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優駿エッセイ賞2016において「築地と競馬と」でグランプリ受賞。競馬から感じたことを書く

競馬は人と馬が作るドラマであり、スポーツであり、ギャンブルだ。多角的な側面を同時に持っている文化は他にない。馬券が好きだ。この複雑難解な問に対し、自分なりの解を導き、その正誤が出る。だから私は馬券が外れた時はこう言おう。 「買ったあたしが悪かった」 また馬と人が表現する何かを感じ取りたい。それを文章で表現する事で人間を描き出したい。そう思っています。

勝木 淳
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浦安市
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江東区
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2017/08/16

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  • フェブラリーSへの挑戦状

    砂塵を巻きあげ疾走する馬群、雲ひとつない青空、冬のダートは絵になる。 ところがフェブラリーS当日は南高北低、春の天気図。寒気が途切れ、南の海から湿った風が吹き…

  • たまごから旅立ちまで

    毎月、いろいろな本の卵を目にする。仮タイトルに予価、定まっていない内容紹介。 その卵をひと通りちゃんと読むことからはじめる。 だって、この卵たちが巣立ち、活躍…

  • 京都記念への挑戦状

    煮え切らなかったり、意味がよくわからないコメントも伝わらないが、正直にストレートに自分の考えを話してもはねっかえりが来る。 もはやどうしていいのかわからない時…

  • クイーンCへの挑戦状

    オリンピックってのはスポーツ祭典であると同時にその国がどんな国なのかということを全世界にアピールする場なのだということを自国開催になって初めて意識した。 リオ…

  • 東京新聞杯への挑戦状

    男が、女がなんて言葉はもう世界にはないんだということを知る日本人のひとり。いかんね。もっと世界をね見つめないと。視野が狭いや。立派な方は立派、そうじゃない人は…

  • 東海Sへの挑戦状

    関東圏で競馬と雪といえば2月の東京が危ない。しかし中山競馬場は東京競馬場と大差ない。競馬場がある古作は船橋市ではあるものの、下総台地の縁にあり、台地をすべるよ…

  • 京成杯への挑戦状

    2勝馬、不在。京成杯はそこまでメンバーが集まる重賞ではないとはいえ、今年はさらに低調。京成杯はその後皐月賞で穴を開ける馬を多く輩出するレースで内容いかんでは皐…

  • 愛知杯への挑戦状

    データ競馬もようやく実を結び始めた。2021年の回収率は100を大きく超えた。といっても年明けまだ2週。先は長い。 競馬の基礎はデータと季節、馬場、天候。冬は…

  • フェアリーSへの挑戦状

    シンザン記念1番人気ククナは4着。キャリア3戦以上の牝馬は【0-0-0-3】というデータ通りになった。 賞金を積み、トライアルで権利獲得して本番へと考えると、…

  • シンザン記念への挑戦状

    どうしたものか。当ブログで長々書いた中山金杯はさっぱり。反対に京都金杯のケイデンスコールがズバリ。 どうにも申し訳ない。今週はシンザン記念の謎に挑む。三冠馬シ…

  • 中山金杯への挑戦状

    いつものお正月ではなかった分、かえって落ち着かない正月になった。 知らぬ前に箱根駅伝は母校が逆転優勝。おめでとうございます。最後まで執拗に前を追う姿勢には頭が…

  • 24年前、1997年とは

    2021年、丑年。 牛のごとくぼんやり生きる私ですが、このぼんやりは巳年。ぼんやりしているようでいつも獲物がやってくる瞬間を牙を研いて待つという。執念深さを懐…

  • どうして僕は馬券を買うのか

    2020年は複雑な一年だった。 生活は一変してしまった人もいれば、ちょっと不自由だったものの、変わらず過ごした人もいる。 価値観の共有、その困難さを突きつけら…

  • フィエールマンについて考えてみた

    過去10年有馬記念前走天皇賞秋【0-2-0-12】かつ後方だった馬【0-0-0-3】 ひぇぇぇぇぇ。 いやいや、フィエールマンが2021年有馬記念でもっとも取…

  • 朝日杯も当たってほしいから

