タケノコ生活【わが家風たけのこ御膳】
「タケノコ生活」 この言葉がわかる人って、今どれくらいいるんだろう… わたしたちの世代でも、歴史の話。 戦後の食糧難。 都市部に住む人たちが、わずかに手元に残った衣類を、まるでタケノコの皮を一枚一枚はぐように、食料と交換し、なんとかしのいだ。 想像を絶する、苦しい暮らし。 そんな時代は二度と来ませんように。 …ただ、いまは豊かな戦後の後の長い不況。 貧しさのカタチは見えなくなって。 激安、爆盛、こだわり、グルメ… 食べ方、働き方、暮らし方。 身の丈、身の程を知ること自体が難しくなった。 …さて、スーパーのタケノコを見ながら、珍しくそんなコトを考えていると。 いつもお世話になっている素敵な女性か…
2017/04/27 20:26