『ミニー&モスコウィッツ(1971年)』~ 孤独な男と女を祝福するカサヴェテスのラブスプリーム

『ミニー&モスコウィッツ(1971年)』~ 孤独な男と女を祝福するカサヴェテスのラブスプリーム

アメリカ映画には偉大なJ・Cが二人いる。一人はジョン・カーペンター、もう一人はジョン・カサヴェテスだ。 と、引用すると誰か偉い人が言った名言のように見えるかのテストです(誰もそんな事は言ってないと思いますのでとりあえず僕が言っておきました)。 冗談はさておき今回はジョンカペの話ではなくもう一方のアメリカ映画界の偉大なJ・C、あるいは「アメリカン・インディーズ映画の父」ことジョン・カサヴェテスの作品について書きます。 しかし、カサヴェテスと言うとどの映画をみてもカサヴェテスとしか言いようのない映画ですよね。北野武がどの映画を撮っても北野武であるように、イーストウッドがどの映画を撮ってもイーストウ…