浜辺の歌と椰子の実 波打ち際の情景に寄せて…
ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ 忍ばるる 日本の國の唱歌… 此の國の宝物は 何と 清涼で素敵なことか… 幾多の無償の愛に身を委ねた あの日 幼子の… 掛け替えのない安堵な日々は 心に焼き付き 色褪せることは無い 然も 此の國の情景の 何と穏やかに 美しく気高きことよ 清潔で信頼に値する風土よ… ひと口に四季と言うけれど 其の多様な色と彩について 例うべきものは 最早 此の世の何処にあるのやら… 寄する波よ 返す波よ 月の色も 星の影も 思いやる 八重の汐汐 いずれの日にか 國に帰らむ… 平成二十九年四月二十五日 朝七時台 某刻… ANA仙台発伊丹行きに搭乗 大阪 奈良 京都での所用に向かう…
2018/03/17 11:32