んで待っていたら、 前の男性が割烹着であることに気づきました。 短髪の、どう見ても和食の料理人です。 業務用のお店ですから、 プロが買いに来るのは当たり前なのですが、 割烹着で来るのはいけません。 私服にすべきです。 それは、なぜか。 カゴの中を見てしまったからです。 買っているところを他のお客さまも見ているはずです…

  • お店の味は、“店舗”でわかる!

    新しくできたケーキ屋さんに行ってみました。 地元のフリーペーパーで紹介されていて、 「美味しいと評判だ」と書かれていましたので。 まぁ、フリーペーパーは広告で成り立っているので、 悪く書くことはありませんが。 お店の外観は、中途半端にお洒落。 中に入ると、 コーナーに焼菓子やギフト商品が並べられ、 ごく普通のディスプレイ。 正面にショーケース。 ケーキを見…

  • 開店時間を競合と合わせろ!

    私は、あまりこだわらない生活雑貨は、 まず百円均一のお店で探します。 なければ、ホームセンター。 そこでもなければ、専門店となります。 先日、3軒あるお店のうちの1軒に、 車で立ち寄ろうとすると、まだ開店前でした。 このお店は国道沿いの入りやすい場所にあります。 10時開店で、私が行ったのは9時半です。 仕方がないので、 ショッピングセンター内2階にあるお店を利…

  • お店が愛されない理由。

    近くのガソリンスタンドに、 タイヤの空気を入れてもらいに行った時のことです。 私 「すんません、タイヤの空気入れてもらえんやろか」 おやじ「もっと、こっちによせて!」 笑顔、言葉もなく、淡々と空気を入れていく。 おやじ「おわった」 私 「ありがとう。なんぼ払わしてもろたらええやろ?」 おやじ「もう、ええ」 私「あ、すんません。おおきに」 まぁ〜、愛想…

  • 知らないことは、勉強すれば良い。

    長崎の庶民的名物料理「トルコライス」。 ピラフ、スパゲティ、デミグラスソースのかかった 豚カツがひとつの皿に盛られた、 洋風盛り合わせ料理です。 しかし、トルコ大使館から、 料理そのものを否定されたことがあります。 イスラム圏であるトルコでは豚肉を食べません。 さらに、 複数の炭水化物が同じ皿に盛られることはないと、 ピラフとスパゲティの組み合わせを 否定さ…

  • シャッター通り商店街が、集客の前にやるべきこと。

    寂れてしまった商店街。 シャッター通り。 かつての賑わいなど想像すらできないほど、 人も歩いていない、淋しく暗い場所。 そんな商店街が、全国に5000カ所は存在します。 さまざまな取り組みが行われていますが、 成功しているのはほんの数えるほど。 平成16年に山形県新庄市の 新庄南本町商店街で始まった「100円商店街」も 期待される方策のひとつです。 商店街の各店舗が…

  • まずいインスタントラーメンでも売れる!?

    どこのメーカーとは言えませんが、 「よくこんなものを売っているなぁ」と思えるほど、 まずいインスタントラーメンが 次々に発売されています。 袋入りに限らず、カップ麺にも、 次から次へと新商品が登場しますが、 中にはこうしたまずい商品も多々あります。 私の好みの問題ではなく、 どうひいき目に見ても、マズいのです。 メーカーの開発担当が味音痴なのか。 それとも、別…

  • モノづくりテーマ「スポーツ」は定着するのか?

    スポーツが流行っています。 一般人の趣味としてはもちろんですが、 それに合わせたマーケティングテーマとしての 「スポーツ」です。 その中のひとつがマラソン。 ウェア・シューズ・栄養補助食品なども 売り上げを伸ばしています。 それだけではありません。 皇居周辺には、会社帰りのランナーが利用する、 シャワー設備のあるロッカールームまで、 できています。 銭湯も…

  • “カッコいい職場”は、会社の業績を伸ばす!?

