2016年11月
本日はコミックです。 望月峯太郎さん作 「座敷女」。 私の中で、ホラーコミックではかなり上位に来る作品です☆ 一人暮らしの男子大学生、森。 夜中に鳴り響く隣家のノック音。 たまたまドアを開けたその時から 森の理不尽な恐怖が始まる。 正体不明の大女「さちこ」。 異常な行動を繰り返す、この女の目的は、正体は。 連載当時(1993)、あまり認識されていなかった 「ストーカー」をモチーフとしたホラー作品で、 とても注目度が高かった作品です。 そして、その恐怖は今も(今だから)色あせることはありません。 ・・・それにしても・・・ きっもちわるいぜ、サチコ。 不潔な長髪・ハゲたマニキュア・汚いトレンチコー…
5時夢でおなじみ! 岩井志麻子さん作の作品。 「ぼっけえ、きょうてえ」。 第6回日本ホラー小説大賞を受賞し、 さらに、第13回 山本周五郎賞を受賞しています。 ひらがなの、意味のわからぬ不気味な表題。 惹かれまくりました。はい。 「すっごく、こわい」という岡山の言葉だそうです。 東京で生まれ育った私にとって、 「方言」は惹かれに惹かれる、見逃せないキーワード!! うーん。 音と意味が絶妙にマッチしていて最高に素晴らしいなぁ ぼっけえ、きょうてえ。 怖い・・・うきうき。 表紙の甲斐庄楠音の絵がまた泣かせます。 なんてマッチングした絵を持ってきたんだ。 装丁デザインさん、素晴らしい。 場所は遊郭。…
欲と狂気に満ち溢れた殺人鬼。 ・・・こわいですね、こわいですね・・・ そんなキャラクターが出てきますヨ☆ 「黒い家」。 貴志 祐介さんの書くこの作品は、 第4回、日本ホラー小説大賞受賞を受賞しています。 いやぁ、スリリング!! 貴志さんの描く「人間の狂気」は一品ですね。 一言で言うとキモ!!(褒め言葉ですm(_ _)m) 貴志さん特有の、流れるような強弱のある構成、 狂気溢れるハイライト及びクライマックスシーンがすごすぎて、 一気読みせざるをえない作品です。 読んだ後 「ふひぃ〜・・・」ってなります。ほんと笑 お化け出ないのに。すごいわ。 あぁ、人間って、いい人も悪い人もいるよな。 理屈じゃな…
書くの忘れてました。 私のフェイヴァリット小説。 小野不由美さんの 「鬼談百景」。 読者投稿の怪談を元に、99話の短編がつまった 怪談の宝石箱☆とも言えるこの本、 出版社は異なりますが「残穢」とリンクしています。 リンクというか・・・2冊で1つ。 一緒に読むべき本!!です。 なぜかというと、「残穢」に登場する とても重要な怪談が数話、登場します。 ここを発見した時が、まぁ!!面白いんです◎わくわく◎ 因みに読む順番的には 「残穢」→「鬼談百景」 をお勧めしたいのですが、 逆がいいぃ〜〜!という人もいるので まぁ好みです笑 そして、まぁ、 先に「2冊で1つ☆」なんて偉そうに言いましたが 「俺は長…
今回は児童書。 「モンタギューおじさんの怖い話」。 ・・・あ、甘く見ちゃいけません。 いくら児童書だからって、しかも洋書だからって。 ぷんぷん。 とはいえ、実は私も読む前は 「えー、どうせゾンビとか、ポルターガイスト的な、ちょっと文化の差感じちゃうやつでしょw。しかも児童書ってw私怖がりたいんですけど〜〜www」 ・・・なんて大変失礼な思想で手に取ったのですが、 いやぁ、怖面白かったです。 バカにしてごめんなさいm(_ _)m そもそもこの本を手に取ったきっかけは、 表紙や挿絵のイラストがとてもセンス良くて◎ 「ロバーツ・デイヴィッド」というイラストレーターさんです。 エドワード・ゴーリーに雰…
2016年11月
「ブログリーダー」を活用して、キョーフさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。