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2016/11/11

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  • 散文詩「忘れたのは誰のせい?」

    踏み躙る先の幸福 類稀な忘れてしまったこと それは現実でないもの夢を騙り 夢を置き人に狂い 人を嬲り語られる昔話はそう脚色と虚飾の栄光と挫折美しき純心それはあ…

  • 散文詩『千切契られ血の証左』

    記憶に芽吹く衝動 カラカラ、と言葉に色をつけて其処にいただろう?君が姿を幾つかの真実と この目に映る事実僅かながら触れたこともありました砂上で嘘の塔が堕ちる真…

  • 散文詩『世界の片隅から』

    あまりにも眩しいから一つも濁らないで欲しいとただ願ったあまりにも眩しいから一つの嘘もないようにとただ呪ったあまりにも眩しいから永遠で在って欲しいと強く願ったあ…

  • 散文詩『タブラ・ラサ』

    その笑顔から遠い場所が恐らく何より穏やかであろう「許されない」と逃げることでしか愛し方がわからないのかも知れない……愛し方なら知っている何よりも誰よりも愛して…

  • 散文詩『平凡である,存外に』

    離れようとすれば離れようとするほどに不自然に乖離する感覚と無理解に解脱する感応と否定を重ね生まれ変わるか感情が否定したそれは現実に他ならぬ拒絶を重ね生まれ変わ…

  • 散文詩『無為で在れ』

    意味を伝える 意味さえないそれが伝わる 期待さえない無理解を理解することもない言葉の意味よりも音よりも何よりも言葉そのものさえも想像するよりずっと私は独りだS…

  • 散文詩『自称:善人』

    空論の情愛 然りとて悪くはない白面の微笑 そこに何を見るべきか自他に於いて境界はあまりにも濃くまたあまりにも曖昧でありどうやら,君にはそれが理解らない空洞の狂…

  • 散文詩『愛と呼ぼう,その愚劣さを』

    受容と強制 世界は反転する需要と矯正 世界が反転する見えないものは存在しないのではなく見ないだけで見ているものは存在しながらも見せてはくれない裏へ帰る 何が違…

  • 散文詩『翌』

    混沌なれ 混乱なれ覚束ぬ足下の晦冥積み上げた繆錯の残滓に目が潰れる混沌なれ 混乱なれ幻視した往時の再生名もなき冀望の一片に目を奪われる現実はただ肉体を動かして…

  • 散文詩『両眼の世界』

    片眼のセカイ:触れる涙の聲に耳を預けて滲む文字列に想いを寄せる軋む胸懐がいつか君に逢える日を望む嗚呼、私は君を愛している片眼のセカイ:障る欺瞞の贄に白面を呈し…

  • 散文詩『異音であれ,異論は無し』

    抑え難い憤懣に首を締める纏わりつく静かなる赫劇的と言うには余りにも脆弱な情的と言うには甚だ煩悶とした其が弱さか痴れ事が溢れ出す摺墨を飲み込めば歌と為るまるで価…

  • 散文詩『空論の俄』

    恐らくは……此れは空音の俄然すれば……合わせ鏡の向こうへ行き着こう敢えて目を合わせて 覗かれぬよう平板な年月の屍ならば 鳥葬の為に捧げよう贄となる↑ 意味とな…

  • 散文詩『切り取られた鏡像』

    記憶にも記録にも私の中の私はいない私はだぁれ?貴方すら,其れを知らないの可哀想に 人であるフリがしたくて何かに縋り付くような愚かな私の様があまりにも愛おしいと…

  • 散文詩『さぁ歌おう,それが意味を生むならば』

