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「花の海」
セリ(芹)は中国や韓国、日本でも食用している。韓国では一般食から宮中料理まで盛んである。家内が湯出てコチュジャンと醤油で味付け、香美味しい別味の韓国料理となった。山主の友人の田辺家へ届けた。称賛された。人と3密を避ける時でありながら情を密にする。その道から走り、小野田「花の海」に立ってポピーの花野で賞嘆した。「花の海」
2020/04/30 06:06
ナイチンゲール
コロナ脅威で死を考え「生きたい」と思う人が多くなった。東洋経済日報のコラムニスト朴仙容氏は「生」に対する執着感を率直に書いた。研究室に寄って古川教授とコロナの死に方が話題。昔の話。衛生観念の強い同僚の早死を話して笑った。家内の退職、後期高齢の前に大変長くナイチンゲール精神で務めた看護職を終えた。50余年間勤めて、感謝でありながら現職の退職という言葉は相応しくなく、職場を離れても私の看護が残っている。心強い。しかし寂しい。当分の間、私が現職、そして消えていくだろう。私だけではない。不特定な皆様も歩む道、人生である。ナイチンゲール
2020/04/29 06:28
「生」に対する執着
コロナ脅威で死を考え「生きたい」と思う人が多くなった。東洋経済日報のコラムニスト朴仙容氏は「生」に対する執着感を率直に書いた。研究室に寄って古川教授とコロナの死に方が話題。昔の話。衛生観念の強い同僚の早死を話して笑った。家内の退職、後期高齢の前に大変長くナイチンゲール精神で務めた看護職を終えた。50余年間勤めて、感謝でありながら現職の退職という言葉は相応しくなく、職場を離れても私の看護が残っている。心強い。しかし寂しい。当分の間、私が現職、そして消えていくだろう。私だけではない。不特定な皆様も歩む道、人生である。「生」に対する執着
2020/04/29 05:58
「犬のような野蛮人」
大連からマスクを送ろうとしても無理といい、安否の電話があった。武漢で早急野生病院のような作りに私を含め多くの人が顰蹙したが今は世界的な現象となっている。北朝鮮からはウィルス情報はなく、金氏の死亡説が流れている。本当か。軍隊にいる息子に会いたく「重病通知」は結構多かった時代もあった。彼が真似する祖父金一成の死亡説が何度もあったが、今度の死亡説もそのよう類であろうか。ウィルス敵に向かっての戦い、人類の不条理との戦い、国家単位の対策が明らかになった。その状況、共通の敵の前にも日韓は協力しない。永遠に絶縁になったようである。朝鮮通信使の日記では日本人を「倭人は犬のような野蛮人」と一貫して書いている。恨みは深く長い。「善隣友好」は無理だろう。「犬のような野蛮人」
2020/04/27 06:03
子弟関係
研究と教授をしてきている私としては学縁が主である。中でも子弟関係がそうである。今度出た本では私の学問的の先生、それは京城大学秋葉隆教授からソウル大学へ任晳宰先生、李杜鉉先生、そして泉靖一先生から伊藤亜人さんへ、植民地時代から現在へ、韓国から日本へ繋がった。今私の植民地研究は上水流久彦さんへ繋がっている。上水流久彦編でその事情を書いた。昨日朝日新聞に広告が載った。子弟関係
2020/04/25 20:51
自粛
久しぶりに唐戸カモンワーフまで散歩してみた。接触する人がいない。道路補修工事も終わり街が整理整頓されて、綺麗になっているが、観光客はもちろん住民もほぼ外出しない。マスクなど要らないと思えるまさにゴーストタウン。古い田園風景に戻るとも感ずる。美しく、寂しい。寂しく、美しい。韓国は死者ゼロ、終息しても良いかも知れないが、日本はまだまだ困難が続く。メディアでは人権、経済とのバランスが良い方がだとか失敗だとか毎日論じている。北朝鮮、中国、韓国などは隣接国家として成功例とされている。しかし世界戦争というより人類戦争と言える。自粛すること、そして考える期間である。自粛
2020/04/25 05:55
遠隔授業説明会
大学で遠隔授業のための説明会に出席した。十数年前創立記念シンポジウムで鵜澤副学長が司会で私は東アジアの大学間の遠隔講義を提案し、後にワンアジア支援講座でスカイプで実施した。昨今のコロナ危機により同じ教室でその夢が実行されるようになり、ある意味では良いチャンスになると思い、熱心に聞き、メモを取っていた。しかし予想以上に過ぎ長くなり、教室のドアや窓を開け、外は13度の寒さで1時間半を超えて説明会で我慢をして辛く危機状況と感じた。私の健康状況を心配している家内から電話が入り、退席させていただいた。全く私の体力の限界だった。途中退席で大変失礼してしまった。帰宅後、コロナより風邪が怖くなり、直ぐお風呂に入り体を温めたが、回復まで時間がかかった。これは私の体力によるものである。その時慰めのように内モンゴル大学の教え子から「...遠隔授業説明会
