飛鳥寺
飛鳥寺は蘇我馬子が創建した日本で最初の本格的な仏教寺院です。現在は安居院という名称ですが、もとは法興寺や元興寺と呼ばれ、元興寺が平城京に移ってからは本(もと)元興寺とも呼ばれています。この小さなお寺、創建時は現在の20倍の面積があって、塔を中心に東、西、北に3つの金堂を配し、外側には回廊が廻らされていたそうです。日本で初めての瓦葺きの建物でもあります。 本尊は飛鳥大仏。光背や台座が失われ、何度も修復を受けているものの1400年前からこの場所に鎮座しているそうです。 面長の顔立ち、アーモンド形の眼、首を少しだけ左側に向け、ほかのお寺の仏さまとは少し様子が違っています。右から見ると少し厳しい表情に…
2025/02/28 07:09