    聞き分けがいいというのは悪いことじゃない。 人の話を聞くことは大事だ。専門家の話を聞き流すような偉い人もいる。 馬券を20年以上やってきて、分別をつけるように…

  • この秋、1人気6連勝で迎えるジャパンカップ

    ここまで秋のGⅠが6レース終わった。1人気が全勝中だ。これスプリンターズSが秋の中山に移行してから初の記録。 穴党には北よりに変わる秋風が身に染みる。 人気馬…

  • ジャパンカップとワタシ

    あー、とにかく馬券的には相性が悪い。 あーとか、うーとか、うーん、ま、そうだよねとか。そんな感想しかない。馬券が当たったのは去年が久々だった。 3人気スワーヴ…

  • なにもしない日々

    2019年11月の記憶がない。 1日に会社から月末で全社員整理解雇を告げられ、それから1カ月、出社するもののなにもしないという日々を過ごした。なにもしないのに…

  • 15年前ディープインパクトに背を向けた自分

    今年、無敗のクラシック三冠馬が2頭誕生した。 とんでもないことになった。 だーれもこんなクラシック経験がない。 めでたい事の裏側にどうにも何かを言いたい人が多…

  • こんな競馬をまた見たい

    秋華賞は振り返りがいのある好レースだった。 どの馬もみんなデアリングタクトに抵抗した。無敗のクラシック三冠牝馬という日本競馬史上初の存在に対してどの馬も挑みか…

  • 京都改修をポジティブに。秋華賞の考察

    雨が大屋根を叩く音が響いていた。今年4回目の競馬場。季節は冬を先取りした秋だった。静寂に包まれた競馬場。これまで以上に騎手が振り下ろすステッキの音が響く。コロ…

  • だからオパールS予想してくれないかな

    これまた驚きだ。朝は台風が直撃するやもしれぬ、開催はあるのかないのかと気をもんでいた。ところが仕事を終えて気象情報をみると、台風14号がUターンする予報に変わ…

  • 生粋スプリンターに託す秋の初っ口

    秋の訪れ。競馬でいえばスプリンターズS。 12月まで競馬はここからいよいよクライマックス。わずかでも観客の入場が可能になったことは歓迎だ。さっそく抽選に土日と…

  • 自由と平等感、必要なのはどちらだろうか。

    自由と平等感 たまにはちょっと哲学めいた堂々巡りでもしてみよう。 このふたつの概念は共存しないと思うとなんとも気分が楽になった。 自由であればあるほどに平等感…

  • 騎手のデータと馬のデータが激突するとき

    不意に吹きだした北風には困った。暑さ寒さも彼岸まで、地球の温暖化とやら進んでも、古くから言われる通りに季節は移ろう。いささか急ぎ足のきらいはあるものの秋がはじ…

  • 負けても負けても馬券は挑む

    案の定といえばそれまでだが、冴えない3日間競馬だった。 初日にレインボーSの単勝を筆頭にいくつか的中。これは残り2日間は追い銭せずに悠々戦えると慢心したのがま…

  • イチかバチかのキズナ産駒、飛びつきたいのはヤマヤマながら

    たまたまだが、JRAから誕生日祝いをいただいた。 コスモカレンドゥラがドナアトラエンテに捕らえられそうになりながらもしのいだ。もっとも早いラップが刻まれやすい…

  • ウインズ錦糸町は開設70年

    9月の3日間開催。初日の中山メインはレインボーS。サブタイトルにウインズ錦糸町開設70周年記念とつく。 競馬をはじめた当初、一番通ったウインズが錦糸町。自宅か…

  • サマーシリーズの終わりを見届けつつ

    最終レースの時間帯になると、地下1階をフラフラする。 だいたい負けている。一発逆転を託す馬を探しながらである。 外れたらその気にならないからとポテトかフランク…

  • キズナ産駒は逆境に強い

    競馬が中山に戻ってきた。 競馬場に行かれない事実が頭をよぎる。いつになったら中山競馬場に行かれるだろうか。最後に行ったのは寒風厳しい真冬だった。 地下のスタン…

  • 長岡に託す新潟、夏の終わり

    9月に開催されたケンタッキーダービー。 無観客の中で響き渡るマイ オールド ケンタッキー ホーム。 静寂に包まれはじまった偉大なる2分間。オーセンティックが大…

  • ユーバーレーベンに勝ってほしいとは思いつつも……

    ちょっと事情があって、札幌2歳Sはユーバーレーベンに勝ってもらいたい。 複雑なものではなく、単純に私のPOG指名馬だから。 札幌2歳Sは血統を考えても絶好の舞…

  • 新本格、ともに生きている幸福をかみしめて