2020/04/24 04:58
social distance
不要不急ではない、最低の食糧の買い物のためにスーパーに行ったが互いに避けて通るのが異様に感ずる。物理的距離physicaldistance=separationは異様、寂しいことである。コロナのために、互いに距離を遠避けなければならない。しかし逆に社会的距離socialdistance例えば通信やSNSなどでは近づかなければならない。人間関係を疎遠にしないようにすべきであるから物理的に避け、社会的には近づかなければならない。socialdistanceの意味を正しく使い、行動を正しくすべきであろう。socialdistance
2020/04/23 05:42
ユーラシア財団
コロナ危機で自宅待機のような生活で電話通話が増えた。私からも年配の友人の石本弘之社長にも安否の電話をした。その中にワンアジア財団から嬉しいメールが届いた。支援を受けて行う講座が続けられる。感謝である。ワンアジア財団(理事長佐藤洋治、ユーラシア財団へ改名)から5年目の支援講座「アジア共同体論」(後期)も採択されたことである。ユーラシア財団
2020/04/22 06:08
家内が編集長
コロナ自粛により私と家内は新しい協力体制を試みている。定年後の老後生活の一つの例になるかも知れない。私が原稿の草稿をAコンピューターで書き、それをBコンピューターに伝送。それを家内が校正する。家内が校正した文を即私に戻してくれる。作業の進行が早くなった。家内が編集長になった(?)ような感じである。否、それより家内が私の発想、文体、校正まで関わって作業を進める。時には本の発送まで家内が担当する。二人で行っている出版に向けての仕事が家事になった感がする。pho.atHanoi,2018家内が編集長
2020/04/21 05:35
社会が委縮している
コロナ脅威で社会が委縮している。人口減少により、商店街はシャッターダウンが増して寂しくなった。私は田舎生まれ、そんな風景にも違和感がない。険しい時代を生きてきたからであろうか。田園風景、家内工業などの時代を回想する。田舎の鶏が市場の真ん中に立たされたようなソウルへの転校、さらに日本へ、世界へ、本当に劇変の人生である。それはやり直すことができない。その人生を悲惨に考えるか幸運に考えるか、ドラマを書くというなら喜劇であり、悲劇にもなりそうである。中には良い子弟学縁関係もあった。昨日が4.19、コラムにその時を思い出して一筆した。意外に良い反応を受けた。坂実雄牧師は非常に興味深く読み、貴重な証言だとコメントをしてくださった。1960年生まれの方やその時代の韓国をよく知らない人にとって良い資料であるとか、よい教訓だとか...社会が委縮している
2020/04/20 07:01
「不条理」
日韓貿易商の韓国人知人からの安否の電話、それは危機の叫びでもあった。物と人の移動の商売が完敗となっている。こん人こそ支援して上げるべきであろう。不思議な「不条理」現象である。衛生的に清潔、世界最長寿国の日本をはじめ世界の先進国という西洋社会も大変な試練になっている。ペストの時と似ているのは何回も触れたとおりである。黙々と奉仕する人が多い。ペストの主人公医師のリウーは「”いや、いや、死ぬのはいや”と叫ぶ声を僕は聞いたんです」。私も「生きたい」と言いながら死ぬ、多くの死を見てきた。医療的な戦いより政治政策的なことになった感がする。「不条理」との戦い。考えさせられることが多い。「不条理」
2020/04/19 06:16
1960年「四月学生革命」
1960年「四月学生革命」(東洋経済日報コラム2020.4.17)丁度60年前の4月19日は私が生きてきた歴史の折り目を思い出させる。私は1959年ソウル大学校師範大学にい入学、洋々たる自分の夢に向かって歩もうとしていた。初めての大学講義、アメリカから留学帰りの鄭範謨先生の教育学講義を受講した。先生は後進国の政治的運命に対してエーリッヒ・プロムの『自由からの逃避』を例にして話された。その本は私が読んだばかりの本であり興奮を抑えきれず、挙手をして発言した。その時、受講生たちから「博士」というニックネームを得た。その本は自由民主主義とは突然現れるものではないこと、そして、突然自由が与えられたら放任主義になり、社会が混乱するという内容だった。王朝、植民地、そして李承晩大統領の独裁が長く続いていた韓国、自由と民主主義の...1960年「四月学生革命」