    新潟にある刃物メーカーは、 その技術の高さが認められ、 海外からも注目されています。 需要が多いため、 海外にも営業拠点を置くほどです。 同社職人の技術が優れていることはもちろん、 企業としての成長戦略にその秘密が隠されています。 企業が成長するためには、何が必要なのでしょうか。 「商品力」や「営業力」を 思い浮かべるかもしれませんが、 それらを高めるのは誰…

  • 飲食店を選ぶ基準は“絵になるかどうか”。味は二の次?

    お客さまが飲食店を選ぶ基準は、 自身の好みや話題性です。 ところが、デジタル時代を象徴するかのような、 もうひとつの選択基準が現れました。 いま多くの人びとが、ツイッターやフェイスブック、 インスタグラムなどのSNSで情報発信をしています。 日常の出来事や思っていることを “誰かに”ということもなく、書き綴っています。 その中でも多いのが、“食レポ”。 料理の写…

  • 固定観念を捨てた「業務スーパー」の話題づくり!

    以前、業務スーパーのある商品が話題となりました。 面白いことと美味しいことで、 生産が追いつかない状態にまで至ったのです。 豆腐パックに入った「リッチチーズケーキ」と 「リッチショコラケーキ」。 1リットルの牛乳パックに入った「レアチーズ」。 豆腐の製造ライン、牛乳の製造ラインを そのまま活用した商品です。 コストにまったく無駄のない商品を 生み出していると…

  • 経費削減の巧みな戦略「ネスカフェアンバサダー」。

    ネスレ日本が展開するオフィスコーヒー 「ネスカフェアンバサダー」はご存知でしょう。 ネスカフェ「バリスタ」「ドルチェグスト」 と呼ばれるコーヒーマシンを オフィスに無料で設置し、 1杯20円ほどのコーヒーを提供するシステムで、 その社内管理者を「アンバサダー」と称します。 オフィスコーヒーに関しては、 これまでオフィス用品の会社が定期的に巡回して、 コーヒー・パウダ…

  • コンビニ各社がシニア店員の採用を積極的に行う、もっともな理由。

    いまコンビニ各社は、 店員へのシニア層の採用を積極的に行っています。 政府が訴えている「高齢者の雇用促進」ではなく、 シニア層の“能力”を買っての採用です。 セブン‐イレブンは、年齢無制限で、 労働日数・労働時間も相談に応じています。 なぜ、 そこまでしてシニア層を採用するのでしょうか。 それは、 「コンビニが社会で果たす役割」にあります。 言い換えれば…

  • 仏壇は、“粗大ゴミ”で捨てられない!?

    家族が亡くなると、その供養のために仏壇を買います。 位牌を収めて、拝むため。 仏教徒である日本人なら、何の疑いもなく、 この行動を取るでしょう。 しかし、この仏壇が後々厄介な存在となることを ご存知でしょうか。 たとえば、親が亡くなって、 息子が大きな仏壇を買ったとします。 この際、仏壇に故人の魂を納める「開眼法要」 という儀式を一般的には行います。 言葉…

  • 10年前に流行ったことが、熊本県では新ビジネスになる!?

    “○○が流行りそうだ!”と目論み、設備投資をし、 実際にある程度は稼ぐことができた。 しかし、流行の移り変わりは予想外に早い。 「トントン」なら、まだ良い方です。 初期投資を回収できていない場合も多いのです。 失敗だったと諦めるしかないのでしょうか。 いや、まだ手はあります。 マーケティングのセオリーでは、 衰退期に打つ手としては、 「別の価値を創る」があ…

  • 高くても、注文したくなる!?

