【詩マイノリティの午後

【詩マイノリティの午後

正午の工場のサイレンが鳴り響く。 弁当箱にこびりついた米。 あくせく働いて手にする糧。 抵抗することも敵わないなら、ボロ雑巾に願いを託して。 頬杖をついて鼻歌を歌った夜。 お前の寝顔を眺めて想う。 闇にあがなえるのは愛だけだろう。 もう世界には愛しかないから。 ベトコン少女2...