    愛したかったのは 音だろうか歌だろうか愛せなかったのは 君だろうか詩だろうか抉れた喉の数だけ心をあげる届かぬ声を舞い上げて死んでいったのは私?それとも……その…

  • 散文詩『意味などない。歌など亡い』

    矛盾だらけの頭蓋の内で溢れる言刃が私を殺す毎夜見る 虚な夢よ朧な幻視 嗚呼それもまた現世引き攣る指で引き千切る頸が君が顔温度のある言葉に色がないことを知ってい…

  • 散文詩『欺瞞の園、お前のことさ』

    使い回しの言葉使い回しの叫び常勝不敗腐敗した旋律外道見せ掛けて弱腰の酔狂今日も真っ赤な顔で夢を騙れ涙の色は何色?安直に交わした盃の中の無味無臭の約束に溺れろ轟…

  • 散文詩『断罪の証明』

    言葉は宙を舞い造花の花弁の如く 落ちていった枯れることも 咲くこともなくただ傷だけを遺して君を殺した無価値であろう無意味であろう果たすことも出来ない約束で詠っ…

  • 散文詩「茫洋たる私獄,故に孤独」

    蠱毒の内よ見猿・聞か猿・言わ猿の不在/無罪為政者と無知女王のための 贄となるか従僕たる黒幕「首なら幾らでも在るが故」怨憎の蟻蜘蛛「御喋り髑髏と踊らにゃ損也」清…

  • 連載小説:片翼の羽根【第二部第1章】⑦

    車内の空気は重い。その場にいる全員が、何か言葉を言い出すのを躊躇っていた。しばらくは逃亡の必要はないと高を括っていた。クラウスの情報が間違っていたことは、これ…

  • 散文詩『救済と逃避、将又最愛の憐憫』

    地獄迴りが果て蠱毒の回廊贄・臓・黑色と吐け楽園選びの後孤独の調べ糧・計・白濁の澱とお前が夢 脳髄からパラドクス去りしかの故 変態からの解脱蜘蛛の毒 喰らい込む…

  • 散文詩「ドウケモノ,外道と悔過」

    小さな園楕円の深層やがて食い破るだろう獣小屋,化物小屋見世物小屋へようこそ痴れ者を避けて此の最果てへ純粋無垢な瞳は威風堂々,伽藍堂礼拝堂へようこそ足を踏み鳴ら…

  • NO VISUAL, NO LIFE :panta rhei 無名碑について②

    この度、【NO VISUAL, NO LIFE〜IDIOSYNCRASY〜】というオムニバス・アルバムに“panta rhei”と言うユニットで参加させて頂き…

  • NO VISUAL, NO LIFE :panta rhei 無名碑について①

    普通にブログを書くのはどれくらいぶりでしょう。こんばんは、Shionです。 この度、【NO VISUAL, NO LIFE〜IDIOSYNCRASY〜】という…

  • 散文詩『それは私/あれは貴方?』

    誰が殺したクックロビンhide&seekは終わりにしよう誰が殺したクックロビンまだここから誰もいなくならないその瞳は誰の眼?老若男女問わず語りその瞳は誰の眼?…

  • 散文詩「無意味なるmasquerade」

    吐き気催す 瘴気の泥土蠢く悪意を大きく交ぜて境目を紡ぐ 正気の程度?剥がれた仮面の下から善意が歪む指差して 一人ずつすぐにわかるお前も,お前も,お前もそちらに…

  • 散文詩『行列と葬列,実験的に』

    疑り深く 疑い知らず白面書生の箱庭で手を取り合う平和/現実主義が群れを成し あの真っ白な丘へ内なる鬼には甘かろう理想を重ねた幻覚の雨真ならば とうに溺れてる……

  • 散文詩『無名碑に刻むは穢土』

    我等は皆変わること無く強欲の海に浸り黒闇の陽光浴びて煮えついた風采の儘交われぬ愛に擬態する友と呼べそれは踏みつけた論客伴に痴れそれは喰らい合う蛇にも似た互いが…

  • 散文詩『孤独の淵,蠱毒の檻にて』

