今光は見えないが、雲の彼方で輝いている
ヨブ記37章21節「今、光は見えないがそれは雲のかなたしかで輝いている。やがて風が吹き、雲を払うと~」(新共同訳)1節「それゆえ、わたしの心は破れんばかりに激しく打つ」。前章で、エリフは雨雲と稲妻について述べたが、それは本章でも続いている。雷鳴が神の怒りの御声として彼の心を激しく打ち、神の轟きを聞けと呼びかける(2節)。確かに雷鳴は恐れと驚きとして呼びかける。彼はこれを自然現象としてみないで、知り得ない御業として受け取る(3~5節)。6節「神は命じられる。雪には、「地に降り積もれ」雨には、「激しく降れ」と」。神は御業を認させる為に、人の手の業をすべて封じ、働く事が出来なくなる。獣は巣穴に隠れ、嵐が吹き荒れ、寒さが撒き散らされ、神の息吹で氷ができ、広く河川は凍結する(7~10節)。雲は雨を含んで重くなり、密雲は稲...今光は見えないが、雲の彼方で輝いている
2019/06/15 11:51