モチベーションの低下(消滅?):定年前リタイアの理由(3)
もともと教員に、ましてや大学の教員になろうなんて思っていなかった。何を隠そう、本当は新聞記者か放送記者になりたかったのだが、学生時代にやたらとお世話になった先生に唆され、もとい、推されて大学院博士課程へと進んでしまい、そのままアレアレ?と思っているうちに「先生」と呼ばれる仕事に就いてしまった。あれから既に35年以上も経ってしまった。もともとが面倒臭がり屋なので、大学教員の道から本来の道へと転身しようなどという気持ちも努力もなく(それでも30代半ばまでは性懲りもなく新聞社の中途採用を狙っていたりしたのだ)、ズルズルと「先生」を続けてきた。気持ち的にちょっと吹っ切れたのは、東京の四年制大学から郷里静岡の短大へと戻ってきた頃だろうか。自分自身の夢の実現が難しいのなら、夢を追う学生連を応援すれば良いのだ!と思い始...モチベーションの低下(消滅?):定年前リタイアの理由(3)
2022/12/29 10:47