2020/04/18 18:53
マスク
今マスク着用の時であり異様なことではない。マスクが話題になっている。スーパーで見かけた中年女性のマスクは大きく、赤と黄のカーラーフル、色と模様で異様、さらに慣れた我が生まれ故郷楊州の仮面劇のラ病患者役のお面を思い出した。その民俗に調査研究を始めたのは京城帝国大学の秋葉隆教授、その影響で私の二人の恩師任晳宰、李杜鉉先生の研究があり、無形文化財に指定されている。その楊州に我が家の得意巫女が住んでいて私の巫俗研究が始まり、そして日本との繋がって今日本に住んでいる。先生たちは英語でマスクmaskと言いながら国際的にも広く紹介した。そのマスクは祟り強いものであり、仮面劇公演に使っては燃やす。その私の学縁について論文を書いた。もうすぐ風響社から出る。今のコロナ時代を先行したのである。このマスク・ダンス(maskdance)...マスク
2020/04/18 06:15
「人間失格」
新型コロナウイルス脅威期の昨今、引き籠りの生活パターンに変わりはない。自宅での仕事や無理な休暇の人たちには辛い時間になるだろう。コラムニスト佐々木正一氏はある会社では『武士道』の読書を勧めていると書いている。近いスーパーに寄ってみたが、すれちがう間隔に距離があると感じた。人間社会が壊れる。それがもっとも危機である。以前にもあった中国発「人工的なコロナウイルス」説が再び浮上する。事実なら「人間失格」である。「人間失格」
2020/04/17 06:28
自由と自粛
ホームセンターとスーパーマーケットでは水曜日の午後なのに人は普段より多かった。移転したスーパーを探してもなかなか探せない。大学によって職員に探してもらって寄った。満車満員であった。コロナ戦争は戦地のこと、日常は平和な生活に変わりない。昨夜の世界ニュース、韓国ではコロナ選挙といい、現政権が評価されたことを伝えていた。日本人は韓国人を「早い」というが、その通りで民主主義も早い。全羅道と慶尚道の地域の差(差別)、半島の南北も極端に対照的なのは変わりがない。同じ時間帯で日本では韓国のコロナ対策の話が熱を上げていた。昨日本欄で触れた「自粛と強制」という文に韓国の張教授は「韓国の対処は強制とは思わない」といい、TBS1730ではニュースキャスターの堤氏もそうであった。しかし韓国からの中継では日本とは比較ならないほど法的規制...自由と自粛
2020/04/16 06:51
「自粛」
主治医は感染最適者のように注意説明、私にには無煙だけが救われる話のようであった。定期健診、マスクだけの動き、人間社会ではないように感じた。私は車で待機か隔離か、診察もマスク状態、大学構内の桜は後半になっている。新学期も始まらないコロナ時代、危機が迫ってくる。私は日韓のテレビニュース、数個の日刊、週刊、NYT,CNN,BBCなどにより世界を注視している。日本と韓国のメディアではそれぞれ自国が世界から注目されるように語られる。「コロナと経済」がポイントであるが、感染対策では韓国式が勧めらる話もある。命の尊重とは言うまでもないが、日本の「自粛」と韓国の「強制」が対照的である。強い指導者が望まれる声が多い。「民主か独裁か」と講演し、解職された1960年軍事クーデターの中に「419学生革命」の当時を思い出す。今週の東洋経...「自粛」
2020/04/15 05:41
『遺言』
日本に居を移ってから多くの研究調査に誘われ世界を回ることが出来た。韓国調査、中央アジア、シベリア、中国、ベトナム、台湾、サハリン、アフリカなどに世界を広く見て歩くことが出来た。多くの研究代表者に感謝している。グローバル流に逆行するナショナリズム、特に韓国のナショナリズムの危険性を強く感じた。韓国は日本を永遠の「仇」としている。シベリアの旅行記を執筆中に突飛に現われた通信使問題に没頭している。いずれシベリアへテーマを戻すつもり。その中に以前サハリンに関して主要な情報提供者の李義八氏(1923生)へ長澤秀氏がインタビューして『遺言』(三一書房)を出した。李氏は事実を事実として話している。彼は1943年2年間契約で出稼ぎにサハリン炭鉱に行った話が真率に語れている。親日と反日を超えた本である。『遺言』
2020/04/14 05:59
「文体が良い」?
