天に栄光神に、地に平和人に
ルカによる福音書第2章11節「いと高き所には栄光神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ」(聖書協会共同訳)キリスト誕生を十二月二五日に定められたのは、ローマの皇帝コンスタンティヌスが、キリスト教を公認した紀元三世紀以降であるが、その根拠にはローマ人の冬至祭で太陽神ミトラから取って替ったことによっている。いつの時期にキリスト誕生があったかという議論があるが、羊飼いらが野宿する季節は、ユダヤ地方の冬の雨期では無い筈と言われる。然し羊飼いらが常識論に当てはまらない様な生活を強いられ野宿する生活から軽蔑され、羊の群を牧する為に雇われ労働者でした。ここで大切なことは、十一節「あなたがたのために、救い主がお生れになった。この方こそ主メシヤである。」という天使らの告知である。当時のユダヤ社会で、軽蔑され疎外され、季節はずれ...天に栄光神に、地に平和人に
2019/11/30 18:03