    孤独の淵蠱毒の檻喰われ尽くした深層に覆い被さる理想論泣いて、みせよう涙なら如何様にでも「素顔を見せて」と愛が“I”を殺す知らない,視えない,聴かない,痛い私は…

  • 散文詩『あまりにも、あまりな回顧録より』

    酷く無関心な生への渇望その渦が怖い,嫌い,痛い,知らない?重なる切望と相貌何処か無価値に色づく記憶に色はありますか?それはどんな色ですか?愛したあなたの声を知…

  • 散文詩『状態:零落と窄め』

    腐り切る 盲目であれ果てさえ見えない 言葉に殺されて知ってるさ,知ってるさ,知ってるさ,知ってたさ結論 何処にも居場所なんてないじゃないか知ってるさ,知ってる…

  • 散文詩『偏恋詩』

    深く願う偶像であれきっと傷つけて深く祈る慣れない空ずっと青すぎて君のいない世界色を失くして届かない声 それでも良い君のいる世界僕は亡くして映らない貌 それで良…

  • 散文詩『悪ではない だが致命的に間違っている』

    悪ではないだが致命的に間違っているそれは時として致死量の毒を撒き散らす恐らくは愛或いは哀嗚呼、如何なものか愛しているか?愛してやるか?押し並べて哀はてさて、水…

  • 散文詩『代償は終わりで在りたい』

    見ないふりいないいない、ばぁ其処に入るもの底に居るモノ行きも帰りも獄彩の景引き換えるには 重過ぎる愛と呼ぶのか知らずに生きれば正道也涙に差し出す掌で心を抉る矛…

  • 散文詩『狂い、愛し、壊れ、独り』

    逃れえぬ 欲の面醜き純情 憐れなる扇情どこまでも恥辱に塗れてそれが何を生み出すのか恐らく 善人にはなり得ない恐らく 悪人とは思われないそれで何を得るのか誰もそ…

  • 散文詩『流転正義』

    愚にもつかぬ互いの正義を喰らい合う猿扇動され陽動され受動的生の果てに辿り着くもの騙された幸福あまりにも美しい群れなす寄生蟲犠牲を規制する奇形の偽計変わらぬ顔で…

  • 散文詩『蒙昧なる讃美に依る首の代わり』

    首変え人形 マネキンの舞舞踊・揺動・慟哭・国際・災禍祭り上げて,叩き上げて,吊し上げてはい!浅瀬から深みへさて放流目玉の飛び出た 怪物深海魚吐き出した炎で丸焦…

  • 散文詩『無意味に縋る喝采に』

    最果ての地にてもうこれ以上はないと思った絶望だけが水となり花は芽吹く純真無垢な瞳の傀儡のから回る螺子を擦り切れるほど巻き上げて壊れたように繰り返す痛みと叫びで…

  • 散文詩『狂騒的です、しかし閉鎖的です』

    単純明快 明晰なる清濁寄生と犠牲 華美なる夢の理想郷わらわらと群がる 虫食いの理性に喝采見猿「王者たる者、善事を成し悪と呼ばれよ」聞か猿「不当な非難より不当な…

  • 散文詩『擬態虫』

    やがて 独り描く罪 つまりはそう喪ったわけでもなく得ようとしていない愛に擬態 君の目を知らない何故だろう?記憶の片隅 笑顔はあったけれど記憶の深意蔑んだ君を踏…

  • 散文詩『砂糖菓子の如き主義の成れの果て』

    情報だらけの 嘘吐きな時代考えたフリばかり みんなうまくなる気づいたら自己否定 頭に浮かぶオリジナルでも本当は真似の真似小さな輪の中で讃え合えばなんだか世界も…

  • 散文詩『我らが連帯/我が闘争』

    喰らい付け 甘くトロけるスローガンほら口元が隠れてる 子供騙しに嗤う言霊“救われた気分”で頭を垂れよ担ぎ上げた玉座に座る為政者は今も昔も変わらないそうやって今…

  • 散文詩『術芸』

    狂いそうさ退廃と美醜 憂鬱の芸術抽象的な想像力と具体在る世界での狂いそうな日々を蝋で描く軌跡本当はそう あなたといたい狂いそうに積み上げる時を数えてあなたの瞳…

