琵琶湖を訪ねて その1
琵琶湖周航の旅われは湖(うみ)の子さすらいの旅にしあればしみじみと昇る狭霧(さぎり)やさざなみの志賀の都よいざさらば・・・・・この歌詞は,1917年に第三高等学校(京都大学)2年生の小口太郎氏が作ったものだという。小口氏は水上部(ボート部)に所属し,大津市を出て3泊〜4泊の旅程で,漕手6人舵手1人からなるフィックス艇に乗船して琵琶湖を一周する琵琶湖周航の時に思いついたものだという。1960年代に大ヒットし今もなお多くの人達に親しまれている。では,なぜこの歌が100年経過してもなお,人々に愛され続けているのであろうか。私は,今回大津市に3泊し,琵琶湖の中心部に船で移動し水質調査を行い,そして琵琶湖周辺の酒蔵で作られた数種の地酒をいただき,そして滋賀県民と語り,琵琶湖の魅力に気づいたのだ。その魅力とは何か,こ...琵琶湖を訪ねてその1
2024/11/04 17:32