遥か昔を思い出した(5)・・・
今回は長話となるので、辛抱してお読みください。復学して、17歳の春の終わり頃の朝礼で、再び倒れた。気付くと、大学病院の病室に寝かされていた。この病室には、面白い経歴の人が不思議と集まって来た。一番古かった方は、「大江健三郎」著の「ヒロシマノート」に紹介されている方で、白血球数が12万個と言う方(名前は山名さん)、続いて「三波春夫後援会の中国支部長」、その次に、私の同級生の親父様で、「教会の牧師兼、幼稚園の園長」様、その次は、「五十を過ぎても独身の男性」で、付き添いの「其のお母さま」が大変な方。そして「私」が入院。その次に入院してきたのが、「共生会の親分」と言う事となった。「五十過ぎても独身の男性」の母上は、「共生会」の親分の子供の頃からの知り合いと言うか、戦争で片親を亡くしていたこの親分を、「武ちゃん、武...遥か昔を思い出した(5)・・・
2023/12/30 13:54