    京都の餃子専門店には、 オリジナルのクラフトビールがあります。 地元の小さな醸造所に製造を依頼した、 「餃子専用ビール」。 自店の餃子に合うように、作られています。 餃子好きが集まるお店で、餃子専用のビールがあれば、 当然、お客さまは注文してしまいます。 どこにもない発想の、 ここでしか飲めないビールなので、 餃子好きでなくとも、飲んでみたくなります。 「…

  • 「季節感+月替わり」は、お客さまの好奇心をくすぐる。

    京都の和菓子屋さんが営む茶房では、 3月中旬〜12月の限定メニュー「琥珀流し」という 寒天スウィーツが人気です。 やわらかく固めた寒天に蜜が掛かったもので、 月ごとに味が替わり、季節感を演出しています。 4月:「桜蜜の琥珀流し」 5月:「抹茶蜜、抹茶小豆蜜の琥珀流し」 6月:「梅酒蜜の琥珀流し」 7月:「ペパーミントの琥珀流し ソーダ水添え」 8月:「冷やし飴の琥珀…

  • 野球の集客力をビジネスに。

    日本でもっとも人気のあるスポーツは野球です。 リトルリーグや学生野球、社会人野球、草野球で、 汗を流す人はたくさんいます。 また、球場に行く人、テレビで観る人、 スポーツ新聞を買う人など、 応援を楽しむ人もたくさん。 これだけ人を惹きつけるものは、他にありません。 この“集客力”をビジネスに活用できれば、 集客の苦労も少なくなり、 商品やお店の充実に注力する…

  • 「無料」より「100円」の方がよく売れる。

    パンの耳、おから、天かす、魚のアラ、食肉の脂、 布の切れ端、革製品の残り……。 世の中には、まだ使えるのに捨てられるものが たくさんあります。 良心的なお店では、 「ご自由にお持ち帰りください」と 無料で提供していますが、 これに手を出す人は意外と少ないのです。 「他のものを買わなければ申し訳ない」 「それだけ持って行けば、セコいと思われるのでは?」 と、日…

  • 包装紙ファンを作れ!

    あなたのお店では、どんな包装紙を使っていますか? 資材屋さんで仕入れた、 ごく普通の“無難な”包装紙ではないですか? それとも、一番安いもの? 商品とは関係ないからと、適当に選んではいませんか? それは、非常にもったいないことです。 包装紙の“販促力”をみくびってはいけません。 包装紙を替えるだけで、 売り上げが大きく伸びることもあるのです。 手書きの…

  • 変な店主のいるお店は繁盛する。

    東広島市にあるラーメン店「麺空海」には、 ちょっと変わった店主がいます。 頼まれもしないのに、お客さまの後ろで ギターの弾き語りをしたり、 1000円の定食に200円を足せば、 店主が唄うCDがついてきたりします。 沈んでいるお客さまを励ますための 「元気だせよ定食」を注文すると、 こうしたサービスが受けられます。 歌を唄っている間、 お客さまは聞き入っているのかという…

  • 女性好みの複合型ショップ。

    モノづくり、カフェ、おしゃべり……。 女性の好きなことが、 存分に楽しめる“場”を提供すれば、 多くの女性を集めることができます。 手づくり教室やカフェなどがその代表とも言えますが、 これらを融合させれば、 さらに多くの女性客が見込めます。 東京・世田谷に 「ミシンカフェ&ラウンジ」というお店があります。 ミシンを自由に使うことができ、 服や小物づくりを教え…

  • 病院には、ビジネスの可能性が眠っている。

    以前、病院内に「スターバックス」が 出店しているのを見て、 「なるほどなぁ〜」と感心したことがあります。 病院というところは、 患者も家族も“待つ”ことの多い場所です。 人気のあるカフェがあるのは、とても嬉しいことです。 また、この病院の近くには、 「ダイソー」がオープンしました。 入院に必要な箸、スプーン、コップといった生活用品や 介護用品などを100円で買う…

  • オリジナルの非売品をプレゼントする。

    非売品、限定品、レアもの……… 人びとが非常に興味を示すものです。 必要の無いものでも、“欲しい、欲しい!” と思ってしまう、不思議な言葉です。 この言葉をウマく活用すれば、 集客の苦労も少なくなります。 たとえば、日本酒メーカーが行ったキャンペーン。 「特別仕込みの吟醸酒」を非売品として作り、 指定する日本酒を買ったお客さまだけに プレゼントするというもの…