昨日カミュのペストのNHK番番組の録画のものを見た。宮崎嶺雄訳の「ペスト」が朗読された。実存主義、不条理という哲学、私は大学生時代に文学評論家を目指して精読した「異邦人」、それはクライマックス、結のプロット、ストリー形式を崩し、生き方を訴えた小説として評価していた記憶がある。しかしそれには全く触れられていない。2年ほど前の放送されたものであり、目下のコロナにも関りがない。一つ気になる言葉「文体が良い」という。翻訳文ではあるが直訳であり、難雑だと思ったので一文を私なりに書き直してみた。)(本文)なしかしたそれに、旅行者はそれからまだ長い間、この町に寄りつかないであろうと確信していた。今度のペストは観光旅行の破滅であった。食堂では、ちょっと姿を見せなかったあとで、例のふくろう男のオトン氏が再び現われるのが見られたが...「文体が良い」?
2020/04/13 05:41
妻の誕生日
今日は復活祭、私の愛妻の幸子の72才の誕生日である。私にとって彼女という意味では時々書いたが、家内にとって私はどう存在であるか考えている。暴力的な人間ではないが、私中心になって彼女が犠牲になったのではないかと思う時もある。従順、協力、譲る、家事、運転、仕事、原稿など全てが私に向けている。結婚50余年変わることもない。彼女にとって私はどうであろうか、良い夫であろうか。私は決して良い人間とは言えない。彼女が私に犠牲になっているか反省している。私は失敗したことも多いが、家内との結婚は最高の選択であったと思う。妻の誕生日
2020/04/12 06:22
「恥の文化」
今、世界的に生死の危機にある中、他国を非難するべきではない。日本は世界からは中国に近い国でありながら死者が少ないので評価されているが、韓国のメディアとネットでは日本のコロナ対策は大失敗だという。日本の死者統計は死因を肺炎としてカウントしているともいう。山口新聞の佐々木正一氏は昨日のコラム「四季風」でベネディクトの「恥の文化」を引用しながら、中国政府系シンクタンク研究員が「日本の『恥の文化』が感染拡大防止に役割を果たすだろう」という見方をしていることを引用しながら、救われたような気持を述べた。日韓関係が良くなることは永遠に無理だとも感じている。「恥の文化」
2020/04/11 05:57
試練と成熟のチャンス
大学構内の桜が満開、吹雪の美しさと孤独、悲惨な時期、時代と感ずる朝である。雀が傍まで来ているのが慰めになっている。華麗な春を奪ったコロナの前に最先端の医術も無力、科学とは何を意味するのか。昨日午前中には行政に協力する面談を行った。しかし大学の方針に従って毎週行われる読書会を中止せざるを得なかった。メンバーたちに急遽連絡した。残念という私の言葉に仕方がないという反応。対処の仕方は国家、個人も様々。家内も「家の内」の人になった。4月5日に礼拝参加したことにより、感染者が出たわけではないが職場から家での待機とされている。福岡方面からは電車利用は避けるなど、人間社会が根本から無になっている。このまとまった休日をどう過ごすか、それはそれぞれ、人生の試練と成熟のチャンスとも思える。私は終活のような気持、何を残すべきか、憂い...試練と成熟のチャンス
2020/04/10 06:20
大学構内の桜が満開、吹雪の美しさと孤独、悲惨な時期、時代と感ずる朝である。雀が傍まで来ているのが慰めになっている。華麗な春を奪ったコロナの前に最先端の医術も無力なこと、科学とは何を意味するか。昨日午前中には行政に協力する面談は行った。しかし大学の方針に従って毎週行われる読書会を中止せざるを得なかった。メンバーたちに電話した。残念という私の言葉に仕方がないという反応。対処の仕方は国家、個人も様々。家内も「家の内」の人になった。病院から家での待機とされている。福岡方面からは電車利用は避ける、人間社会が根本から無になっている。このまとまった休日をどう過ごすか、それはそれぞれ、人生の試練と成熟のチャンスとも思える。私は終活のような気持、何を残すか、負担を残すか、憂いを持っている。試練と成熟のチャンス