  • 散文詩『赫と黑,価値基準に依存』

    価値基準に依存した己が魂あら,残念なるかな誰の目にも透明なるあなた様己が価値を見出せますか?声高な革命家の成れの果て金満家の彼らの脂肪には崩れ去った主義主張が…

  • 散文詩『例外なき憂鬱』

    黒き白塗り潰された相剋彼れはそう無であろうが両極の果て切り裂く不和清濁は交わらず澱の底唯ひとりの例外なく俺は貴様らを愛せないその悪意を夢に視たその貌は愛しさに…

  • 散文詩『偽善的で独善的な愛に見せ掛けた詩』

    はろー はろー優しさですか?見栄ですか?酔いしれた狂宴のその先に犠牲があれば君は満足ですか?はろー はろー愛しさですか?偽善ですか?目に映る怒りと呆れ混じりの…

  • 散文詩『justism』

    嗚呼,さうだろう苦悩でなければならない嗚呼,さうだろう悲痛でなければならない片目に色眼鏡もう片側に眼帯を嵌めて見えない世界こそが美しい善悪の証明そのために,君…

  • 散文詩『孤独の改革,故に利害』

    いつの時代に於いても奪うモノ奪われるモノは最も容易く逆廻る革命というお題目はもう使い古されたらしい正義と為れ 虐殺遊戯支配と勝利に酔い痴れるイカレた獣素知らぬ…

  • 散文詩『矮小で猥雑なれ,我が愛よ』

    外側であり逆側であるそれを憎めば我らは善也同一を望み多様を分かち平等を尊び自由を求む生きることそれは何を生み出すかご存知か?人間なんて所詮誰かを敵に回さなきゃ…

  • 散文詩『落園への葬列』

    Happy Birthday, 地獄へようこそここを楽園と呼ぶのなら天地の分けも無となろう相剋の虚無どちらにせよ空白の言葉足元の骸と肉欲に溺れろ視界ゼロのゴム…

  • 散文詩『獣物道』

    美しき無言の空よ煌めきを散りばめた芳しき美酒の盃よりそれが誰が掌かお前たちは見ないふりをする狂わしき栄枯皆芸術也猿廻しの川縁地獄の石を積み上げたるされこうべと…

  • 散文詩『夢と鳴』

    嗚呼,夢を視る其処に意味は無い嗚呼,夢をみて 愛が在る其処に意味を描く嗚呼,私は居ない伽藍と鳴る音と詩,我在るが儘誰の為で無く,恐らく我の為でも無い愛して欲し…

  • 散文詩『極性』

    真実の選定浅はかなる喧騒植え付けられた現実それがお前の限界さそろそろ飽きてきたまだわからないか?小一時間で事足りるお前の理想に早幾星霜友と名付けた見知らぬ人よ…

  • 散文詩『 』

    意味など無いお前はただ其処に在る無の連なりに有限の区切り虚無なるは無限夢幻なる虚飾有で在る或いは,残で有る意味を求めて本能とは決して相容れぬお前はただ、お前で…

  • 散文詩『悪で無い、善には成り得ない』

    語られしは 甘い正義欺瞞と偽善 優しさの偽り諸君,愛しているか?醜すぎる なんと美しい世界か足下に転がる無数の命髑髏舐め回す温かな家庭団欒頭の片隅に置かれしは…

  • 散文詩『天使の翅はぼくたちの傷を隠さない』

    生まれてから幾年どれだけの傷を負いどれだけの傷を負わせれば上手な言葉の使い方を知れるのだろう愛情を伝える言葉はあまりにも少ないのに曲解と誤解の果てに破綻する絆…

  • 散文詩『孤独の涯』

    散らばる理想と恣意的な情動受け渡された 描いてた絶望否定と拒絶を繰り返して鏡の中にはもう自分がいないと気づけぬままに 季節が枯れた亡骸と,雨君が望むものを ず…

  • 散文詩『無から夢を』