  • 「特別なお客さま」をアピールする。

    お客さまは、“特別扱い”に弱いものです。 「あなただけに…」と言われると、 嬉しくなって買ってしまいます。 特に希少価値のあるものだとわかると、 本当に欲しいものかどうかは別として、 「ください!」と言ってしまうものです。 もし、数の少ない商品が手に入ったら、 常連さんにアプローチしてみましょう。 その時は、お客さまが “特別な存在”であることを表現します。 …

  • 食品業界・商売繁盛の秘策。

    いま百貨店は、食品売り場と物産展でもっている、 と言っても過言ではありません。 特に物産展の集客力は凄まじく、 毎月のように開催されています。 逆に言えば、それくらいやらなければ、 お客さまを呼び込めない、ということでもあります。 中でも、北海道物産展の威力は、 他の都府県を圧倒しています。 北海道以外の物産展は、お客さまを呼び込む力が弱く、 北海道物産展を…

  • “丁寧な仕事”が、「販促」になる!

    静岡にある「枡形(ますがた)」という食堂は、 豚汁が美味しいことで有名です。 豚汁目当てに、全国からお客さまがやって来ます。 失礼ながら、どこにでもある食堂です。 豚汁が美味しいというだけで、 なぜそこまで人気があるのでしょうか。 そこには、“美味しい豚汁”の域を超えた、 こだわりがあるからです。 作り方を聞くと、もはや豚汁ではありません。 常識を覆す作…

  • 「特別扱い」にお客さまは弱い。

    私は、車を購入する時は中古車と決めています。 車に興味が無いことと、投資対効果を考えると、 断然中古車の方が得だからです。 それはさておき、購入する際は販売店が決まっています。 なぜなら、そのお店は 私を“特別扱い”してくれるからです。 これまで3台購入していますが、 担当者が代わっても私のデータは受け継がれ、 常にお得意さまとして扱われます。 キャンペーン…

  • 適材適所型ビジネス参入。

    鹿児島の屋久島は、雨が多いと言います。 「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど。 そんな厳しい生活環境でも、 人びとには普通の暮らしがあり、 普通の消費行動があります。 しかし、一部のお店では、 “雨が多い故に繁盛している”という、 興味深い事例があります。 雨が多いと洗濯物が乾かず、 時にはカビが繁殖してしまうことも。 よって、クリーニング店が繁盛している…

  • 子ども向け商品を“大人仕様”に。

    小・中・高校時代にお世話になった「上履き」。 デザインはいまいちでしたが、機能的で丈夫で、 履きやすかったのではないでしょうか。 この上履きが、“大人仕様”となって、 販売されています。 「子どもの上履きのようなものは作れないか」 という要望に対応すべく、開発されました。 ・病気入院の際に、スリッパでは危ないので…。 ・デイサービスに行って、軽い運動をするた…

  • 店員さんで売り上げが変わる!?

    アメリカ・コーネル大学の調査。 レストランで、太めの店員さんが接客したお客さまは、 より多くの料理や飲み物を注文する傾向がある。 BMI(肥満度指数)25以上の店員さんから サービスを受けたお客さまは、 デザートを注文する確率が4倍、 アルコールは17%多くなったと言います。 店員さんを見て、罪悪感・抵抗感がなくなるのか、 太りそうな料理を躊躇なく頼む割合が高くなるの…

  • 多店舗経営のメリットを生かせ!

    コーヒーチェーンの「星乃珈琲店」では、 コーヒーとパンケーキ以外のほとんどのメニューが、 系列店のパクリだと公言しています。 自店でメニュー開発する経費を削減するための 戦術なのですが、なるほど! と納得してしまいます。 別業態の系列店であれば、 同じメニューがあったとしても、 お客さまが不満を持つことはありません。 同じ食材・同じレシピなので、 経費が大幅に…

