『大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ』(岡田斗司夫・著)のレビュー
ここのところブログの更新が滞り気味なのは仕事がいろいろ忙しくてあまり本を読めなかったというのもあるのですが、同時に「これはおもしろい。紹介せざるを得ない」と感じるような本に出会えなかったことも理由の1つにあるような気がします。 おもしろい本に出会えない原因はいくつか考えられます。 1つは、単純に読んでいる本が少なすぎる、あるいは書店に行く時間が少なすぎるということです。 結局のところ、なにをおもしろいと感じるかなんて十人十色なので、自分がのめり込める本に出会うには有象無象の本を読みまくるしかないでしょう。 あとは、「つまらない本でも読まざるを得ない状況だった」というがあります。 これは私が編集…
『ブルシット・ジョブ』(デヴィッド・グレーバー著)のレビュー
アルベール・カミュの随筆『シーシュポスの神話』には、神々の怒りを買ったシーシュポスが、ひたすら山の山頂に岩を運び続ける罰を与えられるという話があります。 でもシーシュポスが苦労して山頂に岩を運んだ瞬間、岩は絶対に山のふもとまで転がり落ちてしまいます。何度やっても、この結果は変わりません。 シーシュポスの神話 (新潮文庫) 作者:カミュ 発売日: 1969/07/17 メディア: 文庫 私たちが日々やっていることも、このシーシュポスとなんら変わらないのかもしれません。 自分がやっている仕事に意味があるのか……という思いを抱いたことがある人は少なくないのではないでしょうか。 少なくとも私はけっこう…
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