囲碁十段戦、芝野名人が挑戦者に
囲碁タイトル戦第58期十段戦(産経新聞社主催)の挑戦者決定戦が昨日、日本棋院関西総本部で打たれ、午後4時44分、白番の芝野虎丸名人が210手で中押し勝ちした。十段戦挑戦者決定トーナメントは16名で行われていて、決勝は3冠、2冠対決となっていた。 この対局はネットで無料中継されていたのだが、筆者は所用で家にいなかったので結果のみを知ることとなった。最も産経新聞のHPには寄付再現の可能なボタンがあったので、早速見ることにした。 囲碁の「へっぽこ五段」では対局の解説は出来ないが、序盤でどうも芝野名人が有利となり、そのまま優勢を拡大して、最後は投げ場を作って井山棋聖が投了した。碁盤全体での「戦い」であった。 地の計算をしてみると(最後の「コウ」での生死を除く)30目くらいで、白の方が少し多い。黒番には「6目半のコミ」があるから、白の大差である。 これで村川十段に芝野名人・王..
2020/01/31 09:38