  • 静かなる絶品で、知る人ぞ知る。

    神戸市・長田区にある精肉と焼肉の「平沼商店」は、 安くてボリュームのあるお肉が人気なのですが、 「焼肉のたれ」の方がよく知られています。 店主が洗濯機で作るオリジナルのたれが評判となり、 店先にたれの自動販売機まで置くようになりました。 東京・世田谷にあるフレンチレストラン「ルッカ」は、 お洒落な空間と手頃で美味しい料理で人気のあるお店。 中でも、マッシュポ…

  • 子どもへの“刷り込み”販促。

    子どもの心をつかめば、親がついて来る。 つまり、子どもにアピールして気に入られたら、 子どもは親にねだって買ってもらおうとする、 ということです。 この手法で成功しているのが、「オタフクソース」です。 年間100カ所もの幼稚園をまわり、 お好み焼きイベントを行っているのです。 子どもたちに手伝ってもらい、お好み焼きを作り、 みんなで食べるのです。 子どもたちが…

  • “極端”は目立ち、それが“売り”になる。

    熊本・黒川温泉のある旅館には、 湯船の底に足がつかない温泉があります。 つまり、日本一深いお風呂。深さは1.6m。 首まで浸かるとしたら、ほとんどの人は足がつきません。 湯船の端やそこに渡された丸太を持って入ります。 これが話題となり、 数多くのマスコミに取り上げられました。 このお風呂は、「何か面白い風呂を作ろう」と、 ご主人自らが遊び心で作ったものです。 …

  • 色を売るお店。

    ギリシャのサントリーニ島に、 “真っ白な服”だけを売るお店があります。 シャツ、ワンピース、スカートなどが、すべて白色。 すなわち、お店のコンセプトが「白」なのです。 「お洒落な大人の…」や「トラッドな私の…」という、 ファッションらしいコンセプトではなく、 ただ「白」です。 なぜ「白」なのかというと、サントリーニ島の風景が、 空と海の「青」と建物の「白」、…

  • 照明と音楽で集客できる。

    アメリカ・コーネル大学のブライアン・ワンシンク教授 (マーケティング・消費者行動学)らのチームが行った 調査によると、飲食店の照明(明るさ)と音楽(音量)を 通常よりも落とすと、食べた人の摂取カロリーも 落ちる傾向にあることがわかりました。 ファストフード店で実施したもので、 店内の一部を間接照明にし、音楽も静かなものに変更。 そこにだけ観葉植物を置き、 テーブ…

  • 商品を理解してもらうには、具体例を用いる。

    いまもなお、売れ続けている通販会社 「ジャパネットたかた」。 その秘密は、さまざまなところで話題になりますが、 その中のひとつ「商品説明」は、 モノを売る人間としては、非常に参考になります。 商品を正しく理解してもらうために、 スペックを並べ立てるのではなく、 お客さまが商品を使っている場面が、 イメージしやすいように、 具体的な使い方を提案しています。 たと…

  • テイストの同じ店で集合する。

    この場合の“テイスト”とは、テーマ(方向性)のこと。 同じ方角を向いているお店・商売人が たくさん集まっている場所があります。 日本三大中華街、東京・新大久保や 大阪・鶴橋のコリアタウンなどが、 その代表だと考えてください。 「中国」や「韓国」をテーマにした料理店や食材店、 雑貨店が集まっている街です。 なぜ、彼らが同じ場所に集まっているのか。 それは、集…

  • お客さまの都合に合わせる。

    ホームセンター「カインズホーム」には、 『収穫払いクレジット』という名の 代金支払いシステムがあります。 農機具を購入する際に、 農作物の収穫時期に合わせて支払いができるよう、 7ヵ月先まで待ってくれるというものです。 農家にとっては、非常に有り難いサービスです。 「農機具は必要。でも、お金が無い。 農作物を出荷すれば、支払いはできる」 そんな大多数の農家の…

  • 支店を出すなら、同じ志向の地域に!