    繰り返す 繰り返した妄言無から夢を震える足のままで空をみた喝采と賞賛を偽り続けていつしか小さな一歩さえ怖くなった真実を告げたらもう何も誰も此処にはいなくなる何…

  • 散文詩『死に至る病』

    甘い美酒 交わす盃増殖して逝く 死に至る病愛を呼ぶ 醜く美しい己が姿を顧みることはないだから君は私に愛を叫ぶ醜くトロけた その眼球で何を視る?恐らく、自分だけ…

  • 散文詩『愛しいほどに,孤立する』

    無力に息が止まる空虚なる愛情僕は僕僕の僕僕が僕其処にあるもの傷ついたふりをして叫んでみる痛がるふりをして叫んでみる届かなくて、嘔吐あなたの誰かになれない人そん…

  • 散文詩『理想の世界/シュの保存』

    神は,賽を投げることはない-神の名を-不敬なる血の旗木彫りの人形の首が嗤う『おマェに似て無様サ』積み上げた犠牲の碑に刻み込む美しき歴史と業煮え切らない秩序への…

  • 散文詩『浪費として処理された時間に対する対価は存在しないと罪が罰を殺した夜』

    塀の中で魅る悪夢は善性による後悔ではなく逃げきれない時間の浪費に焦がれる夢救済を『私の世界において私は悪には成り得ない』折過ぎた指が足りなくなるほど永劫の無意…

  • 散文詩『病』

    今日の場所 あいつは消える昨日の場所 私は救える明日の場所 英雄の病巣流れる血の色は 善悪の別なく赫色で所詮そんなもんだろう、お前の正義など犠牲碑を舐め回す醜…

  • 散文詩:着せ替え人形

    首を替える 人形遊びとぐろ巻いた腸を舐め回すお前は何も変わらない歓喜を明日へ その手を振りて感情で塗り染めた訴状から奴等を断頭台へ嬌声を上げ 君、無表情な神の…

  • 散文詩『××リスト』

    積極的に目を瞑ろう信じてなきゃ 壊れちゃうよ矮小なる 僕の正義積極的に目を潰そう閉ざしてないと 壊れちゃうよ卑小なる 僕の世界ISMを背負わないと空っぽな僕が…

  • 散文詩『愛化私』

    人は愛に依り妖と化す年次に寄る入れ替わる愛の貌満たす 歪む杯さぁ、神と偽れ運ばれし命こうして我ら,交わるのだろう如何なものか諸君らは択ばれたぞ!鏡越しの君を美…

  • 散文詩『終着に執着,藍染し頃』

    愛より重く……金貨30枚の代償君の言葉は事実ではなく真実だから安心した私は君を信じない愛し合う誰かの姿は尊くそれ即ち私は誰も愛していないのだろう仮面にすら仮面…

  • 散文詩『自我の底、無意識に愛唱』

    矛盾なき 我は我也愛と自我 無意識下の同一死と生の如く呼気と嘘とに差異はなく恐らく、複数の夢に鳴り得る孤高の月は 太陽の影透ける光 私は私也無理解と不理解を知…

  • 散文詩『頂点は底辺と変わらず、我が名は人間也』

    進化論的退化の改新本能を奪われし獣本質は野に帰す情状酌量求める平等論者の色弱戯言の舐め合いを書に記せ歴史的な点を線で結ぶはてさて、千年は二秒で覆るだろう螺旋状…

  • 散文詩『それはそう,孤で在ろうが』

    首を回して 僕は僕誰の所有物でもなく誰の理想でもなく誰の目的でもなく彼でもなく君でもなく飛び回る羽音に 胸を貸して笑い返しては 蔑んだ いつの間にか僕は僕 孤…

  • 散文詩『iの葬列』

    右も……左も……上下前も……後ろも植え付けられた正義の展覧会贋作だらけのアンチ・アート俺はオリジナルか?教えてくれ俺はうまく君を 愛せているか?顔も見えない …

  • 散文詩『狂』

    --狂ってルのは、オレか,お前ラか?--間違っちゃいないと 確信めいた予感がある嗚呼、そうね、俺は壊れたかも知れない弱者は弱者なりに僅かな愛に浸れば良い言葉足…