「罰される監獄」のような砦が家
私は普段とほぼ同様な生活、家の中で本を読んで考え書くことなどが日常である。パヌル神父は「罰される監獄」のような砦が家であるという。シャーマンの巫歌に「門の外があの世である」という。監獄の独房のような家の中が安全と言える。死に至るという外は脅威の場、何の意味であろうか。外では見えない陰鬱な戦いが続いている。神父は言う。神は人に幸福だけをくれたのではない。苦難も撒いたのである(カミュの「ペスト」新潮社:141ページ)。人間は愛だけでは悟らない。苦痛と罰が必要である。私は祟り信仰に注目してきた。「罰される監獄」のような砦が家
2020/04/09 05:52
「社会的Social distance」
新造語が次々と出る。意味が逆になったり違ったりする。たとえば挺身隊が「慰安婦」に、ステンレスが「ステーン」、休戦線が「38度線」、徴用が「強制連行」など間違っている言葉でも長く通用する語として生きるのが言語である。いま世界的に最もよく使われる「社会的Socialdistance」ということばもそうである。社会人類学では敬語と回避などの文化意識を指す。目下言われている社会的距離とはクラス,人種race/民族ethnicity,ジェンダーgenderや性などの差であり、「3密」のような物理的な距離とは異なる。その学問的な用語とは異なって流行語として生きるのはよくあるものとであり、それを指摘するのが私の本意ではない。コロナとの戦いは国家や政治体制によって異なるは。ナショナル・ディスタンスへ。日本の非常宣言を非難する国...「社会的Socialdistance」
2020/04/08 05:47
「流刑」
ド~を開けると玄関の前に野菜が置かれている。家内の隣友である園田氏からであろう。刑務所の差し入れのようであり、また大阪の堀氏からの電話など温かい言葉に感謝である。刑務所という言葉は良くないかもしれないが、カミュはペスト蔓延の時の自粛状況を「流刑」という言葉を使った。私がシベリアで刑務所の残骸を見て歩き、流刑を調査したことなのに、その言葉の実感がする今である。懐かしさと違和感をある。本当に今日コロナ非常宣言が出るようである。私は韓国で非常宣言や戒厳令も数多く体験してきたの「まだか」、「伝染感染病」を数回も体験した。「ペスト」の本はカミュの名作、訳者は原文が簡潔の良い文と言いながら直訳の難文が多い。読み続けている。「流刑」
2020/04/07 06:09
「緊急事態宣言」
私は昨朝火山の麓で花見をしてきた。教会に欠席、それなりに対策をしている。コロナ世界図の中に北朝鮮は例外的に無数ジェロの安全(?)になっている。世界諸国で対処も多様である。韓国では日本の感染者の数字は信じられず隠しているとかいう。日本の死亡者数は少なく、政府と国民が慎重に対応していると思えるが、強い政府の政策として「緊急事態宣言」を期待する人も多い。「宣言」は対策であり、「麻痺」を意味するのではない。なぜ強く対応しないかと疑問を持っている人が多い。鞭(罰)文化を希望するか、国民が自制、自粛で克服していくのか。災難の多い国の日本の対策に注視したい。「緊急事態宣言」
2020/04/06 06:03
<新入生へ!>
コロナ感染者の急増の中、花見駐車場には「満車」の看板、そんな中、私と家内は教会の教壇に花を生けた。家内は一級の助手で楽しく生けている時に牧師は傍観し、私の美覚を称賛してくれた。生け花は自然の美の発見に過ぎない。空色、海の色、虹、夕焼けなどの美の発見、あまりも小さい発見に過ぎない。学科の新入生の名簿が届いた。日本人の学生に留学生も多い。講義をはじめる前に学生たちに歓迎、期待してメッセージを贈りたい。<新入生へ!>大学は小中高の単純な連続ではない。大学は知識を錬磨する。知識とは物知り博士になることではない。生き方への挑戦の場でもある。考える学生時代、その現場での経験は貴方たちの人生に大きく影響する。社会の要請に応える大学であるが、社会の注文に応じているのではない。社会や政治に制約されることはなく自由な学問の世界を体...<新入生へ!>