    地方で人気のあるラーメン店が、 東京に進出して、失敗することがよくあります。 その原因は、競争の激しさやレベルの違いにあります。 しかし、それだけではありません。 味の志向の差もあります。 東京の人の味覚に合わなかったのです。 これは、どうしようもないことです。 私の地元である和歌山のラーメンは、 豚骨醤油が主流で、 かつて東京に何店舗かが出店しましたが…

  • 売れない雑魚も売り方次第。

    市場に出まわらない魚が結構います。 傷みが早い、数が少ない、型が揃わないなどの理由で、 地元だけで食べられているような魚です。 中には、規格外だというだけで、 食べられるのに捨てられてしまう魚もいます。 こうした“雑魚”を、漁師から直接買いつけたり、 卸しで安くまとめ買いして、 居酒屋や寿司屋に直接届けているビジネスがあります。 お店にとっては、珍しい魚が手…

  • 時代が求めるのは、「健康志向」。

    山梨を中心に展開するスーパー「いちやまマート」。 このお店は、中高年にとって、 なくてはならない存在となりつつあります。 このお店のテーマは、『健康』。 「減塩」「糖質カット」「無添加」……など、 身体を気遣う年代になった中高年を サポートする品揃えをしています。 たとえば、お弁当コーナーで謳っているのは、 「糖質カット」。 干物は、「減塩」。 子ども向…

  • 「何だ、それ?」で注目を集める。

    北海道・芦別には、「ガタタン」という名の料理があり、 町おこしにもひと役買っています。 元は「ガーダタン」という中国の料理で、 戦後、芦別に移住した引揚者である 中華料理店のオーナーによってアレンジされた料理です。 団子、竹の子、椎茸、豚肉、こんにゃく、 ちくわ、卵など、10種類以上の具を入れ、 とろみをつけた塩味の中華スープです。 なぜ、この料理に人気が出たの…

  • 県民性・地域性を知れ!

    沖縄県は、大腸ガンの発生率が全国ワースト1。 その原因は、野菜をあまり食べないこと。 地元産野菜が少なく、 本土から輸送されるためにコストが高く、 高価な食材となってしまうのです。 また、アメリカの影響なのか、 肉を中心に食べる習慣が根づいており、 ポークランチョンミートや唐揚げを常食し、 飲み会の締めには、 夜中でもステーキを食べたりします。 野菜を食べないた…

  • 平凡な商品をガンガン売るために……。

    東京の新橋ガード下にあるダイニングバー 「DRY-DOCK」というお店では、 アサヒのスーパードライが提供されています。 大手メーカーのビールなので、 どこで飲んでも同じ味のはずなのですが、 多くの人がこのお店のスーパードライを 目当てにやって来るのです。 他のお店のスーパードライとここのスーパードライは、 味が違っているのです。 オーナーの佐藤裕介氏に、その秘密があ…

  • 実店舗は「五感」で集客しろ!

    ネット社会では、 ビジネスにおいてもネットの活用が不可欠です。 しかし、商品・サービスによっては、 実店舗でなければ売りにくい、 買いにくいというものがあります。 お客さまによっても、 実際に見て、触れて、試してからでないと、 買う気にならない方もいます。 「お店に行かなければ…」 というお客さまをもっと集めることができれば、 ネットに頼らなくてもビジネスは充…

  • “古いもの”を守れば、“新しいお客さま”が来る。

    浅草・千束通り商店街にある「デンキヤホール」。 創業1903年(明治36年)。 100年を超える老舗の喫茶店。 このお店には、オムそばの元祖と言われる 「オムマキ」があります。 焼きそばを薄焼き玉子で巻き、ケチャップを掛けたもの。 日本三大七味と呼ばれる名店の唐辛子を 掛けて食べるのが特徴です。 もうひとつ、このお店の名物である「ゆであずき」。 懐かしき風情のある…

  • 県民性に合わせた売り方。

    地域によって、人びとの考え方や好み、習慣などは、 大きく違っています。 なので、売れている方法だからとマネしてみても、 あなたの地域で成功するかどうかはわかりません。 地域の人びとを良く知り、 地域に合った売り方が必要となります。 そこでヒントを。 たとえば、富山県民。 どれほど豊かになろうと満足せず、あくせく働き、 稼ぎ、貯め込みます。 それは、一戸建…

  • 誰にでも使えるテーマ「健康」。

    「健康のためなら命も惜しくはない」 という健康ヲタクがいるほど、日本人は健康のために、 さまざまな情報・商品・サービスを求めています。 健康補助食品、有機野菜、スポーツジム、エステなど、 生活のあらゆる場面で、 身体に良いものを取り入れようとしています。 テレビ・雑誌は健康の話ばかりですが、 人びとは飽きずに興味を示しています。 そんなにたくさんの健康法を 取…

  • “均一価格”で、「安心感」を売れ!