  • 散文詩『天使』

    時の流転 流れ往く……流れ逝く面影の筵 駆け巡る血が君を象る綺麗な幻 躊躇い傷を痩せた手に描いた悪夢にも似た理想郷 君の顔が憶い出せない濁る呼吸が 朝と夜を積…

  • 散文詩『そこに居る』

    駆け巡る 通り過ぎた日々の中に置き忘れた言葉は 詩にもならないそこに在って そこで鳴ってそこで会って そこに成って駆け抜けた日々を 眩しいとも思わずにただ 君…

  • 散文詩『今日』

    僕らは毎日, 誰かを殺して僕らは毎日, 誰かを生かして何も知らない顔で生きている本当の罪なんてさ法律なんかじゃ裁けやしないどうせ誰も知らないんだ僕の喜びに泣い…

  • 散文詩『仮面』

    祈りを捧げた傷ついた分だけ幸福があるようにと目を閉じて その暗闇に慣れるように耳を塞いで その孤独に耐えるように言葉を忘れて その苦痛を刻むように同じナイフで…

  • 散文詩『成熟した終焉』

    道化師は示した緩慢な幕開け冷たく広がる衝撃緩和の毒幾星霜 捲られてきた頁の汚点読めない文字に叫ばれた誰かの悲鳴の管弦楽団道化師は示した散漫な時語録目にも鮮やか…

  • 散文詩『Noir~或る死神の手記拠り~』

    此れが記憶か,記録かは,もはや意味のないことだろう~少女の夢想~;二人で過ごした淡い季節の面影眠りの淵 揺らめく憧憬は色彩と戯んでいる触れるようで 震えるよう…

  • 散文詩『空白の扉』

    空白の扉閉じる夢 少しだけ、涙わかっているこの手はまだ そこに触れない何もない朝に風に抱かれて夢から覚めれば 世界は変わる黙ったままの君の 言葉も知らずにあの…

  • 散文詩『優鬱』

    日々の夢に 睫毛震わす憂鬱を迷うのさ 君の手を取ること本当に 愛おしい?涙と天秤にかけた優しさなんて君を傷つけるばかりじゃないか日々の夢に 呼吸も止まる優越が…

  • 散文詩『私達が、私であるが』

    夢見る『私達』神様の皮 被る狸の太鼓持ちぽん こん ぽん風の中鳴り物響き踊る踊る貴方が/貴女が……月夜陰から陽へ陽から陰へ要は一つの腐った果実逆さまの世界も …

  • 散文詩『拝啓、人類諸君』

    拝啓、人類諸君君たちを諦めることに決めました手持ちの愛は零れ落ちてさあげられるものがもうないんだ一雫 どこかで落ちた身勝手がとてもとても美しい掛け合わせた つ…

  • 散文詩『GAME OVER』

    さぁどうした?士気が下がってるぜお前の望んだ世界ルールは変わったがカードは既に配られたさぁどうだい?息が上がってるぜお前の求めた世界黒い雨 鴉の悲鳴傘はいらな…

  • 散文詩『無為なる春から,愛を込めて』

    薄氷の下,闇の中君の声が 掠れてる根生いの寂寥に滲ませた雨音に隠るる,痛み天の音に問う私は,何を願うだろう無力な詩無力な声無力な手私の愛した私の求めた私の望ん…

  • 散文詩『文(ふみ)』

    諦めて手放した草の根主義認めた妄言を書物に刻め奴等の首の向きには興味が亡い恐らくは鳴き出した娘鳥の唄掻い摘んで詠うたった一秒の永遠謎多き愛の為の活動主義あれ、…

  • 散文詩『新興宗教:妄想教』

    此れより……私は君が為、筆を取る底辺から見上げる地平は高みから見下ろす地獄によく似ている無策故無言の無知は衆目の喝采を浴びはてさて、限定的神に成るA or B…

  • 中編小説『紅い月』まとめ&後書き

    時は昭和初期--先の短い治世が終わり、戦勝国の一つとして華やかなる文化が開花せしその時代に、まるで時に忘れ去られたような、古びた村があったその村で古くから信じ…

