北へ
PhotocourtesyofDavidRosen時々その意味もわからないで、なにかに導かれるように行動することがある。別に犯罪的な意味合いではなくて、もっと普通のことで、そんなことを経験なさった方々もいらっしゃるだろうと思う。そしてその行動の後で、理由をはっきり知ることがある。カール・ユングなら、それはただのsynchronicity(シンクロニシティ=意味のある偶然の一致)と判断するのだろうが、信仰を持つ者には、それが「ただの」偶然の一致ではないことが多々ある。特にそれが生死に関わることになると。私は通常6月に旅行はしない。大学は夏学期に入り一月目で、仕事は一段落しているが、秋学期の支度をするには絶好の時期で、ヴァケイションを取るなら、暑い盛りの7月末か8月、北の姉を訪問するのは、義兄の命日である9月...北へ
2022/06/30 00:00