    久しぶりに綾辻行人氏の『十角館の殺人』を読み直した。 初読は20年以上前。たぶん、高校生の頃だった。 中学時代、ひとりだれにも読ませずに推理小説もどきを書いて…

  • 優駿で書いた有馬記念から学んだこと

    8月25日発売の優駿9月号に寄稿させていただいた。 今年に入って私の文章が優駿誌面に掲載されるのはこれで3度目。ありがたいことです。優駿エッセイ賞グランプリ獲…

  • ちょっとばかり思考を転換させてみた、札幌記念

    先週は小倉記念で開幕週、高速馬場、ハイペースはなさそうな組み合わせから先行する馬で決まるでしょうと安易に馬券を買うと、ハイペースで4角後退、最下位という結果に…

  • 謙虚さにこそ人の深さがにじむ

    プライドだけで生きるような生き方にひとつも共感できない。 いやプライドってのはそれなりに価値はある。 生きてきた道を自ら肯定するのは悪いことじゃない。 でも、…

  • 人の行かぬ裏道、人にやさしくあるために

    我ながら浅はかだった。 開幕週の高速馬場、前に行けばなんとかなる。だから先行馬買えば万事OK。 こういう決めつけこそ、ギャンブルでは負ける。 小倉記念は中団イ…

  • 異様な夏、変わらない季節、すべては気の持ちようで変わる

    「特別な夏」そんないかにも響きそうなフレーズで今年の夏をそう表現する人がいるけれど、正直言っちゃ、なにもない夏なんだよね。何も言えなくて…じゃなくて、なにもな…

  • 関屋記念、見え見えデータにあえて乗る

    金曜日に辛いニュースに触れる。日曜日の出走取消馬の名前をみると、また胸が痛む。 それでも競馬は今日も行われ、明日もまた同じ。 そこに競馬が続く限り、私は競馬に…

  • 酷暑のなかでその馬生をかけた戦いへ

    浦和で観客を入れた競馬が開催。やっとこさ一歩踏み出した競馬。この日は7R以降は荒天により中止になってしまったが、地方競馬から競馬場へ行ける日が近づきつつある。…

  • ダート1700mは1600mの100m長い版

    競馬をはじめたころからずっと変わらないのが専門誌の銘柄。もう20年以上日刊競馬を毎週末2冊買い続けている。そろそろ読者として表彰されたいぐらい。 なんで日刊競…

  • この夏、やってはいけない馬券の買い方

    重賞の1番人気がどうにも勝てないようだ。個人的には1番人気は検討外のひねくれモノなので人気薄の単複だったり、上位人気は検討もせずに連下扱いでおしまい。オールシ…

  • 過去も未来も語っていいって。

    たまにここに予想は書いたら、的中した。11人気レッドアネモスがクイーンSを勝ち、単複が当たったのだ。 予想記事をSPAIAにちょこっと書くことがあったが、かす…

  • 乾いた笑いでお茶濁す夏のはじめ マーメイドSについて

    これを書いている土曜日9R終了時点で関西馬9勝、関東馬0勝。私は逆らって撃沈を繰り返す。まるで進歩がない。9Rは10人気ウインネプチューンが勝った。新潟ダ18…

  • 逆らわずして勝つ、逆らってこそ勝つ

    関東は9年前の2011年に東日本大震災の影響で競馬の開催がなかったが、関西の競馬がお休みになるのはいつ以来なんだろうか。 オリンピックシフトでなぜ、関西が休止…

  • どうしてもクイーンC、なぜかクイーンS

    どうしても冬をクイーンS、夏をクイーンCと取り違える。 もう毎年やってる気がする。このミス。どうにかならんか。クイーンSのSはサマーと覚えればいいのか。じゃあ…

  • 馬券ははずれてからはじまる

    自分が正しいという声は自然と大きくなる。 正しいということ、正解こそが求めるべきものだという価値観を教育されてきた。教育はつくづくその後の人生を左右するものだ…

  • 通す筋もなく、捨てる人生もなく、

    リスクについてあれこれと。 始まったのは9年前。 リスクを回避するのかどこまで負えるのか。 どれをとって、どれを避けるのか。それとも全部避けるのか。 リスクと…

  • わかりにくくて……

    かつて競馬雑誌『優駿』でリレーエッセイの連載があった。歴代『優駿エッセイ賞』グランプリ受賞者によるもので、トップバッターに選ばれた。そのとき私が書いたタイトル…

  • いま、やりたくてもできないことを叶える、それがダービー

    ダービートライアルが終わった。 無観客で行われるであろう第87回東京優駿(日本ダービー)の出走予定馬が見えてきた。 あーダービーなんだなぁ。 いま、我々は未来…

