幼い頃、近所の友達の家に遊びに行った時、石組みの庭を見て子供心に強い憧れを抱いた。その時代は終戦直後の昭和21年私が小学校(当時は国民学校初等科)へ入学したころでした。食べることも儘ならぬ時代だった。おじいさんは狭い庭に天竜川からコツコツと石を拾って来て小さな石庭を造っていた。日ごとに木や石が増え庭の出来上がっていくのを満足して眺めていた。私はその頃から庭の景色に興味を抱くようになった。私も結婚して家を建てることができたら狭い土地に工夫した大きく見せる庭を造りたいと夢を抱きました。昭和47年、待望の我が家が完成。次女が生まれ家族4人になり順調な成長を遂げ始めました。狭い庭の一角に小さな木を植えて庭を造り始めました。{苗木を植え始めました}昭和53年頃家の周りをヘンスで囲み庭らしい形ができてきました。{灯篭...我が家の庭