対神恐負

対神恐負

会いたい人がいる。とても近くて遠い場所にいる。心の内に思い浮かぶ人は、夢の中に現れる顔のない恋人のように、静かな湖の畔に佇む旅人のように。言葉を交わすタイミングを何時でも逃すその人は、私に言葉を贈ってくれるけれど・・・心の中に在る感情は恐れだろうか?それとも