  • 緩やかな時の流れのなかで

    日中、職場へ行かずに家で仕事をする日が続く。 決まった時刻に家を出て、同じ出発時刻の電車に乗り、乗り継ぎもまたしかり。 機械のごとく生きてきた日常はコロナとや…

  • 【新章】ハケンの相馬眼①

    連休が明けると、社会に戻る。戻らねばならない事情があるので戻るわけだが、人生の休息が終わる寂しさもなくはない。 それを紛らわせてくれるのも競馬だ。競馬をやって…

  • 無職の相馬眼③

    無職は自由だ。いや、自由には代償がつきもので、それが収入と精神的な不安。つくづくアイ・アム・ジャパニーズを痛いほど思い知った。それは時間の制約や義務こそが安定…

  • 無職の相馬眼②

    12月15日 前日に思ったような成果がなかったので、この日は朝からパドック診断のみ。馬券を買わずにひたすらパドックからこれという1頭を選ぶことにした。 中山1…

  • 無職の相馬眼

    どうも自分の予想がブレているのが気になる。 基本スタイルはパドックが決め手。 パドック男爵ならぬパドック父ちゃん(自称)。 築地のマグロ仲卸勤務で毎日、セリ場…

  • 中京ダ1800、展開すべて

    この先の身の振り方は変わらず未定ではあるが、会社への出勤も残りわずか。11月の終わりとは思えぬ静かな時間を過ごすなか、新しい試みも始まりつつある。レギュラ…

  • ある日、無職になった話

    連休明けの駅は出勤する人々であふれている。 いくらかいつもより混雑する東西線に乗りこむ。 さて、自分はこれからどこへ行こうとしているのか。いや、出勤するんだと…

  • ボクはあなたに挑みつづける~ディープインパクト~

    凍結状態だったブログ、久々に更新します。お付き合いください。 2019年7月30日火曜日、英雄ディープインパクトが亡くなった。享年17歳。合掌。 勝手にボクは…

  • 有馬記念2018予想

    恒例の枠順抽選会を会社で堂々と生中継で見た。そして、完成した出馬表を眺め、私なりに有馬記念のテーマを考えた。 思い浮かんだ言葉が活力と余力だった。出走馬を眺め…

  • 有馬記念を考える

    ドラマチック有馬にはテーマがあることが多い。 昨年はキタサンブラックの引退、2年前はジャパンカップを勝ったキタサンブラックと菊花賞馬サトノダイヤモンドの対決。…

  • もう5回中山。

    気がつけば、5回中山、阪神開催が始まる。年末の予定なんかも話が出るようになった。 光陰矢の如く。月日の過ぎ行くは本当に早い。ただ、個人的には毎年長いわけではな…

  • 人の行く裏に

    ホントに5回東京なのかと戸惑う暖かさに包まれた1日だった。言われてみれば、緑はやや「くすみ」を帯びてはいたが、晩秋の競馬場とは思えない空気だった。それでも空は…

  • 短縮、先行でスワンステークス

    秋の競馬番組ハイライトといえば、古馬中距離路線。天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念、秋はこの3つが看板タイトル。その緒戦、天皇賞(秋)は13頭立て。頭数が…

  • 物理的な差を気にしない、それが現代ニッポン競馬?

    競馬はとても謎めいている。いくら頑張っても解けない謎解きが止められず20年を超える時を過ごしてきた。菊花賞。なぜ2000m通過が2分7秒近い競馬になったのか。…

  • 菊花賞を解く

    土曜日、いつものように競馬場を散策。競馬博物館を訪れる。 武豊騎手の4000勝を記念した特別展と並び開催されていたのがメジロ牧場の歴史。 お隣でやっていた武豊…

  • 富士ステークスで資金を作るには

    日曜日はクラシック最終戦の菊花賞。その前日の資金調達にというわけではないが、富士Sは難解で波乱も多いレース。マイルチャンピオンシップのステップレースというより…

  • 菊花賞は神戸新聞杯組から

    秋に咲く華やかな三冠。秋華賞の振り返りはウマフリの重賞回顧に詳しく書いたが、あのレース、どうしたってミッキーチャームが逃げ切っておかしくないレースだった。前後…

  • 毎日王冠の立場

    秋の東京開催といえば、いよいよ今年の競馬の終着地点が見え隠れする。春夏秋冬、1年365日競馬が開催される日本では感覚が鈍るが、残る開催は3回12週間と少し。そ…

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