  • 散文詩『真なる平等』

    矮小な頭蓋の内側の世界そうさ極めて局地的な愛の唄大義を示す言動君の友の数を数え給え孤独な部屋で今日も玉座はカラカラと音を立てて哭いている働き蟻の宣言宣誓『撤廃…

  • 散文詩『不起症により病状は進行』

    誰に見せたい 譫言じみた独り言右手と左手が脳と騙り出す夢捲りカレンダー築き上げた無意味な感傷に連なる理想【英雄】という願望と消える現在そのボロ布もドレスに変わ…

  • 短編小説:深海の魔女⑦

    「ニンゲンと私たちは違うものだ、というのはわかっているね、リリー」魔女は私の周囲をくるくると舞いながらそう言った。「あんたは今、ニンゲンと同じように水の外でも…

  • 散文詩『或る男の僅か三頁の人生』

    虚言の園 夢のまた夢半径1mm内の楽園へようこそ事実の後に真実を創る箱庭の中の王弱者の覇者 回転する時間の輪口元に微笑を 僅かな優越多面体に見せた平面体の歪な…

  • 連載小説:片翼の羽根【第二部第1章】⑥

    西の国境付近の情報は、昔の仲間から回ってきた。「いつまでこんなことを続けるつもりだ」携帯端末の向こうから、当時のままの厳しい声がする。もうずっと直接顔を合わせ…

  • 散文詩『妄想の甘いお菓子』

    蜘蛛の糸 紡ぎ合わせて築き上げた お菓子のお城甘い夢 綿菓子のように口から融けて 溢れ出す現実いないいないばぁかくれんぼの幼き夢小さな世界で組み上げた楼閣から…

  • 短編小説:深海の魔女⑥

    父はもう私のことになど何の興味もないのか、あの日のことは特別咎められることはなかった。そもそも、私の不在に気づくことすらなかったようだ。婚礼の日は決まっている…

  • 連載小説:片翼の羽根【第二部第1章】⑤

    四年前のクーデターにより国家の軍備強化は急務となった。クーデターを防ぐことは叶ったが、当時ただでさえ少なかった兵はかなり減らされてしまい、内外においての抑止力…

  • 散文詩「三文ゴシック」

    世論と偽る為政者の声共産主義の成れの果て革命家気取る奴の頭は『?』でいっぱいさ架空の死の数だけ落ちる涙と堕ちる意図きっと恐らく君は優しいんだろうぐるぐるぐるぐ…

  • 短編小説:深海の魔女⑤

    空から降り注ぐ水の正体を、私は知らなかった。水に『外』があるなんて、この日初めて知ったのだ。私の世界には、水があるのが当たり前だったし、深い海の底には、光がな…

  • 散文詩「鬼退治」

    奪う者 奪われる者鏡面対象の有象無象片眼鏡色眼鏡のパフォーマンス差別・区別・侮蔑ですべては解決する寝る前の絵本と何ら変わらぬ地獄絵図正当化された正義の面を被っ…

  • 散文詩『頁の中の教人白書』

    あらアナタ、アナタ、そこのアナタ覗き穴から突き出した唇青い無惨かな!無限かな?世界は図書館 はて嘘マミレ!あらアナタ、アナタ、そこのアナタ覗き穴は壊れてる 紅…

  • 散文詩『それは、理想的な真実』

    罪なき者は石を積み上げ罪ある者は意思を投げ合う血の池に築く黄金の城知の海に沈む慧眼の徒純真無垢汚す優越の獣その牙は喰い殺すモノを見てもいないお前も、お前も、お…

  • 散文詩『我が筆より』

    指先踊る回転木馬さぁ紡ぎ出せ 天地開闢我が筆より 今遊戯を混沌と破滅 嗚呼何て美しい混乱と狂気 嗚呼何で美しい?入れ替わる空を見上げたら青より蒼し?いいや葬し…

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