    100円ショップが 人びとの暮らしに不可欠なものとなり、 お洒落雑貨を探す若い女性は、 300円ショップに足繁く通うようになりました。 そして、飲み会が激減するなか、 280円均一の居酒屋は成長を続けています。 これらのお店が流行っているのは、なぜでしょうか。 先の見えない不況時には、とにかく安いものが売れる? いいえ、 決して安さだけで売れているわけではありません。…

  • 競合店コラボで、PRの機会を増やす。

    埼玉県草加市の特産品として有名な「草加せんべい」。 全国的に知られていますが、“通”でもない限り、 「あのお店の○○が美味しい」 と、知人に推奨するまでには至りません。 そこで、各お店では独自のアピールを試み、 名前を知られるように努力しています。 そのアピールのひとつとして、8店が協力し合い、 各店のせんべいを詰め合わせた、 「食べくらべセット」を販売していま…

  • 柔軟な発想で、競合に売り込む。

    和歌山ラーメンのお店では、 各テーブルに「早寿司(はやずし)」と呼ばれる、 アセという葉でくるんだ“なれ寿司”が置かれています。 お客さまは、これを勝手に取って食べることができます。 と言っても無料ではなく、 後で自己申告してお金を払います。 この早寿司は、ラーメン屋さんが作っているのではなく、 別のお店が作っているものを仕入れています。 ラーメンとお寿司とは…

  • 「居酒屋のモーニング」に、ヒントあり。

    ある居酒屋には、「モーニング」があります。 コーヒーとトーストではなく、 ゆで玉子、塩こんぶ、生ビール中ジョッキ がセットになって、350円。 居酒屋で朝メニューの「モーニング」とは、 不思議かもしれませんが、客層を聞けば納得します。 ガードマンや道路工事作業員、タクシー運転手など、 夜中に働いて朝帰りをする人たちです。 仕事帰りなので、当然“ちょっと一杯”もあ…

  • お客さまが味を決める飲食店は潰れない。

    飲食店の最重要課題は「味」です。 言わずもがなですが、これがもっとも難しいことです。 どれだけ自信を持って提供しても、 お客さまの好みに合わなければ、 受け入れてもらえません。 では、どうやって、 お客さまの好みを探り出せば良いのでしょうか。 何百人・何千人というお客さまの好みは、 すべて違うかもしれません。 この中なら、大多数の好みを 見つけることはでき…

  • “目立つこと”を躊躇してはいけない。

    博多のうどん屋さんに、 「やかんうどん」と呼ばれるメニューがあります。 釜あげうどんの器に「やかん」を使っているだけで、 正式名称は「釜あげ ずぼら」と言います。 一般家庭ではあまり使わなくなった、 アルマイトの大きなやかんに、 うどんとお湯が入っていて、 そのままお客さまに提供されます。 眼の前にやかんを置かれたお客さまは、 驚くと同時に、笑うしかありません…

  • モーニング消費を刺激しろ!

    高齢社会となって、“早朝”が活気づいています。 ラジオ体操をはじめ、ゲートボール、太極拳、 社交ダンスなどをするために、 多くの高齢者が朝早くから公園に集まってきます。 朝早く目覚める高齢者が、 もっとも精力的に活動するのが、早朝なのです。 つまり、外出する時間。 もし、高齢者相手の商売をしているなら、 この時間を狙うべきです。 ラジオ体操のついで。ゲート…

  • “ホッとする瞬間”が、販売チャンス!?