2020/04/05 05:56
カミュの「ペスト」
300年以上のフランス植民地であった北アフリカのアルジェリアのオランにおける1940年代でペスト、カミュの「ペスト」が「ベスト」セラーになっている。読んでいる。県知事布告の数時間前の人間関係の断絶などが今日本の緊急事態宣言の前と照らし合わせて映ってくる。ペストと闘う医師リウーを通して何を我々にメッセージを送っているのか。生き残るためには人権、経済なども無視しても良いか、政策に難題が多い。病気で死んで、経済で死んでいくか、「ペスト」では悩んでいる状況が読まれる。それは悲惨な状況を単純にレポートするわけではない。それを超えって人間性、人類愛をどう持つべきであろうかを訴えている。カミュの「ペスト」
2020/04/04 06:07
日本を「倭」「蛮」
私は山口県に住んでいながらNHKは北九州放送を視聴することが多い。下関の多くの人は福岡までを生活文化圏としている。近くの町の門司の小文字病院から院内感染者17人、脅威が肉迫している。昨日の読者会では私を除いて4人全員がマスクをし、談話の不便さを感じた。中国からの博士課程の留学生の王さんは毎日中国へ体温など報告しなければならない。今度のウィルス危機対処には独裁国がよいとか。長い歴史で王様を心から尊敬してきた人たちは理解できることであろう。私の次著の始まりの部分を皆で検討した。これから再構成、校正などの作業が続く。朝鮮通信使が日本を「倭」「蛮」といったのは当時の一般用語か差別語であったか議論した。中国で古くは「倭」は差別語ではなかったが元時代以降差別語になったと言い、通信使が使った言葉は日本を差別したことになる。」...日本を「倭」「蛮」
2020/04/03 06:02
山本孝夫氏「硫黄島の奇跡 白骨遺体に巻かれたゲートル」
コロナ危機でも昨日8時前出勤、研究所で礒永氏から寄贈された貴重な著書、史料を私の研究に参考になるように整理している中、下関出身有名映画監督佐々部氏の死去のニュースが飛び込んでショックであった。その後例年のように東アジア文化研究所所長の辞令交付式で辞令を受けた。感謝である。櫛田学長が所長室に覗いてこられた。毎日新聞・下関版には懐かしい山本孝夫氏(88)の文庫本「硫黄島の奇跡白骨遺体に巻かれたゲートル」が祝部幹雄記者によって書評として紹介された。第二次世界大戦で戦死した緒方氏の実話を元に長い間考究して書かれたものであり、本欄でも以前紹介したが今度文庫本で読みやすい。薦めたい。山本孝夫氏「硫黄島の奇跡白骨遺体に巻かれたゲートル」
2020/04/02 05:58
「朝鮮春画」
国際日本文化研究センターで発表し、議論した拙稿「朝鮮春画」が同センター広報誌「日文研」64号「センター通信」に掲載・発行された。マリノフスキーの『未開人の性生活』から露出、ヌードは美か、今の露出過多の美女とイケメンは化粧とファションの美に過ぎないか、考えたものである。「櫛で髪を整え、ココ椰子の油をぬる。爪の手入れをし、化粧する」「肌の美しい人」「乳房を露出」など朝鮮王朝の二大名画家の作品から対比してみる。春画の中に「妓生」「貴婦人」と対照的に男性ヌードが主である。何故であろうか。数人の校正などご協力に感謝したい。日文研オープンアクセスで公開しておりますので読者からのご意見やコメントをお願いしたい。https://nichibun.repo.nii.ac.jp/index.php?「朝鮮春画」
2020/04/01 05:19
2020年4月 (1件〜100件)
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