三遊亭円楽『流されて円楽に 流れつくか圓生に』
こんにちはアマチュア落語家の太助です。今回は六代目・三遊亭円楽の自伝『流されて円楽に 流れつくか圓生に』を読む機会があったので、ご紹介します。六代目・円楽といえばテレビ番組「笑点」のレギュラー出演者として、全国的な知名度があります。画面に向かって右から二人目、紫の着物の落語家といえば、お分かりの方も多いはず。笑点では「腹黒い落語家」というポジションで、時おり回答に政治への批判など入れたりもします。本書は、六代目・円楽の口述形式の自伝です。 望んで入門したわけではない落語家への道 ご存知かもしれませんが、六代目・円楽は青山学院大学の落研(おちけん:落語研究会)の出身です。このため、いいとこのお坊…
2019/11/15 16:28