    成田空港国際線出発ロビー。 出国審査を終えてロビーに入ると、 目の前に「美顔ローラー」のショップがありました。 ただテーブルの上に商品を並べただけのお店です。 この美顔ローラーは、1台2万円という高額ながらも、 1日に10台20台と売れています。 簡易なお店なのに、なぜ売れるのでしょうか。 その秘密は、場所にあります。 飛行機の利用者にとって、 出国審査は精神的…

  • 常識やイメージに囚われない。

    神戸・三宮の繁華街に、 ホットドッグの移動販売車が止まっています。 ホットドッグと言えば、日本では浜辺や公園のイメージ。 アメリカでは、街中。 繁華街で販売しているのは、 珍しいのではないでしょうか。 しかも、もっと不思議なのは、真夜中に売っていること。 このお店は、 飲んだ帰りのお客さまをターゲットにしているのです。 「飲んだ…

  • ふざけたキャッチフレーズは、注目を集める。

    世の中には、ユニークな、 というか変なキャッチフレーズをつけている 飲食店がたくさんあります。 思わず笑ってしまうようなものが多く、 注目率はかなり高いのではないかと思います。 「当店にうまい物なし」 「まずい 安い でっかい」 「大阪で2番目にうまい店」 こんなことを書いて大丈夫なの? と心配してしまうようなフレーズです。 しかし、こうしたお店には、 長年営…

  • テーマを持った商店街は注目される。

    京都・向日市に、 “激辛”をテーマにした商店組織があります。 その名もズバリ、「京都激辛商店街」。 飲食店をはじめ、食品を扱うお店などが集まり、 それぞれが“激辛”商品を開発・販売しています。 激辛な炒飯、餃子、ラーメン、パン、調味料、酒。 クレープや大福餅、たこ焼き、杏仁豆腐まで、激辛。 ここまで徹底するとお見事と言うしかありません。 このように、 明確なイメージづくりを行ってい…

  • ダジャレをバカにしてはいけない。

    ある農業機械メーカーが販売する商品の名前は、 非常にユニークです。 乗用草刈り機は、「草刈機まさお」。 乗用芝刈り機は、「主役 芝耕作」。 発電機を搭載した運搬車は、「伝導よしみ」。 電動アシスト三輪車は、「三輪駆動静香」。 電動シニアカーは、「おでかけですカー」。 「なんだ、ダジャレか!」と思った人は、 経営センスのない人です。 このダジャレがもたらす、 大…

  • ちょっとしたサービス品で、お客さまの心を掴む。

    ある焼肉屋さんでは、お客さまの伝票を見て、 ビールの追加注文が止まっていたら、 「箸休めのキュウリ(浅漬け)」をサービスしています。 ビールに合うアテを出されたことで、 またビールが飲みたくなり、注文してもらえるのです。 “箸休め”と言われることで、 お客さまは小粋な心遣いだと喜び、 お店の売り上げも伸びるのです。 お客さまの心理をついた、よく考えられたサービスです。

  • キャッチフレーズの重要性を知れ!

    大阪にある立ち食いそば屋さん。 その前を通る人は、必ずお店に興味を持ち、 立ち止まってしまいます。 店頭の立て看板が眼に入ってくるからです。 そこに書かれているフレーズは、 「下品なくらいにダシが濃い!」 「飽きがくるほどアゲガデカイ!」。 これは興味をそそられます。 どんなダシ、どんなアゲなのか、気になります。 特に大阪人は、こういう“ひねった”と言うか…

  • 料理を安くすれば、お酒の注文が増える!

    おばちゃんが1人で切り盛りする居酒屋には、 メニューがありません。 「おまかせ」あるいは「何でも作ってくれるのか」 と思うでしょうが、どちらもハズレです。 「お通し5品 300円」。 料理は、これだけなのです。 席に座れば、この5品が出されます。 注文するのは、飲み物だけ。 おばちゃんにはファンがいて、 おばちゃんの料理にもファンがいて、 メニューのないことに文…

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