また名作が一つ・・・リボーンの棋士
総合評価・・・3.74 リボーンの棋士が全7冊でついに完結してしまった。打ち切りと思わざるを得ない中盤の急展開から、よくぞここまでまとめきった、という綺麗な終わり方だった。6巻の時点で次巻完結という衝撃の告知が出ており、これだけ面白いマンガをなぜ終わらせてしまうのか残念でならなかった。それぐらい6巻の師弟対決の完成度は高かったのだ。しかし、それを上回るほど最終巻は面白かった。打ち切り展開でこのクオリティは正直凄いことだ。振り返って、何がこの作品の魅力だったかと言われれば、その答えはキャラクターのリアリティの一言に尽きる。子供の頃から神童と呼ばれ、奨励会に入るもプロになれず、フリーターとして過ご…
2020/08/29 21:00